19 / 32
宿題前の予習
しおりを挟む(※ディランとクラウディアのお話です)
ああ…どうしようっ!?
クラウディアがっ…愛しのクララがっ…!
一ヶ月、私の部屋に寝泊まりするなんてっ…!
しかも、ジア嬢から『毎日一緒にお風呂に入って、毎日密着して寝て下さいね♡ファイトです♡』とか『二人きりの時は、クラウディア様のお胸の事はおっぱい、おまたはおまんこって言って下さいね♡』とノートから指示を受けた。
もう私とクララは、ドキドキして真っ赤になってしまった。
どうしよう…ホント…もうっ。
「ーーー幸せ過ぎるっ…」
「ディランさまぁ…♡」
自室のロングソファーに二人で寄り添い、クララは甘えん坊スイッチがオンになっている。
さっきまで両親と会話をしていた時はキリッとしてて鋭い美を纏っていたのに…ギャップ最高…尊すぎて死ねるかもしれない…。
クララと両思いになれたのは、ジア嬢と…クララ自身の勇気のおかげだ。
凄く驚いたけどね…あんなに動揺した事あったかな。
だって…あのクララが実は甘えん坊で、いきなり抱きついてきたんだよ?
すりすりして甘えてきて……全身幸せだったけど、特に胸元が幸せだったな。
クララがノーブラなのは一瞬でわかったから、とってもドキドキしたなぁ…♡
だから……勢いで、食べちゃった…♡
でも、衝動に任せたせいか…クララが可愛いって事しか覚えてないって、重症だよね。
後…妙に意識して照れちゃって、あれ以来、えっちな事出来てないし…わぁ、これをアリステアに知られたら、絶対『ヘタレ』って言われるな。
まあ…とにもかくにも、あの一件から、クララはいつも素直に甘えてくれる様になってくれたんだよね。
こんな可愛いクララと、一ヶ月も一緒にいれる!
クララが自室にいるシチュエーションなんて、今までたくさんあったけど、泊まりだよ?泊まり…!
一日目でこの幸福感…ああ、駄目になっちゃいそう。
「ディランさまぁ♡クララの頭、撫で撫でしてぇ♡」
ああああ、か、か"わ"い"い"っ…!
自分の世界に入り過ぎていると、クララがとろけた上目遣いでおねだりしてきたっ!
あまーくね…♡
私のクララ、世界一可愛い…♡
「うん♡たくさん撫で撫でしよーねっ♡」
「嬉しい…でしゅ♡あっ…ひゃ…♡」
わ、自らすり寄ってきたっ……可愛い…好きぃ…。
小動物みたいな仕草に、またハートを撃ち抜かれる。
「っ♡私のクララは本当に可愛いねっ♡」
「か、かわっ…!?ディ、ディランしゃまぁ…ふ、不意打ちは、ドキドキしちゃいます…♡」
「ふふ…照れちゃって…♡可愛い…♡」
「も、もう………もっと甘えたくなっちゃう…」
嬉しそうに拗ねたみたいな声出して可愛いー♡
あー、もう、デレデレが止まらないー♡
「うん、いいよ。私も、もっと甘やかしたいから……今まで出来なかった分も含めてたっぷりね♡何でも、私がしてあげる♡」
「た、たっぷりっ、何でもっ…!?そ、そんな事されたらっ…クララ、ディランさまがいないと何にも出来ないダメな子になっちゃいます…」
「クララは自分を律せれるいい子だから大丈夫だよ。まあ………仮になったとしても、私は構わないよ」
「え、ええっ…そのっ…」
甘く、真剣に囁くと…クララが真っ赤になってあたふたした……驚いた?
