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49.通じ合う想い※R18です
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「……私もだ、シャトレーヌ。私も、お前を愛している」
熱を孕んだ深紅の双眸が、私を覗き込んだ。
「え……?」
私は、アデルバート様が告げたことばが信じられずに目を瞬いた。
今、愛していると聞こえたのは、私の願望による幻聴?
「アデルバート様が、私を……?」
「お前に拒絶されるのが怖くて、口には出せなかったが、態度では示していたつもりだがな」
……それは、私が鈍かったという事かしら。態度で示していたと言われても思い当たる節はないわ……。
でも、何で私なんかを好いてくださったのかしら。
アデルバート様と想いが通じたという信じられない出来事に、思考回路が爆発寸前だわ。
「生憎……気が付きませんでしたわ……」
「では、嫌という程分からせてやろう」
アデルバート様が私の耳元でそう呟くと、ふわりと私の体が浮き上がる。
抱え上げられたまま連れて行かれたのは、アデルバート様の寝室だった。
リネンも、枕も、全て黒一色で染め上げられた寝台に、私は横たえられた。
「お前の白い肌と金の髪が、漆黒に映えて美しい」
暗闇に浮かぶ深紅が、妖しく揺らめいた。
耳朶を軽く噛まれ、舌でなぞられるのと同時にワンピースの上から、胸の膨らみを弄られると、下腹部がじわりと熱くなるのを感じた。
「あ……」
首筋から、鎖骨に舌が這っていくと思わず声を漏らしてしまう。
「お前の肌は甘いな」
肌が甘いなんてありえない。さっきまでアミュレットを作っていたから汗だってかいているから、味がするとしたらしょっぱいはずだけれど。
「まるで、私を誘う春の花のようだ」
アデルバート様がうっとりとした表情で胸元に所有痕を刻んでいく。
吐息がかかるたびに、ぞくりと肌が粟立つ。
微弱な刺激では物足りなくて、私は催促するようにアデルバート様の上衣を脱がせた。
彫刻のような上半身が顕になると、アデルバート様の艶めかしさが増す。
「そう急かすな。まだ、お前を愛していると分からせていないだろう?」
「でもっ……」
「……我が妻は、どうしょうもなく淫らだな」
「……淫らな女は、嫌ですか……?」
数ヶ月前までは、汚れを知らない無垢な乙女だったのに、今ではこんなにもアデルバート様を求めるようになってしまった。いやらしい体になってしまったのは、自覚している。
「……私の前だけで淫らな姿を見せるお前を、どうしようもなく愛おしいと思う」
アデルバート様はそう言って、一気にワンピースを引き剥がした。
「その淫らで可愛らしいお前を、存分に味わわせてくれ」
「ああっ!」
アデルバート様が、外気に晒された胸の頂に歯を立てた。
突然の強い刺激を与えられ、体に衝撃が走った。
もう片方の胸はゆっくりと捏ね回され、面白いほどに形が歪んでいる。
「んっ……ううっ……」
私は、押し寄せる快感に、声を押し殺した。
アデルバート様の私室だから、もしかしたらアデルバート様付の侍女や、オーキッドか控えているかもしれないもの。
「声を押し殺す必要はない。私の部屋は常に人払いをしてある。存分に啼けばいい」
アデルバート様は私が噛み締めていた唇に指で触れ、解放させたのだった。
熱を孕んだ深紅の双眸が、私を覗き込んだ。
「え……?」
私は、アデルバート様が告げたことばが信じられずに目を瞬いた。
今、愛していると聞こえたのは、私の願望による幻聴?
「アデルバート様が、私を……?」
「お前に拒絶されるのが怖くて、口には出せなかったが、態度では示していたつもりだがな」
……それは、私が鈍かったという事かしら。態度で示していたと言われても思い当たる節はないわ……。
でも、何で私なんかを好いてくださったのかしら。
アデルバート様と想いが通じたという信じられない出来事に、思考回路が爆発寸前だわ。
「生憎……気が付きませんでしたわ……」
「では、嫌という程分からせてやろう」
アデルバート様が私の耳元でそう呟くと、ふわりと私の体が浮き上がる。
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耳朶を軽く噛まれ、舌でなぞられるのと同時にワンピースの上から、胸の膨らみを弄られると、下腹部がじわりと熱くなるのを感じた。
「あ……」
首筋から、鎖骨に舌が這っていくと思わず声を漏らしてしまう。
「お前の肌は甘いな」
肌が甘いなんてありえない。さっきまでアミュレットを作っていたから汗だってかいているから、味がするとしたらしょっぱいはずだけれど。
「まるで、私を誘う春の花のようだ」
アデルバート様がうっとりとした表情で胸元に所有痕を刻んでいく。
吐息がかかるたびに、ぞくりと肌が粟立つ。
微弱な刺激では物足りなくて、私は催促するようにアデルバート様の上衣を脱がせた。
彫刻のような上半身が顕になると、アデルバート様の艶めかしさが増す。
「そう急かすな。まだ、お前を愛していると分からせていないだろう?」
「でもっ……」
「……我が妻は、どうしょうもなく淫らだな」
「……淫らな女は、嫌ですか……?」
数ヶ月前までは、汚れを知らない無垢な乙女だったのに、今ではこんなにもアデルバート様を求めるようになってしまった。いやらしい体になってしまったのは、自覚している。
「……私の前だけで淫らな姿を見せるお前を、どうしようもなく愛おしいと思う」
アデルバート様はそう言って、一気にワンピースを引き剥がした。
「その淫らで可愛らしいお前を、存分に味わわせてくれ」
「ああっ!」
アデルバート様が、外気に晒された胸の頂に歯を立てた。
突然の強い刺激を与えられ、体に衝撃が走った。
もう片方の胸はゆっくりと捏ね回され、面白いほどに形が歪んでいる。
「んっ……ううっ……」
私は、押し寄せる快感に、声を押し殺した。
アデルバート様の私室だから、もしかしたらアデルバート様付の侍女や、オーキッドか控えているかもしれないもの。
「声を押し殺す必要はない。私の部屋は常に人払いをしてある。存分に啼けばいい」
アデルバート様は私が噛み締めていた唇に指で触れ、解放させたのだった。
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