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2章
マジカルスパイス
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人通りの多い町を俺とセレストは進んでいく。手には先ほど買ったスムージーを持っている。俺はパンプキンスパイシーの味のものを、彼女はベリー風味のものを。
「この世界でスムージーを買うとは思わなかったな」
美味しそうだったために購入したが、俺は飲んだことがない。割りと高いし。でも、スパイシーの響きに誘われた。
「あなたの世界から伝わった飲み物だからね」
「俺たちより前にダンジョンに入った人が居るのか?」
「迷彩柄の服を着た一団が来たの、こちらの世界との国交を築くために」
俺たちの世界から来た人々。服装から察するに自衛隊の人たちだろう。
「でも、誰も入れてはならないって決めているのに」
「それは、ねえ。自分達以外は入れないでしょう。儲かるためにね」
「何か後ろ暗い話だな」
「まあ、その前にも二人で来た人たちが居たけどね」
「でも、ダンジョンは最近出来たばかりなのに?」
「ちゃんとした入り口はね」
「他にも入り口が有ったのか?」
「そう。私が聞いた話だと魔法によって呼び出されたみたい。って本人が言ってたよ」
「会ったことがあるのか」
「誰でも顔を会わせるわ。勇者様たちだもの」
「すごい人たちなんだな。世界を救ったってリュセラも言っていた」
私的な事でダンジョンに入った自分を恥じる。
彼らと比べられる事もないだろうけど。俺は戦う力も鍛練もしていない。
俺も同じように異世界に来たが、彼らのようにはなれないだろう。その必要もなさそうだが、町を見るに平和だ。
「それはそうと、シナモン掛けすぎじゃない?」
俺の持つパンプキンスパイシーのスムージーはいつも通りシナモンを掛けている。
「セレストだって、ハチミツがスムージーの上で層みたいになってる」
「悠人もスムージーが岩肌が見える山脈みたいになってる」
セレストは笑顔になった。俺も釣られて笑ってしまう。今までの人生でセレストほど趣味の合う女性は居なかった。ハチミツをひたすら掛けている彼女を見ると、自分の食習慣をやや反省する。止められないのだが。それすら、お互い様だ。
すると、俺のポケットからスマホが浮かんで耳元まで来る。
「まるでデートね!」
スマホの言葉に俺の胸が高まり、熱く感じた。セレストとの距離感に相手も同じ気持ちを抱いているのかもと、都合のいい考えが浮かんだが何とか鎮火するためにスムージーを飲みきった。
俺は恋愛に免疫がないが、いずれ別れるであろう彼女を求めるべきでない気がした。外に連れていく事も難しいだろう。ダンジョンから帰還するまでが、今回のやるべき事だから。気恥ずかしいからではない、と思う。
「食料品の店に寄ってもいいかな?」
ふと立ち止まった先には、スパイスや調味料を売っている店がある。
店の外観は食料品のお店にしては頑丈そうな作りで、武器の工房のようだ。扉には錆びた鉄で作られた看板が掛かり、その上には魔法陣のような模様が描かれている。
「スパイスのお店だよな、魔法使いの店っぽいんだが?」
「そう。マジカルスパイスを売っているお店ね」
「なんだその心踊る響きは!」
「好きそうだと思った。私もだけど」
店の扉を開けて中に入ると、様々なスパイスや調味料が棚に並んでいる。棚以外にも宙に浮かんだが品が幾つもあった。中央にはレジのカウンターがある。
宙に浮かぶ瓶やパックには彩り鮮やかな香辛料や、輝く粉末が入っている。店主は魔法使いのような格好をしている女性で、魔法で浮かせて商品を取り扱っているようだ。
「これが魔法のスパイス、味見できますか?」
店員にそう告げる。相手はこちらをじっと観察した。
