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第4話・夢を信じて

【夢を信じて】

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時は、1月3日の夕方4時半頃であった。

イワマツグループの全メンバーたちが乗っている特大専用機がタイペイ桃園国際空港《とうえんくうこう》に到着した。

専用機を降りた全メンバーたちは、特大バスに乗り換えてタイペイの中心地・仁愛路三段にある高級ホテルへ向かった。

夕方5時半頃に、全メンバーたちが乗っている特大バスが高級ホテルの玄関前に到着した。

バスから降りた全メンバーたちは、館内のエントランスに入った。

宿泊の手続きを取ったあと、各部屋へ移動した。

それから30分後であった。

サーシャさんとサーシャさんの9人の娘さんたちとポムじいさんとポムじいさんの12組の息子さん夫婦たちと大番頭はんの四女のゆなさんと五女のゆみさんがホテルに到着した。

夜7時半頃に、全メンバーたちは館内のレストランへ移動した。

ところ変わって、館内のレストランにて…

時は、夜8時頃であった。

イワマツグループの全メンバーたちが所定の席についた。

大番頭《おおばんと》はんは、全メンバーたちが席についたことを確認したあと、第1回目の全体会合を開始すると伝えた。

「えー、それではこれより第1回目のイワマツグループの全体会合を挙行いたします。」

まず最初に、全メンバーたちのごあいさつを交わした。

つづいて、イワマツを作るプロジェクトのプランニング等が発表された。

会合の最後に、大番頭はんから1月4日からの班編成が発表された。

「それでは最後に、あしたからの班ごとのメンバーを発表しますので、よく聞いてください。」

1月4日からの班編成は、次の通りである。

A班=私・大番頭はん・ケントさん・リチャードさん・事務長はん・宮出さん・たつろうさん・ミンジュンさん・ウェンビンさん・ゆかさん・ゆいさん・ゆりさん・陽子さん・美澄《みすみ》さん

B班=ルイザさん・シャノンさん・フランソワさん・テオドーラさん・ゴーダマさん・エリザさん・フローレンスさん・リマさん・ベレンガリアさん・ドナ姐《ねえ》はん・マァマ・ジェニフアさん・ニコルさん・シューインさん・シャオトンさん・ヤオさん・ジャンスさん・カナンさん・ペリンさん・アスルさん・カテリーナさん・ナターリアさん・コリーさん・ノエルさん・カヤさん・ヘレンさん・ヌギュルさん・コレルさん・エリチェーレさん・トゥバさん・タコンナーさん・スウィーティさん・プリヤンカさん・アーリャーさん・アイシュワさん・ディピカーさん・カージャルさん・パリニティーさん・プージャさん・キールティさん・ザイさん・ナタンヤラさん・カリーナさん・シュワナさん・ソナムさん・カトリーナさん・シャルマさん・キアラさん・シュルティさん・アディティさん・アミラさん・イリアナさん・ブーミーさん・カンガーナさん

C班=サーシャさん・サーシャさんの9人の娘さんたち・ゆなさん・ドリスさん

D班=ポムじいさん・ポムじいさんの息子さん夫婦たち12組・ゆみさん・エレンさん

「以上を持ちまして、第1回目のイワマツグループの全体会合を終了いたします。このあとは夕食に入ります。」

全体会合が終了したあと、ディナーに入った。

全メンバーたちは、静かな雰囲気の中でひとことも言わずにゆっくりとディナーを摂った。

メンバーたちの内訳は、B班は風俗店などのレジャー関連の運営とオルドビズ作りのプロジェクト…

C班はファッションの部門…

D班は食の部門…

A班は、総合班である。

次の日(1月4日)の午前10時頃であった。

イワマツグループの全メンバーたちは、シーフェンにいた。

ところ変わって、シーフェンの街の中心地にある鉄道線路にて…

線路沿いに、外国からお越しになられた観光客たちがたくさんいた。

観光客たちは、色とりどりのランタンの打ち上げ準備をしていた。

イワマツグループの全メンバーたちも、イワマツのご発展と繁栄などを祈願するためのランタンの打ち上げの準備をしていた。

ここのランタンの打ち上げは、主に元宵節(旧暦の1月15日・椿祭りの最終日から6日後)の前後に開催されるフェスティバルの時に行われる。

ランタンの色は9色で、色によって祈願の種類がある。

赤・健康平安
黄・金運
青・仕事事業
紫・学業合格成就
白・厄除け開運
ダイダイ・愛情
みどり・すべてうまく行く
濃い桃・良縁祈願
桃・幸福

…の9つで構成されている。

イワマツの全メンバーたちは、ランタン屋さんでランタンを買ったあと、すべての色のランタンにフェルトペンで願かけを1文字ずつていねいに書いた。

(ゴーッ)

店の人がランタンに点火した。

中身が十分に温まるまで待機したあと、思い思いのランタンを晴れ渡った空に打ち上げた。

色とりどりのランタンが打ち上げられたあと、メンバーたちは静かにいのりをささげた。

晴れ渡った空に、たくさんの色のランタンが灯った。

私たちのいのりが…

天に届きますように…
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