ふふ…君が思っているより遥かに、私の愛は重いよ♡
クララがクララという存在である限り、例え君が醜い姿になっても愛せる自信があるよ。
それにね…婚約者としての仕事が出来なくなったり、社交の場に出れなくなっても大丈夫。
私と公爵家の力があれば、クララを一生守り抜く事は簡単だから。
「どうやら私は、愛している相手を際限なく甘やかしたい性分らしい。だから…いいよ♡」
「ひ、ひえ…♡」
「よしよし♡クララはいい子だね♡今日も両親に、お手本の様な挨拶が出来てとっても偉かったね♡」
「っ!…う、うん…♡クララ頑張ったの…♡」
「うんうん、いい子いい子♡んっ、ちゅ」
「ひゃあっ…♡」
私はクララの額や頬にキスの雨を降らせた。
「君が望むなら、食事も食べさせてあげるし、体も洗ってあげる」
「………ディランさまぁ…」
「うん、何かな?」
「じゃ、じゃあ…頑張ったクララに…ご褒美ちょうだい…?」
「ん、いいよ♡何がいーい?」
「……………………っこ」
「うん?なぁに?」
「ディランさまっ、クララ、抱っこしてほしーの…」
「ーーー!」
「…ねぇ…だっこぉ………だめぇ…?」
「…………………駄目じゃないよ。全然駄目じゃない」
「ほ、ほんとですか…!」
「うん。ほら、ここにおいで」
「うんっ♡」
わぁ、危ない。
クララが可愛すぎて心臓が止まるかと思った。
私…これから何百回…いや、何万回これを経験する事になるんだろうか…。
ーーーって、わああああ。
向かい合わせに膝に座ってきたクララが抱きついてきた感触でわかった…。
クララ、またノーブラだ。
上着で隠してたから気づかなかった…。
え?
わざと?
わざとなの?
本当のクララを知った今、天然のつけ忘れという線も捨てきれないけど…。
胸元にぎゅうっと押し付けられた柔らかすぎるおっぱい……それと、クララのお尻の感触にいけない気分になってしまう。
クララの腰に両腕を回すが、もう少し下げて揉みしだきたいっ…。
「ディランさまぁ…クララ幸せです…♡」
「っ…私もだよ」
あっ…クララがすり寄るたびに、マシュマロが…むにゅむにゅ形を変えて…うん、駄目だ、理性が溶ける。
「クララ……おっぱいも、よしよしして欲しいの?」
「…!!き、気づいてくれた…♡嬉しい…♡」
うわああああ、わ、わざとだったーーー!
しかも、嬉しいの…!?
そ、そっか…ふふっ…わざとかぁ…♡
気づいて欲しかったのかぁ…♡
甘えん坊で、意外にもえっちな事に積極的で…♡
クララがえっちで可愛い…♡
あ"あ"…好き…♡
「あ、あのね…?」
「うん」
「クララね…?」
「うん」
「色んなところ、撫で撫でしてほしーの…」
「!…こ、ここ、とか…?」
「ひゃんっ!?あっ…♡んっ、ひゃい…♡」
両手をスススッと下げて、クララのお尻を控えめに撫でると、可愛いえっちな声を上げて、嬉しそうなとろとろした表情になった。
ーーーって、あれ…?
「………クララ?まさかっ……」
確認のため、お尻全体をまさぐる様に揉んだ。
え、え、え、うそーーーーー!
私はクララのスカートの中に手を入れて、クララの綺麗で可愛い大事な部分に触れた。
はい、とろとろぬるぬるでした。
「あんっ♡や、ああんっ♡お、おまんこから、なでなでしてくれるの…?♡」
「下も、履いてないの…?」
「は、はいぃっ♡あっ!あああっ…ゆ、ゆびっ…♡ゆび、きもちぃ…♡もっとぉ…♡もっとよしよししてぇ…♡」
ク、クララ…!!
君っ、本当に素直で積極的になったね…!?
とろとろな…お、おまんこの誘惑に勝てず、思わず指を突っ込むと、私の指に甘えるみたいに…きゅうきゅうと締め付けてきた。
まるで『抱っこ…!』と言っている様に感じる。
クララは、ここも甘えん坊なんだね……好き。
「……クララ、ジア嬢の宿題に備えて、予習しても…いいかな?」
「ひゃい…♡いっぱいよしよししてぇ…♡」
私のクララ…全力で甘やかして、全力で守るよ。
こんな可愛いクララを、絶対あいつになんか渡さない…!
