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ミコナとかぷせるあにまるず
それは大変でしたね
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「ここ、セイラはんのおうちなんやね」
カラスに攫われて連れてこられたのは、セイラのお屋敷の近くの公園だったのがこれで分かりました。そんなティーさんに大叔母様が、
「お散歩ですか?」
穏やかに問い掛けます。けれどそれに対してティーさんは、
「それが、カラスに攫われたんですわ。餌と間違われて」
頭を掻きながら応えます。
「あらあら、それは大変でしたね」
大叔母様は少し驚いたように言いました。それを受けてティーさんも、
「まあ、大したことやおまへんけど。今から帰るところですねん」
改めて応えました。するとセイラが、
「ミコナさんが心配してらっしゃるのではありませんか? よろしければ電話でまず無事をお知らせしてはいかがでしょう?」
言いながら端末を出してきました。さらに大叔母様も、
「そうですね。それがよろしいかと」
言ってくれたのでした。
カラスに攫われて連れてこられたのは、セイラのお屋敷の近くの公園だったのがこれで分かりました。そんなティーさんに大叔母様が、
「お散歩ですか?」
穏やかに問い掛けます。けれどそれに対してティーさんは、
「それが、カラスに攫われたんですわ。餌と間違われて」
頭を掻きながら応えます。
「あらあら、それは大変でしたね」
大叔母様は少し驚いたように言いました。それを受けてティーさんも、
「まあ、大したことやおまへんけど。今から帰るところですねん」
改めて応えました。するとセイラが、
「ミコナさんが心配してらっしゃるのではありませんか? よろしければ電話でまず無事をお知らせしてはいかがでしょう?」
言いながら端末を出してきました。さらに大叔母様も、
「そうですね。それがよろしいかと」
言ってくれたのでした。
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