「料理人かな?」
「いえ、スパイス愛好家です」
「そんな愛好家居るんだ……」
「料理人以外では珍しいです、ぜひ味わっていって」
店主が浮いているスパイスを幾つか取ってカウンターに並べてくれた。
「シナモンがある!」
俺は飛び付いて、シナモンの瓶の蓋を開けた。中身を香ってみると、いつも通りのシナモンだった。
「普通のと一緒……」
「舐めてみなよ、分かるから」
瓶から手に落として、舐めた俺は身体のふらつきを感じた。続いて鼻に痛みがある。辺りのスパイスの香りが一気に感じられた。
「美味しい、いつものシナモンなのに」
「魔力の籠った食品は体を一瞬で強化してくれる。それがこの世界での修行」
「楽しい修行だー!」
俺は味見したシナモンをカウンターに置いて他のスパイスも味見させてもらった。そして、一通り買うために並べた。
「そうだ。凛音の分も一つ買っていこう」
浮いている砂糖の袋を一つ取ると、俺の袖に手が添えられる。
「今あの子の方が大事?」
俺は身体の動きを停止した。混乱した俺を見たセレストはしばらくこちらを見ていたが、浮いている砂糖をキャッチしてカウンターに追加した。
「悠人、買ってー」
「あ、ああ。今日は頑張ってくれたし。良いぞ」
こうして買い物を終えた俺たちは町に出た。
「そうだ、迷っている途中だった。魔力探知でリュセラを探す……」
「必要ないぞ」
「でも、それじゃ合流出来ないよ?」
「ここは大通りだ、俺たちは中央に向けて進んで宿を見つけた。寄り道はしなかったからここから中央に行けば宿が見つかる」
「へえ。優秀ね」
「旅行はほとんど行けなかったけど、習ったんだ。父さんに」
「流石あの……。いえ。じゃあ帰りましょう」
「そうだな。昼間みたいで気が付かないけど、そろそろ睡眠を取った方がいい」
俺たちは宿を目指して歩いた。ここまで歩き通しだったから、足が痛みで悲鳴をあげている。
こんなに疲れるまで歩けたのは、このダンジョンの神秘的な景色や出会いにテンションが上がって居たからかもな。着いたら取り敢えず、マジカルシナモンを試そう。休む前にな。
「この世界でスムージーを買うとは思わなかったな」
美味しそうだったために購入したが、俺は飲んだことがない。割りと高いし。でも、スパイシーの響きに誘われた。
「あなたの世界から伝わった飲み物だからね」
「俺たちより前にダンジョンに入った人が居るのか?」
「迷彩柄の服を着た一団が来たの、こちらの世界との国交を築くために」
俺たちの世界から来た人々。服装から察するに自衛隊の人たちだろう。
「でも、誰も入れてはならないって決めているのに」
「それは、ねえ。自分達以外は入れないでしょう。儲かるためにね」
「何か後ろ暗い話だな」
「まあ、その前にも二人で来た人たちが居たけどね」
「でも、ダンジョンは最近出来たばかりなのに?」
「ちゃんとした入り口はね」
「他にも入り口が有ったのか?」
「そう。私が聞いた話だと魔法によって呼び出されたみたい。って本人が言ってたよ」
「会ったことがあるのか」
「誰でも顔を会わせるわ。勇者様たちだもの」
「すごい人たちなんだな。世界を救ったってリュセラも言っていた」
私的な事でダンジョンに入った自分を恥じる。
彼らと比べられる事もないだろうけど。俺は戦う力も鍛練もしていない。
俺も同じように異世界に来たが、彼らのようにはなれないだろう。その必要もなさそうだが、町を見るに平和だ。
「それはそうと、シナモン掛けすぎじゃない?」
俺の持つパンプキンスパイシーのスムージーはいつも通りシナモンを掛けている。
「セレストだって、ハチミツがスムージーの上で層みたいになってる」
「悠人もスムージーが岩肌が見える山脈みたいになってる」
セレストは笑顔になった。俺も釣られて笑ってしまう。今までの人生でセレストほど趣味の合う女性は居なかった。ハチミツをひたすら掛けている彼女を見ると、自分の食習慣をやや反省する。止められないのだが。それすら、お互い様だ。
