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おはよう♡
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「おはよう♡」
朝、ミコナが朝陽のような輝く笑顔で挨拶します。
「おはよう」
「おはようさん」
「おはよう……」
ウルとティーさんとガーも、それぞれの笑顔で応えました。
『昨夜のことは大丈夫みたいだな……』
『強い子や…ミコナはん……』
昨夜のオウとのことを引きずってないかどうか気になったものの、どうやらそれほどじゃないみたいで、ホッとします。
そんなわけで、
「ほな、ワイらも手伝いまっさけ、朝ごはんの用意しまひょか」
「うん♡」
ミコナがフライパンを用意して、ガーが卵を用意して、ウルがベーコンを用意して、ティーさんがレタスを用意して、調理開始。
温めたフライパンにベーコンを敷き、そこにガーが器用に殻を割って卵を落とすと、ミコナが焼き具合を見守ってる間に、ティーさんをウルとガーが手伝ってレタスをちぎってザルに入れ、水洗い。
ザルを支えるのはティーさんとガー。そしてウルが自分も水を被りながらレタスを洗う。
かぷせるあにまるの体はプラスティックによく似た材質でできていて、食器や調理器具みたいなものなので、洗えば汚くないのです。
『それでも』ですって?
自分だってお風呂に入って体を洗ったりした手で料理を作るじゃないですか。ちゃんと洗えば平気平気。
何より、ミコナもハカセもそこまで気にしません。
それからよく水を切ってザルごとボウルに入れて、ティーさんとガーがお皿を用意して、ウルが盛り付け。
こうしてみんなが手分けしてくれるから、ミコナはベーコンと卵の焼き具合に集中できて、
「うん、今までで一番いい出来かも♡」
嬉しそうに声を上げました。
実は、お手伝いさんが昨日のうちに野菜スープとパンケーキを用意してレンジで温めるだけでいいようにしてくれてるのですが、ミコナが自分でやりたいと言い出して、一品、作るようにしているのです。
朝、ミコナが朝陽のような輝く笑顔で挨拶します。
「おはよう」
「おはようさん」
「おはよう……」
ウルとティーさんとガーも、それぞれの笑顔で応えました。
『昨夜のことは大丈夫みたいだな……』
『強い子や…ミコナはん……』
昨夜のオウとのことを引きずってないかどうか気になったものの、どうやらそれほどじゃないみたいで、ホッとします。
そんなわけで、
「ほな、ワイらも手伝いまっさけ、朝ごはんの用意しまひょか」
「うん♡」
ミコナがフライパンを用意して、ガーが卵を用意して、ウルがベーコンを用意して、ティーさんがレタスを用意して、調理開始。
温めたフライパンにベーコンを敷き、そこにガーが器用に殻を割って卵を落とすと、ミコナが焼き具合を見守ってる間に、ティーさんをウルとガーが手伝ってレタスをちぎってザルに入れ、水洗い。
ザルを支えるのはティーさんとガー。そしてウルが自分も水を被りながらレタスを洗う。
かぷせるあにまるの体はプラスティックによく似た材質でできていて、食器や調理器具みたいなものなので、洗えば汚くないのです。
『それでも』ですって?
自分だってお風呂に入って体を洗ったりした手で料理を作るじゃないですか。ちゃんと洗えば平気平気。
何より、ミコナもハカセもそこまで気にしません。
それからよく水を切ってザルごとボウルに入れて、ティーさんとガーがお皿を用意して、ウルが盛り付け。
こうしてみんなが手分けしてくれるから、ミコナはベーコンと卵の焼き具合に集中できて、
「うん、今までで一番いい出来かも♡」
嬉しそうに声を上げました。
実は、お手伝いさんが昨日のうちに野菜スープとパンケーキを用意してレンジで温めるだけでいいようにしてくれてるのですが、ミコナが自分でやりたいと言い出して、一品、作るようにしているのです。
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