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ミコナとかぷせるあにまるず

重畳重畳!

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それからカリナは改めてオウと一緒に買い物のためにスーパーに向かいました。

自転車置き場にドンキーを置き、店に入ります。

オウはカリナの肩に乗って。すると今度は、

「王様! こんにちは!」

五歳くらいの男の子が声をかけてきました。このスーパーでこれまでも何度も顔を合わせたことのある子でした。

「うむ! 相変わらず元気よの。重畳重畳!」

オウが男の子にそう応えている傍らで、

「こんにちは」

「こんにちは」

男の子の父親とカリナが挨拶を交わします。実はその子の父親は<主夫>であり、いつも父親と一緒に買い物に来てたのです。カリナはそれを自然と受け入れていました。彼女はそういうところには拘りがないからです。

彼女自身、ルリアに対して憧れ以上の気持ちを抱いていましたからね。『普通』とか『普通じゃない』とかはどうでもよかったのでした。

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