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けものとさいかいしまして
32わ。(R18ようちゅうい)
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「ふっ…うう…んっ」
果てしなく長い時間、離れていたような気がするカナタを取り戻すかのように、ガルフは長い口づけを交わした。
強く唇を押し付けては離し、角度を変えて唇を押し付けたり、カナタの唇を食んだりするように同じキスであっても形を変えて激しく求めた。
「んっ、んん」
甘い声を上げるカナタもガルフの肩をそっと掴んで自分からも唇を押し当てて接吻を交わす。
やがてガルフは舌を突き出してカナタの口内へと忍ばせた。
人よりも温度の高い舌が、自分の口内に侵入してくるのを感じるカナタは、自分の体温も上昇するのを感じながら舌を絡めていく。
ずっと欲しくて仕方のなかった互いの熱と温もりを、埋められなかった時間の分を埋めていくように水音と吐息の音を響かせながら貪り合った。
「(ガルフの硬いのが…当たってる…)」
ガルフは無意識に、タオルを巻いているだけの下半身をカナタに押し付けていた。
そこはもう既に硬くなっていて、今すぐにでも挿入してしまいたいと疼いていた。
「…っはぁ、カナタ…」
口を離して、銀の糸を引いて途切れた瞬間に、ガルフは低い声でカナタの名を呼んだ。
そっと、手を肩にかけて優しく…とても優しくカナタの衣服を脱がしていく。
とても、半分は狼とは思えないほどの優しさ、そして他の誰にも見せない優しさだとカナタはうっとりと思っていた。
「ガルフ、愛してる…」
「俺もだ…」
互いに瞳を細めて見つめ合えば、ガルフはそのままソファにカナタを押し倒した。
カナタの上半身が脱がされ白い素肌が晒されていくと、ガルフは胸の突起へと吸い付いた。
卑猥な音を立て、カナタの突起を濡らしながら舌で転がしたり、唇で吸い付いたりする。
「は…っ、あぁ…」
胸先から伝わってくる刺激に、カナタは肩を震わせて甘い声を上げる。
「いい声で啼くよな…カナタはよ」
口を離して指でカナタの突起を弾くガルフは、カナタを見上げてにっと笑った。
「し、仕方ないだろ、こんなことされて声が出ないわけないし…」
ガルフの不敵な笑みを見て、カナタは顔を真っ赤にして瞳を逸らす。
「もっと、俺の前でだけ啼けよ…」
そう言ってガルフは再びカナタの突起を片方は口で、片方は指で刺激し興奮させていく。
カナタの上げる嬌声でガルフの興奮もさらに高まっていき、互いの艶のある体温は留まることを知らずにあがっていった。
ガルフは、カナタの突起に吸い付いたまま、器用に下着も脱がして行く。
「あっ、が…るふ…」
指先に唾を塗り、カナタの後孔に指をあてがったガルフは、つぷっと挿入していく。
「んんっ!」
刹那、走る刺激に声を上げるカナタ。
久々の繋がり…その期待もあってか、カナタのナカはすぐにガルフの指を受け入れてどんどんと入っていく。
「すげ、ナカもう蕩けそうじゃねえかよ」
ガルフは、あまりにもすんなりと自身の指を受け入れるカナタのナカの様子に驚きと嬉しさと、支配欲で心が満ちていく。
「や…だ…」
カナタはふるふると首を横に振った。
「なんだよ?まだ、無理だったか?」
カナタからの拒否の言葉にガルフはドキッとして指を引き抜こうとした。
けれど、カナタはまた首を横に振った。
「ちが…う、指じゃなくて、ガルフのが…いい…」
カナタは蕩けた表情で熱い息を吐きながら、自分の身体を愛撫している間もタオルの下で胎動させていたガルフのモノが欲しくて仕方ないと言う表情になっていった。
「…く…っそ、お前、いつからそんな煽り上手になったんだよ」
カナタの蕩けた表情、甘い声、細い体…全てにガルフの興奮を抑えることはできなかった。
「ずっと埋められなかったから、これからも…離れちゃうと思ってたから…」
もう二度と繋がれることなどないという覚悟もあった。
それでもこうしてまた一緒になることができ、求めるなという方が無理な話だった。
ガルフはカナタの言葉で、そうだな、と微笑みゴムに手を伸ばそうとした。
「やだ、そのままがいい…」
「なっ、お前なあ…」
初めての時は、ゴムなんて無かった。
けれど、一応用意はした。
それでも今のカナタはガルフの熱を直接感じ取りたくて、ガルフの手からゴムを取り上げた。
そうしている間にも、ガルフは自身の欲が暴発してしまいそうだった。
「知らねえからな…」
そう言って、タオルを全て下ろすと猛りきった肉棒を露わにしてカナタのひくひくと求めて蠢く後孔に押し当てる。
