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ミコナとかぷせるあにまるず

あったかいお人やな……

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「ほな、これから帰りまっさ」

そう伝えて電話を切り、

「おおきに。助かりましたわ」

ティーさんは端末をセイラに帰しました。

「いえ、私もミコナさんにはお世話になっていますから」

セイラは言いながら端末を受け取ります。そこに、大叔母様が、

「早くご家族に無事な顔を見せて差し上げてください。それで、もしよろしければ、今度、お茶にしませんか?」

そう提案を。するとティーさんも、

「そら、嬉しいお誘いや。ぜひ」

笑顔で応じます。

こうしてお茶をごちそうになる約束を交わし、ティーさんは手を振りながらミコナの家に向かって飛んで行きました。

『あったかいお人やな……』

改めてセイラと大叔母様の人柄に触れてそう感じたティーさんも笑顔になっていました。

このあと、十五分ほどでティーさんは家に帰りつき、セイラと大叔母様にお茶に誘われたことを告げて、ようやく寛げたのでした。

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