すると、俺のポケットからスマホが浮かんで耳元まで来る。
「まるでデートね!」
スマホの言葉に俺の胸が高まり、熱く感じた。セレストとの距離感に相手も同じ気持ちを抱いているのかもと、都合のいい考えが浮かんだが何とか鎮火するためにスムージーを飲みきった。
俺は恋愛に免疫がないが、いずれ別れるであろう彼女を求めるべきでない気がした。外に連れていく事も難しいだろう。ダンジョンから帰還するまでが、今回のやるべき事だから。気恥ずかしいからではない、と思う。
「食料品の店に寄ってもいいかな?」
ふと立ち止まった先には、スパイスや調味料を売っている店がある。
店の外観は食料品のお店にしては頑丈そうな作りで、武器の工房のようだ。扉には錆びた鉄で作られた看板が掛かり、その上には魔法陣のような模様が描かれている。
「スパイスのお店だよな、魔法使いの店っぽいんだが?」
「そう。マジカルスパイスを売っているお店ね」
「なんだその心踊る響きは!」
「好きそうだと思った。私もだけど」
店の扉を開けて中に入ると、様々なスパイスや調味料が棚に並んでいる。棚以外にも宙に浮かんだが品が幾つもあった。中央にはレジのカウンターがある。
宙に浮かぶ瓶やパックには彩り鮮やかな香辛料や、輝く粉末が入っている。店主は魔法使いのような格好をしている女性で、魔法で浮かせて商品を取り扱っているようだ。
「これが魔法のスパイス、味見できますか?」
店員にそう告げる。相手はこちらをじっと観察した。
「料理人かな?」
「いえ、スパイス愛好家です」
「そんな愛好家居るんだ……」
「料理人以外では珍しいです、ぜひ味わっていって」
店主が浮いているスパイスを幾つか取ってカウンターに並べてくれた。
「シナモンがある!」
俺は飛び付いて、シナモンの瓶の蓋を開けた。中身を香ってみると、いつも通りのシナモンだった。
「普通のと一緒……」
「舐めてみなよ、分かるから」
瓶から手に落として、舐めた俺は身体のふらつきを感じた。続いて鼻に痛みがある。辺りのスパイスの香りが一気に感じられた。
「美味しい、いつものシナモンなのに」
「魔力の籠った食品は体を一瞬で強化してくれる。それがこの世界での修行」
「楽しい修行だー!」
俺は味見したシナモンをカウンターに置いて他のスパイスも味見させてもらった。そして、一通り買うために並べた。
「そうだ。凛音の分も一つ買っていこう」
浮いている砂糖の袋を一つ取ると、俺の袖に手が添えられる。
「今あの子の方が大事?」
俺は身体の動きを停止した。混乱した俺を見たセレストはしばらくこちらを見ていたが、浮いている砂糖をキャッチしてカウンターに追加した。
「悠人、買ってー」
「あ、ああ。今日は頑張ってくれたし。良いぞ」
こうして買い物を終えた俺たちは町に出た。
「そうだ、迷っている途中だった。魔力探知でリュセラを探す……」
「必要ないぞ」
「でも、それじゃ合流出来ないよ?」
「ここは大通りだ、俺たちは中央に向けて進んで宿を見つけた。寄り道はしなかったからここから中央に行けば宿が見つかる」
「へえ。優秀ね」
「旅行はほとんど行けなかったけど、習ったんだ。父さんに」
「流石あの……。いえ。じゃあ帰りましょう」
「そうだな。昼間みたいで気が付かないけど、そろそろ睡眠を取った方がいい」
俺たちは宿を目指して歩いた。ここまで歩き通しだったから、足が痛みで悲鳴をあげている。
こんなに疲れるまで歩けたのは、このダンジョンの神秘的な景色や出会いにテンションが上がって居たからかもな。着いたら取り敢えず、マジカルシナモンを試そう。休む前にな。
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