【プロット】ミコナとかぷせるあにまるず

ミコナとかぷせるあにまるず

苦も無くできること

そんな調子で自分の発明に絡めながらですけど、ハカセがミコナのことを見ていたいと思ったのは本心からです。だからミコナを寝かしつけるために膝に抱いて自分は座椅子に座ったまま寝ていたりもしました。

ルリアもさすがにそれは心配もしました。なのにハカセ自身は平然としてるんです。元々、発明のためならソファーに座ったまま寝るなんてことをずっと続けることができる人でしたから、本人にとっては別に問題じゃなかったそうです。

誰にでも同じことができるわけじゃありませんけど、ハカセにとってはそんなに苦も無くできることですから別にいいんでしょう。

「ふえ……」

ミコナがぐずり始めるとハッと目を覚まして、

「どうしたの？」

穏やかに問い掛けます。この時の自分の接し方がミコナの基礎になることを知っているからですね。

そうしてオムツが汚れてると察したら手際よく交換したのでした。