30
お気に入りに追加
197
あなたにおすすめの小説
床上手な純情くノ一、ガチムチ忍者に堕とされる
蟹江ビタコ
恋愛
優秀なくノ一・雪音は、とある城に住まう極悪領主の暗殺を命じられて旅立った。そこでとある忍者と出逢い、どういうわけか床勝負へともつれ込んでしまい……。
※横文字は意図的に使用しております。
※和風ベースに中華風も若干まじっておりますが、設定はゆるゆるです。
※※一部内容を変更して、ムーンライトノベルズ様、pixiv様にも投稿しております※※
拝啓、婚約者様。ごきげんよう。そしてさようなら
みおな
恋愛
子爵令嬢のクロエ・ルーベンスは今日も《おひとり様》で夜会に参加する。
公爵家を継ぐ予定の婚約者がいながら、だ。
クロエの婚約者、クライヴ・コンラッド公爵令息は、婚約が決まった時から一度も婚約者としての義務を果たしていない。
クライヴは、ずっと義妹のファンティーヌを優先するからだ。
「ファンティーヌが熱を出したから、出かけられない」
「ファンティーヌが行きたいと言っているから、エスコートは出来ない」
「ファンティーヌが」
「ファンティーヌが」
だからクロエは、学園卒業式のパーティーで顔を合わせたクライヴに、にっこりと微笑んで伝える。
「私のことはお気になさらず」
私は私で勝手に生きていきますから、どうぞご自由にお捨てになってください。
木山楽斗
恋愛
伯爵令嬢であるアルティリアは、婚約者からある日突然婚約破棄を告げられた。
彼はアルティリアが上から目線だと批判して、自らの妻として相応しくないと判断したのだ。
それに対して不満を述べたアルティリアだったが、婚約者の意思は固かった。こうして彼女は、理不尽に婚約を破棄されてしまったのである。
そのことに関して、アルティリアは実の父親から責められることになった。
公にはなっていないが、彼女は妾の子であり、家での扱いも悪かったのだ。
そのような環境で父親から責められたアルティリアの我慢は限界であった。伯爵家に必要ない。そう言われたアルティリアは父親に告げた。
「私は私で勝手に生きていきますから、どうぞご自由にお捨てになってください。私はそれで構いません」
こうしてアルティリアは、新たなる人生を送ることになった。
彼女は伯爵家のしがらみから解放されて、自由な人生を送ることになったのである。
同時に彼女を虐げていた者達は、その報いを受けることになった。彼らはアルティリアだけではなく様々な人から恨みを買っており、その立場というものは盤石なものではなかったのだ。
ポンコツ女子は異世界で甘やかされる(R18ルート)
三ツ矢美咲
ファンタジー
投稿済み同タイトル小説の、ifルート・アナザーエンド・R18エピソード集。
各話タイトルの章を本編で読むと、より楽しめるかも。
第?章は前知識不要。
基本的にエロエロ。
本編がちょいちょい小難しい分、こっちはアホな話も書く予定。
一旦中断!詳細は近況を!
完璧に逃げた令嬢はスパイに求婚される
きみどり
恋愛
一回目の人生で婚約者の王太子と、その浮気相手の自称運命の乙女に悪役に仕立てられ…理不尽な死をとげたシャロン。だが、処刑されたはずのシャロンは赤子に戻っていた…!?二回目の人生は全てを捨てて自由に生きる!徹底的に計画を立て、完璧に逃げたシャロンに待ち受けるものとはーーー!
(*中編から性描写があります。外部でも投稿しております)
【R18】溺愛される公爵令嬢は鈍すぎて王子の腹黒に気づかない
かぐや
恋愛
公爵令嬢シャルロットは、まだデビューしていないにも関わらず社交界で噂になる程美しいと評判の娘であった。それは子供の頃からで、本人にはその自覚は全く無いうえ、純真過ぎて幾度も簡単に拐われかけていた。幼少期からの婚約者である幼なじみのマリウス王子を始め、周りの者が
シャルロットを護る為いろいろと奮闘する。そんなお話になる予定です。溺愛系えろラブコメです。
女性が少なく子を増やす為、性に寛容で一妻多夫など婚姻の形は多様。女性大事の世界で、体も中身もかなり早熟の為13歳でも16.7歳くらいの感じで、主人公以外の女子がイケイケです。全くもってえっちでけしからん世界です。
設定ゆるいです。
出来るだけ深く考えず気軽〜に読んで頂けたら助かります。コメディなんです。
ちょいR18には※を付けます。
本番R18には☆つけます。
※直接的な表現や、ちょこっとお下品な時もあります。あとガッツリ近親相姦や、複数プレイがあります。この世界では家族でも親以外は結婚も何でもありなのです。ツッコミ禁止でお願いします。
苦手な方はお戻りください。
基本、溺愛えろコメディなので主人公が辛い事はしません。
【R18】殿下!そこは舐めてイイところじゃありません! 〜悪役令嬢に転生したけど元潔癖症の王子に溺愛されてます〜
茅野ガク
恋愛
予想外に起きたイベントでなんとか王太子を救おうとしたら、彼に執着されることになった悪役令嬢の話。
☆他サイトにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる