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ミコナとかぷせるあにまるず

その笑い方は

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「注文は?」

席に着いたハカセが問い掛けると、

「パンケーキ!」

ルリアとウルが声を揃えて応えました。だからハカセは、呼び鈴を押してホールスタッフを呼んで、

「パンケーキを二つ。僕にはホットコーヒーを」

と告げました。

「ご注文を確認します。パンケーキ二つにホットコーヒーがお一つですね」

若い女性のホールスタッフがそう口にすると、

「それでお願い」

ルリアが言いました。可愛らしいイルカのペットロボット?に、その女性は口元が緩みながら、

「かしこまりました」

何とかホールスタッフとしての姿勢を貫いて頭を下げて、戻っていきます。

「うふふ♡ 楽しみ~♡」

それこそ緩みきったルリアの笑顔に、ハカセも笑顔になって、

「その笑い方は、変わらないね」

言いました。ハカセがとても好きな笑顔でした。そんな彼女の笑顔にどれだけ励まされたか分からないくらいに。

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