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第3章 煉獄を見る者達

第11話 〜勇者side〜仲間の死。

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僕、結城勇人率いる勇者パーティーに、ある1通の手紙が届いた。それは、須戸あきは、井森なくね、剣心こころが死んだという内容だった。僕は皆の前で、仲間が死んで悲しいをした。正直、クラスメイトが死ぬなんてどうでもいい。僕さえ生きていればいい。


「勇くん、悲しいね。」彼女の美咲が言う。


「そうだね。この3人の犠牲を心に刻んで強く生きていこうね皆!」思ってもない事を口にする。彼女の美咲は、俺のこうゆう本心に理解を持ってくれている。


だが、気になるな。あいつらは勇者召喚で、かなりいい職業を貰っているし、レベルも100近くある。
かなり強いはずだ。それに、勇者だから人に殺されたという可能性は限りなく低い。だとしたら、魔物かな。
だが、魔物が現れたという報告は入っていない。
もしかしたら、かなり知性のある魔物かも知れない。
それならあいつらが死んだのも合点がいく。

そういう事なら注意しないとな。魔王の手はすでにかなり近くまできているのかもしれない。
この世界を救いたいとは微塵も思わないが、魔王を倒して女で遊びまくるのもいいかもしれない。
クラスメイトの奴らは俺が命令すればすぐ股を開くし、
やりすぎて飽きた。

この世界の奴らで楽しむのも悪くないかもしれない。

今のレベルは378中々のレベルだ。
だが、この世界にはこれよりレベルが高いやつはかなり居る。またレベル上げに専念しないとな。


そういえば、この世界には冒険者ギルドといって、モンスターを倒したり、クエストをクリアするとお金が貰えるという場所があるらしい。


よし、行ってみよう!








翌日、クラスメイト達に声をかけて、冒険者ギルド皆で行く事になった。

「いらっしゃいませ。ここは冒険者ギルドでございます。」

中々美人な受付嬢がカウンターに居た。後で(性的に)喰っておこう。

早速冒険者登録というのを済ませ、Fランクのバッチを、クラスメイト達それぞれに渡された。
ランクによって受けられるクエストや、報酬、内容が違ってくるらしいが、俺達は、勇者としてレベルアップを目的として来たという、大義名分を取り付け、ランクの高い依頼を受けさせて貰える事になった。


しばらくして、クラスメイトので話し合った結果、
俺達が受けた依頼は、ドラゴンの討伐。
ドラゴンは、経験値が豊富で、素材も高い。おまけに数に弱いという俺達にうってつけのモンスターだった。
何故数に弱いかというと、ドラゴンは、かなりの巨体の為、後ろに目を配るのが難しく、範囲攻撃は、割と豊富だが、打つタイミングがないらしい。だから、前で引きつける役と、後ろからどんどん攻撃する班に分かれて戦えば楽勝なんだそうだ。


そんなこんなで、ドラゴン討伐ようの馬車に乗って1時間で目的地のドラゴンの住処に到着した。


今回倒すドラゴンは、緑色で、トカゲみたいだった。
早速、俺の聖剣撃ホーリースラッシュで奇襲を掛けた。ドラゴンは跳ね起きた。


だが、タンク職、盾鬼の内藤や、幻術師若宮が注意を引きつけるスキルや、幻覚で、ドラゴンの気を引いてくれている。中々役に立つな。


魔術師系の職業の者達が、詠唱を開始する。
そして、俺に何重にもバフ魔法が掛かった。
これならドラゴンもワンパンだな。


「行くぞ!!聖剣剣撃セイントソード!」
ピカッと、剣と、剣筋が光り、ドラゴンは、真っ二つになっていた。


「ふぅ、」
ため息を吐く。案外楽勝だったな。

ギルドへ戻り、換金と報告を済ませ、俺達はかなりの資金を得た。よし、着々と強くなっていっている。
これなら、世界最強になって、豪遊する計画も上手くいくかもな。そんな事を考えながら俺の1日が終わるのだった。
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