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第4話・あの鐘を鳴らすのはあなた
【時代】
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メンバーたちが乗っている専用機は、12月31日の正午頃にレイキャヴィークケフラヴィーク国際空港に到着した。
専用機から降りたメンバーたちは、マイクロバスに乗って大番頭はんたちが待っているハットルグリムス教会へ向かった。
空港を出発してから80分後に、私たちが乗っているマイクロバスがハットルグリムス教会の敷地に到着した。
ハットルグリムス教会の名前の由来は、アイスランドを代表する詩人で聖職者のハットルグリムルピアトルソンから命名された。
1945年に建設開始…
それから41年後の1986年に完成したルター派の教会…
シンメトリーな美しい建物の作りは、ロケットや鳥の形によく似ている。
敷地内には、アメリカ大陸を発見した冒険家・レイブルエイリクソンの像が立っている。
マイクロバスから降りたメンバーたちは、大番頭はんたちが待っているチャペルに入った。
ところ変わって、教会のチャペルにて…
チャペルは、華美な装飾でアレンジされたプロテスタント教会らしいチャペルである。
私たちメンバーたちは、大番頭はんと事務長はんと宮出さんとケントさん夫妻と合流した。
合流後、財産書の名義変更の手続きを始めた。
「ああ、コリントイワマツヨシタカグラマシーさま、ご到着しましたね。早速始めまひょか。」
手続きが終了したあと、メンバーたちは神父さんと一緒に教会の地下室へ向かった。
教会の地下室にて…
神父さんは、金庫を解錠したあと金庫の中に入っているファンシーボックスを取り出した。
イワマツの財産書は、ファンシーボックスの中に保管されていた。
神父さんは、ファンシーボックスのふたをていねいにあけたあと、財産書が入っている封書をていねいに取り出した。
神父さんは、取り出した封書をゆっくりと私に手渡した。
この瞬間に、私は正式にイワマツのオーナーになった。
同時に、責任感と使命感を痛感した。
きょうから私は…
イワマツの当主になった…
これからは…
責任感と使命感を背負って生きて行くのだ…
逃げだすことは…
許されない…
チャペルに再び戻ったメンバーたちは、神さまに感謝するミサを挙行した。
メンバーたちは、祭壇の前で聖書を開いてアイスランド語で聖書の一節をエイショウした。
聖書をエイショウしたあと、パイプオルガンの演奏に合わせて賛美歌を合唱した。
夕方5時頃、ハットルグリムス教会を出発したメンバーたちは、レイキャヴィーク空港からヴォンヴァルディア機に乗って、アイスランド北部の北極圏に浮かぶ島・グリムスエイ島へ向かった。
グリムスエイ島…
北極圏内に浮かぶ小さな島で人口は100人…
野鳥・パフィンの楽園…
私・イワマツの本籍地…
メンバーたちは、夜8時半頃に島にある5階建ての洋館に到着した。
洋館に入る前に、メンバーたちが玄関に集まって『イワマツ回漕店』の看板を取りつける儀式を挙行した。
私は、大番頭はんから看板を受け取ったあと、ドアの右のかべに『イワマツ回漕店』の看板をゆっくりと取りつけた。
最後に、大番頭はんの音頭による三本締めで儀式をしめくくる。
儀式を終えたあと、メンバーたちは洋館に入った。
私は、洋館の入り口に立って、ぼんやりとした表情で冬の星座がきらめいている夜空をながめている。
洋館の窓に、灯りがぽつりぽつりと灯っる。
さあ…
明日からはいつもと違う日々が始まるのだ…
イワマツの当主としての第一歩を…
歩んでゆくのだ…
専用機から降りたメンバーたちは、マイクロバスに乗って大番頭はんたちが待っているハットルグリムス教会へ向かった。
空港を出発してから80分後に、私たちが乗っているマイクロバスがハットルグリムス教会の敷地に到着した。
ハットルグリムス教会の名前の由来は、アイスランドを代表する詩人で聖職者のハットルグリムルピアトルソンから命名された。
1945年に建設開始…
それから41年後の1986年に完成したルター派の教会…
シンメトリーな美しい建物の作りは、ロケットや鳥の形によく似ている。
敷地内には、アメリカ大陸を発見した冒険家・レイブルエイリクソンの像が立っている。
マイクロバスから降りたメンバーたちは、大番頭はんたちが待っているチャペルに入った。
ところ変わって、教会のチャペルにて…
チャペルは、華美な装飾でアレンジされたプロテスタント教会らしいチャペルである。
私たちメンバーたちは、大番頭はんと事務長はんと宮出さんとケントさん夫妻と合流した。
合流後、財産書の名義変更の手続きを始めた。
「ああ、コリントイワマツヨシタカグラマシーさま、ご到着しましたね。早速始めまひょか。」
手続きが終了したあと、メンバーたちは神父さんと一緒に教会の地下室へ向かった。
教会の地下室にて…
神父さんは、金庫を解錠したあと金庫の中に入っているファンシーボックスを取り出した。
イワマツの財産書は、ファンシーボックスの中に保管されていた。
神父さんは、ファンシーボックスのふたをていねいにあけたあと、財産書が入っている封書をていねいに取り出した。
神父さんは、取り出した封書をゆっくりと私に手渡した。
この瞬間に、私は正式にイワマツのオーナーになった。
同時に、責任感と使命感を痛感した。
きょうから私は…
イワマツの当主になった…
これからは…
責任感と使命感を背負って生きて行くのだ…
逃げだすことは…
許されない…
チャペルに再び戻ったメンバーたちは、神さまに感謝するミサを挙行した。
メンバーたちは、祭壇の前で聖書を開いてアイスランド語で聖書の一節をエイショウした。
聖書をエイショウしたあと、パイプオルガンの演奏に合わせて賛美歌を合唱した。
夕方5時頃、ハットルグリムス教会を出発したメンバーたちは、レイキャヴィーク空港からヴォンヴァルディア機に乗って、アイスランド北部の北極圏に浮かぶ島・グリムスエイ島へ向かった。
グリムスエイ島…
北極圏内に浮かぶ小さな島で人口は100人…
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メンバーたちは、夜8時半頃に島にある5階建ての洋館に到着した。
洋館に入る前に、メンバーたちが玄関に集まって『イワマツ回漕店』の看板を取りつける儀式を挙行した。
私は、大番頭はんから看板を受け取ったあと、ドアの右のかべに『イワマツ回漕店』の看板をゆっくりと取りつけた。
最後に、大番頭はんの音頭による三本締めで儀式をしめくくる。
儀式を終えたあと、メンバーたちは洋館に入った。
私は、洋館の入り口に立って、ぼんやりとした表情で冬の星座がきらめいている夜空をながめている。
洋館の窓に、灯りがぽつりぽつりと灯っる。
さあ…
明日からはいつもと違う日々が始まるのだ…
イワマツの当主としての第一歩を…
歩んでゆくのだ…
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