「挿入れるぜ?」
「うん…ガルフの、ちょうだい…」
カナタの頷きと言葉が合図になったかのように、ガルフは押し当てたまま腰をぐっと押し入れた。
「うぁっ、んん!」
「ぐっ…う。はっ、はぁ…」
カナタのナカは今のガルフの興奮を受け入れるには狭かったけれど、心地よかった。
熱いのに、あたたかくて…狭いのに包み込まれている。
まるで、カナタの人となりそのもののようにガルフの自身を受け止めるカナタを優しく抱きながらガルフは少しずつ腰を前後させる。
「カナタっ…カナタ…!」
「あっ、あっ…ガルフっ…ああっ」
喘ぎ声とソファの軋む音と水音がリビングに響く。
ガルフは、カナタの背中から覆いかぶさり、そのまま項に唇をあてて吸い付く。
至る所に、自分のものだという証を残していき、最後は項に歯を立てるも…一瞬の理性で、このまま噛みついてしまっていいのかと、抑えた。
「噛んで、よ…」
荒い息を漏らしながら、躊躇ったガルフに向かってカナタは告げた。
「いい、のかよ…」
「いいに、決まってる…僕は、ガルフがいい。これからずっと一緒に居るって証を、残して…」
「わかった…」
結局さいごはカナタが一押しをくれる。
その優しさも何もかも、これから離れることなく守っていくと言う誓いも込め、ガルフはカナタの項に噛みつき、自身の証を残した。
「ううっ、ああぁっ!」
「くっ、も…出す、からな!」
最後に激しく突き上げて、ガルフの猛る塊をカナタの胎の一番奥まで入れ込んでしまうと、そこに熱く長い時間精を注ぎ込み、カナタを抱きしめたままガルフは自分の想いと共に欲も全て、カナタの中に刻むように流しこんだ。
……
「ガルフ…」
ソファで横たわり、ガルフの胸で抱き留められながら、カナタは掠れた声で名を呼ぶ。
「ありがとう…」
「は、なに言ってんだよ。礼を言うのはこっちの方だっての」
カナタの全てが輝いて美しく見えるガルフは、何度も髪を撫でて微笑んで見つめていた。
「僕たち、もう、大丈夫だよね」
「ああ、大丈夫だ。俺も、お前も、ルウも…もう離れることは無え」
「よかった…」
疲れと安堵とガルフに抱きしめられている居心地のよさに包まれながら、カナタはそのまま眠りへと落ちて行った。
もう、大丈夫なんだ…これから、ずっと一緒に、いられるんだ…。
カナタは今までで一番の安らぎを感じる深い眠りに身を任せていった。
果てしなく長い時間、離れていたような気がするカナタを取り戻すかのように、ガルフは長い口づけを交わした。
強く唇を押し付けては離し、角度を変えて唇を押し付けたり、カナタの唇を食んだりするように同じキスであっても形を変えて激しく求めた。
「んっ、んん」
甘い声を上げるカナタもガルフの肩をそっと掴んで自分からも唇を押し当てて接吻を交わす。
やがてガルフは舌を突き出してカナタの口内へと忍ばせた。
人よりも温度の高い舌が、自分の口内に侵入してくるのを感じるカナタは、自分の体温も上昇するのを感じながら舌を絡めていく。
ずっと欲しくて仕方のなかった互いの熱と温もりを、埋められなかった時間の分を埋めていくように水音と吐息の音を響かせながら貪り合った。
「(ガルフの硬いのが…当たってる…)」
ガルフは無意識に、タオルを巻いているだけの下半身をカナタに押し付けていた。
そこはもう既に硬くなっていて、今すぐにでも挿入してしまいたいと疼いていた。
「…っはぁ、カナタ…」
口を離して、銀の糸を引いて途切れた瞬間に、ガルフは低い声でカナタの名を呼んだ。
そっと、手を肩にかけて優しく…とても優しくカナタの衣服を脱がしていく。
とても、半分は狼とは思えないほどの優しさ、そして他の誰にも見せない優しさだとカナタはうっとりと思っていた。
「ガルフ、愛してる…」
「俺もだ…」
互いに瞳を細めて見つめ合えば、ガルフはそのままソファにカナタを押し倒した。
カナタの上半身が脱がされ白い素肌が晒されていくと、ガルフは胸の突起へと吸い付いた。
卑猥な音を立て、カナタの突起を濡らしながら舌で転がしたり、唇で吸い付いたりする。
「は…っ、あぁ…」
胸先から伝わってくる刺激に、カナタは肩を震わせて甘い声を上げる。
「いい声で啼くよな…カナタはよ」
口を離して指でカナタの突起を弾くガルフは、カナタを見上げてにっと笑った。
「し、仕方ないだろ、こんなことされて声が出ないわけないし…」
ガルフの不敵な笑みを見て、カナタは顔を真っ赤にして瞳を逸らす。
「もっと、俺の前でだけ啼けよ…」
そう言ってガルフは再びカナタの突起を片方は口で、片方は指で刺激し興奮させていく。
