森のハーピィ

第1章

第3羽:ハーピィ今日1人

人間、森から出ていった
また来るよ、っていってた

これあげるよって、毛布もらった
ガジガジしようとしたら止められた
したらダメだって怒られた
ガジガジしたら取り上げるって言われたから我慢する

ハーピィ今日は1人
お腹すいたから狩にでた

今日は大きな犬、人間は狼だっていってたけど、捕まえた
1人じゃ食べきれなかった
だから、土の下に隠した
ペロペロしてたら、人間は青い顔するかな

翼つかれた

書くの、少し楽しくなって来た

でも、なんか胸がざわざわするから今日はもう書くのやめる
こんな日はお月様の近くで寝るのがいいの
人間の毛布持って寝た
なんかぐっすり眠れた


朝、お家の下がすごいことなってた
うめたてたお肉無くなってた

人間、慌てて来た
怪我はないかって何回も同じの聞いてきた
ダイジョーブだっていったのにしつこかった！
人間すっごい青い顔してた
ハーピィみて、ほって、大きなため息付いてた

ハーピィ何か悪いことしたかな…

人間そのあと、銀の棒持って森の奥行くって言ってた

危ないからダメってハーピィ言った

言ったのに、人間行こうとした
人間ハーピィにダメっていうのに、ハーピィのだめは聞いてくれない

ハーピィ、ショック！

人間、聞いてくれないなら、毛布ガジガジするぞって脅した。
そしたらやめてくれた

でもちょっと残念
毛布ガジガジしたかった

人間ハーピィに高いところで寝るようにって言った
ハーピィ分かった言った

夜、人間も今日は寝るみたい
ハーピィと一緒に木の上でグーグーするかな

聞いたら嫌だって断られた
高すぎるって青い顔してた
せっかく連れて行ってあげたのに

人間翼ないからかわいそう
高いところ登れない

そしたら人間手のひら見せてきた
ハーピィの手よりぐにゃぐにゃ動いて気持ち悪かった

それでスルスル木の上登って見せた

でも、高いところ行きすぎてまた青い顔してた！

ハーピィケラケラ笑ってやった！