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宿題前の予習

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(※ディランとクラウディアのお話です)

ああ…どうしようっ!?

クラウディアがっ…愛しのクララがっ…!
一ヶ月、私の部屋に寝泊まりするなんてっ…!

しかも、ジア嬢から『毎日一緒にお風呂に入って、毎日密着して寝て下さいね♡ファイトです♡』とか『二人きりの時は、クラウディア様のお胸の事はおっぱい、おまたはおまんこって言って下さいね♡』とノートから指示を受けた。

もう私とクララは、ドキドキして真っ赤になってしまった。
どうしよう…ホント…もうっ。

「ーーー幸せ過ぎるっ…」

「ディランさまぁ…♡」

自室のロングソファーに二人で寄り添い、クララは甘えん坊スイッチがオンになっている。
さっきまで両親と会話をしていた時はキリッとしてて鋭い美を纏っていたのに…ギャップ最高…尊すぎて死ねるかもしれない…。

クララと両思いになれたのは、ジア嬢と…クララ自身の勇気のおかげだ。
凄く驚いたけどね…あんなに動揺した事あったかな。

だって…あのクララが実は甘えん坊で、いきなり抱きついてきたんだよ?
すりすりして甘えてきて……全身幸せだったけど、特に胸元が幸せだったな。
クララがノーブラなのは一瞬でわかったから、とってもドキドキしたなぁ…♡

だから……勢いで、食べちゃった…♡

でも、衝動に任せたせいか…クララが可愛いって事しか覚えてないって、重症だよね。
後…妙に意識して照れちゃって、あれ以来、えっちな事出来てないし…わぁ、これをアリステアに知られたら、絶対『ヘタレ』って言われるな。

まあ…とにもかくにも、あの一件から、クララはいつも素直に甘えてくれる様になってくれたんだよね。

こんな可愛いクララと、一ヶ月も一緒にいれる!

クララが自室にいるシチュエーションなんて、今までたくさんあったけど、泊まりだよ?泊まり…!

一日目でこの幸福感…ああ、駄目になっちゃいそう。

「ディランさまぁ♡クララの頭、撫で撫でしてぇ♡」

ああああ、か、か"わ"い"い"っ…!
自分の世界に入り過ぎていると、クララがとろけた上目遣いでおねだりしてきたっ!
あまーくね…♡

私のクララ、世界一可愛い…♡

「うん♡たくさん撫で撫でしよーねっ♡」

「嬉しい…でしゅ♡あっ…ひゃ…♡」

わ、自らすり寄ってきたっ……可愛い…好きぃ…。
小動物みたいな仕草に、またハートを撃ち抜かれる。

「っ♡私のクララは本当に可愛いねっ♡」

「か、かわっ…!?ディ、ディランしゃまぁ…ふ、不意打ちは、ドキドキしちゃいます…♡」

「ふふ…照れちゃって…♡可愛い…♡」

「も、もう………もっと甘えたくなっちゃう…」

嬉しそうに拗ねたみたいな声出して可愛いー♡
あー、もう、デレデレが止まらないー♡

「うん、いいよ。私も、もっと甘やかしたいから……今まで出来なかった分も含めてたっぷりね♡何でも、私がしてあげる♡」

「た、たっぷりっ、何でもっ…!?そ、そんな事されたらっ…クララ、ディランさまがいないと何にも出来ないダメな子になっちゃいます…」

「クララは自分を律せれるいい子だから大丈夫だよ。まあ………仮になったとしても、私は構わないよ」

「え、ええっ…そのっ…」

甘く、真剣に囁くと…クララが真っ赤になってあたふたした……驚いた?
ふふ…君が思っているより遥かに、私の愛は重いよ♡
クララがクララという存在である限り、例え君が醜い姿になっても愛せる自信があるよ。

