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みんなで後片付け
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夕食を終えると、ミコナとハカセは二人で一緒に片付けを始めました。
本当はお手伝いさんに任せていいことなんですけど、二人でこうするのが楽しくて、ミコナが自分から始めたことでした。そうなるとハカセも娘とのコミュニケーションとしてするようになったのです。
ママが生きていた頃には、よくお手伝いをしていました。いえ、お手伝いというよりは、ミコナにとってはそれが遊びだったのでしょう。ママと一緒に遊んでたら自然とお手伝いになっていた。という感じでしょうか。
ハカセもそれを知っていたから、ママがいない分、自分がミコナと遊んであげたいと思ったのです。でも、ボール遊びとかはハカセは大の苦手なので、こうやって家のことを一緒にする方がまだなんとかなってます。
子供らしい遊びについては、ルイネとエンファに任せきりですけど。
でも、こうやってハカセが一緒に片付けをしてくれるだけでもミコナにとってはとても嬉しいことなのです。
それに、ミコナの方がずっと手慣れてて上手です。実はそれが密かに自慢だったり。
さらに今日からは、ウル達も手伝ってくれます。と言っても、体が小さいので、食器を一つずつ運んでくれるだけですね。
それでもティーさんは力持ちで、
「よっしゃ! ワイに任せんかい!!」
そう言って大きなお皿も余裕で運びます。しかも、意外なことに、ガーも、泣き虫なのに力は強かった。ウルが布巾で拭いた食器を、スイスイと運んで食器棚にしまうのです。
そしてオウはどうしているかというと、それこそ王様のように高いところでふんぞり返って見ているだけでした。
でも、誰も文句は言わない。文句を言ったところで時間の無駄だというのが分かっているからです。それに、泥棒を捕まえる時には大活躍してくれただけでもう十分でしたから。
本当はお手伝いさんに任せていいことなんですけど、二人でこうするのが楽しくて、ミコナが自分から始めたことでした。そうなるとハカセも娘とのコミュニケーションとしてするようになったのです。
ママが生きていた頃には、よくお手伝いをしていました。いえ、お手伝いというよりは、ミコナにとってはそれが遊びだったのでしょう。ママと一緒に遊んでたら自然とお手伝いになっていた。という感じでしょうか。
ハカセもそれを知っていたから、ママがいない分、自分がミコナと遊んであげたいと思ったのです。でも、ボール遊びとかはハカセは大の苦手なので、こうやって家のことを一緒にする方がまだなんとかなってます。
子供らしい遊びについては、ルイネとエンファに任せきりですけど。
でも、こうやってハカセが一緒に片付けをしてくれるだけでもミコナにとってはとても嬉しいことなのです。
それに、ミコナの方がずっと手慣れてて上手です。実はそれが密かに自慢だったり。
さらに今日からは、ウル達も手伝ってくれます。と言っても、体が小さいので、食器を一つずつ運んでくれるだけですね。
それでもティーさんは力持ちで、
「よっしゃ! ワイに任せんかい!!」
そう言って大きなお皿も余裕で運びます。しかも、意外なことに、ガーも、泣き虫なのに力は強かった。ウルが布巾で拭いた食器を、スイスイと運んで食器棚にしまうのです。
そしてオウはどうしているかというと、それこそ王様のように高いところでふんぞり返って見ているだけでした。
でも、誰も文句は言わない。文句を言ったところで時間の無駄だというのが分かっているからです。それに、泥棒を捕まえる時には大活躍してくれただけでもう十分でしたから。
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