カナタの上げる嬌声でガルフの興奮もさらに高まっていき、互いの艶のある体温は留まることを知らずにあがっていった。
ガルフは、カナタの突起に吸い付いたまま、器用に下着も脱がして行く。
「あっ、が…るふ…」
指先に唾を塗り、カナタの後孔に指をあてがったガルフは、つぷっと挿入していく。
「んんっ!」
刹那、走る刺激に声を上げるカナタ。
久々の繋がり…その期待もあってか、カナタのナカはすぐにガルフの指を受け入れてどんどんと入っていく。
「すげ、ナカもう蕩けそうじゃねえかよ」
ガルフは、あまりにもすんなりと自身の指を受け入れるカナタのナカの様子に驚きと嬉しさと、支配欲で心が満ちていく。
「や…だ…」
カナタはふるふると首を横に振った。
「なんだよ?まだ、無理だったか?」
カナタからの拒否の言葉にガルフはドキッとして指を引き抜こうとした。
けれど、カナタはまた首を横に振った。
「ちが…う、指じゃなくて、ガルフのが…いい…」
カナタは蕩けた表情で熱い息を吐きながら、自分の身体を愛撫している間もタオルの下で胎動させていたガルフのモノが欲しくて仕方ないと言う表情になっていった。
「…く…っそ、お前、いつからそんな煽り上手になったんだよ」
カナタの蕩けた表情、甘い声、細い体…全てにガルフの興奮を抑えることはできなかった。
「ずっと埋められなかったから、これからも…離れちゃうと思ってたから…」
もう二度と繋がれることなどないという覚悟もあった。
それでもこうしてまた一緒になることができ、求めるなという方が無理な話だった。
ガルフはカナタの言葉で、そうだな、と微笑みゴムに手を伸ばそうとした。
「やだ、そのままがいい…」
「なっ、お前なあ…」
初めての時は、ゴムなんて無かった。
けれど、一応用意はした。
それでも今のカナタはガルフの熱を直接感じ取りたくて、ガルフの手からゴムを取り上げた。
そうしている間にも、ガルフは自身の欲が暴発してしまいそうだった。
「知らねえからな…」
そう言って、タオルを全て下ろすと猛りきった肉棒を露わにしてカナタのひくひくと求めて蠢く後孔に押し当てる。
「挿入れるぜ?」
「うん…ガルフの、ちょうだい…」
カナタの頷きと言葉が合図になったかのように、ガルフは押し当てたまま腰をぐっと押し入れた。
「うぁっ、んん!」
「ぐっ…う。はっ、はぁ…」
カナタのナカは今のガルフの興奮を受け入れるには狭かったけれど、心地よかった。
熱いのに、あたたかくて…狭いのに包み込まれている。
まるで、カナタの人となりそのもののようにガルフの自身を受け止めるカナタを優しく抱きながらガルフは少しずつ腰を前後させる。
「カナタっ…カナタ…!」
「あっ、あっ…ガルフっ…ああっ」
喘ぎ声とソファの軋む音と水音がリビングに響く。
ガルフは、カナタの背中から覆いかぶさり、そのまま項に唇をあてて吸い付く。
至る所に、自分のものだという証を残していき、最後は項に歯を立てるも…一瞬の理性で、このまま噛みついてしまっていいのかと、抑えた。
「噛んで、よ…」
荒い息を漏らしながら、躊躇ったガルフに向かってカナタは告げた。
「いい、のかよ…」
「いいに、決まってる…僕は、ガルフがいい。これからずっと一緒に居るって証を、残して…」
「わかった…」
結局さいごはカナタが一押しをくれる。
その優しさも何もかも、これから離れることなく守っていくと言う誓いも込め、ガルフはカナタの項に噛みつき、自身の証を残した。
「ううっ、ああぁっ!」
「くっ、も…出す、からな!」
最後に激しく突き上げて、ガルフの猛る塊をカナタの胎の一番奥まで入れ込んでしまうと、そこに熱く長い時間精を注ぎ込み、カナタを抱きしめたままガルフは自分の想いと共に欲も全て、カナタの中に刻むように流しこんだ。
……
「ガルフ…」
ソファで横たわり、ガルフの胸で抱き留められながら、カナタは掠れた声で名を呼ぶ。
「ありがとう…」
「は、なに言ってんだよ。礼を言うのはこっちの方だっての」
カナタの全てが輝いて美しく見えるガルフは、何度も髪を撫でて微笑んで見つめていた。
「僕たち、もう、大丈夫だよね」
「ああ、大丈夫だ。俺も、お前も、ルウも…もう離れることは無え」
「よかった…」
疲れと安堵とガルフに抱きしめられている居心地のよさに包まれながら、カナタはそのまま眠りへと落ちて行った。
もう、大丈夫なんだ…これから、ずっと一緒に、いられるんだ…。
カナタは今までで一番の安らぎを感じる深い眠りに身を任せていった。
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