それにね…婚約者としての仕事が出来なくなったり、社交の場に出れなくなっても大丈夫。
私と公爵家の力があれば、クララを一生守り抜く事は簡単だから。

「どうやら私は、愛している相手を際限なく甘やかしたい性分らしい。だから…いいよ♡」

「ひ、ひえ…♡」

「よしよし♡クララはいい子だね♡今日も両親に、お手本の様な挨拶が出来てとっても偉かったね♡」

「っ!…う、うん…♡クララ頑張ったの…♡」

「うんうん、いい子いい子♡んっ、ちゅ」

「ひゃあっ…♡」

私はクララの額や頬にキスの雨を降らせた。

「君が望むなら、食事も食べさせてあげるし、体も洗ってあげる」

「………ディランさまぁ…」

「うん、何かな?」

「じゃ、じゃあ…頑張ったクララに…ご褒美ちょうだい…?」

「ん、いいよ♡何がいーい?」

「……………………っこ」

「うん?なぁに?」

「ディランさまっ、クララ、抱っこしてほしーの…」

「ーーー!」

「…ねぇ…だっこぉ………だめぇ…?」

「…………………駄目じゃないよ。全然駄目じゃない」

「ほ、ほんとですか…!」

「うん。ほら、ここにおいで」

「うんっ♡」

わぁ、危ない。
クララが可愛すぎて心臓が止まるかと思った。

私…これから何百回…いや、何万回これを経験する事になるんだろうか…。

ーーーって、わああああ。

向かい合わせに膝に座ってきたクララが抱きついてきた感触でわかった…。

クララ、またノーブラだ。
上着で隠してたから気づかなかった…。

え?
わざと?
わざとなの?

本当のクララを知った今、天然のつけ忘れという線も捨てきれないけど…。

胸元にぎゅうっと押し付けられた柔らかすぎるおっぱい……それと、クララのお尻の感触にいけない気分になってしまう。
クララの腰に両腕を回すが、もう少し下げて揉みしだきたいっ…。

「ディランさまぁ…クララ幸せです…♡」

「っ…私もだよ」

あっ…クララがすり寄るたびに、マシュマロが…むにゅむにゅ形を変えて…うん、駄目だ、理性が溶ける。

「クララ……おっぱいも、よしよしして欲しいの?」

「…!!き、気づいてくれた…♡嬉しい…♡」

うわああああ、わ、わざとだったーーー!
しかも、嬉しいの…!?

そ、そっか…ふふっ…わざとかぁ…♡
気づいて欲しかったのかぁ…♡

甘えん坊で、意外にもえっちな事に積極的で…♡
クララがえっちで可愛い…♡
あ"あ"…好き…♡

「あ、あのね…?」

「うん」

「クララね…?」

「うん」

「色んなところ、撫で撫でしてほしーの…」

「!…こ、ここ、とか…?」

「ひゃんっ!?あっ…♡んっ、ひゃい…♡」

両手をスススッと下げて、クララのお尻を控えめに撫でると、可愛いえっちな声を上げて、嬉しそうなとろとろした表情になった。

ーーーって、あれ…?

「………クララ?まさかっ……」

確認のため、お尻全体をまさぐる様に揉んだ。
え、え、え、うそーーーーー!

私はクララのスカートの中に手を入れて、クララの綺麗で可愛い大事な部分に触れた。

はい、とろとろぬるぬるでした。

「あんっ♡や、ああんっ♡お、おまんこから、なでなでしてくれるの…?♡」

「下も、履いてないの…?」

「は、はいぃっ♡あっ!あああっ…ゆ、ゆびっ…♡ゆび、きもちぃ…♡もっとぉ…♡もっとよしよししてぇ…♡」

ク、クララ…!!
君っ、本当に素直で積極的になったね…!?

とろとろな…お、おまんこの誘惑に勝てず、思わず指を突っ込むと、私の指に甘えるみたいに…きゅうきゅうと締め付けてきた。

まるで『抱っこ…!』と言っている様に感じる。
クララは、ここも甘えん坊なんだね……好き。



「……クララ、ジア嬢の宿題に備えて、予習しても…いいかな?」

「ひゃい…♡いっぱいよしよししてぇ…♡」

私のクララ…全力で甘やかして、全力で守るよ。
こんな可愛いクララを、絶対あいつになんか渡さない…!
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