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ミコナとかぷせるあにまるず
木で鼻をくくったような対応
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しかし、雨水一時貯水槽は行政が管理している物のため、いくら自分の敷地内にあるものだとしても勝手に開けることはできません。メンテナンス用の出入り口を開ける鍵がないんです。なのでまず行政に電話をします。
「亀、ですか?」
「はい、亀です」
「どうして亀が?」
「それがこちらにも分からないんです。いつ入り込んだのかも。雨樋から貯水槽に続くパイプを掃除していて、今日気付いたところなので」
「え…と、そちらのお宅につきましては三日後にメンテナンスに入る予定になっておりますので、それまでお待ち願えますでしょうか」
「三日後、ですか…?」
「はい対応できるのが、それが一番早いタイミングですね」
正直、木で鼻をくくったような対応でしたが、行政というものはこういうものでしょう。全体の対応をしなければいけないので個人を優先するのは難しいのです。
「まあ、仕方ないか」
そう言ったハカセに、
「そんな…」
ミコナは悲しげに声を上げたのでした。
「亀、ですか?」
「はい、亀です」
「どうして亀が?」
「それがこちらにも分からないんです。いつ入り込んだのかも。雨樋から貯水槽に続くパイプを掃除していて、今日気付いたところなので」
「え…と、そちらのお宅につきましては三日後にメンテナンスに入る予定になっておりますので、それまでお待ち願えますでしょうか」
「三日後、ですか…?」
「はい対応できるのが、それが一番早いタイミングですね」
正直、木で鼻をくくったような対応でしたが、行政というものはこういうものでしょう。全体の対応をしなければいけないので個人を優先するのは難しいのです。
「まあ、仕方ないか」
そう言ったハカセに、
「そんな…」
ミコナは悲しげに声を上げたのでした。
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