205 / 219
2章 人の世界へ『辺境の町ラムダ』
205.呼び止められた
しおりを挟む
ちょっと待ってくれ!
今にも走っていきそうな冒険者に向けて放った言葉は無事に届いていた様で馬に乗った冒険者は馬を止めた。
止めたのは3人組の冒険者で男3人のBランクパーティ海を渡る者のリーダーリアンだった。
いきなりすまない、俺はBランクパーティ海を渡る者のリーダーのリアンってもんだ。
それと後ろの2人がイトーヤとマクシで3人パーティでやってる。
あんたがSランク冒険者だと聞いた、無理かもしれねえが話だけでも聞いてくれないかとノアに向かってお願いしてきた。
いきなり絡まれたんかと思ったけどなんか困ってる感じやしまあ話だけ聞いてあげてもえっかと軽い感じで答えた。
本当か、それはありがたい。
ここじゃなんだから場所を変えないとなとリアンが言ったのでノアは海に行くつもりやったから海の港でええやろと言って先に行ってるからはやくおいでやといってセブを走らせて行った。
行っちまったぞ、まあ話聞いてくれるんだから急いで行くぞと3人はダッシュで港へと向かっていく。
ノアは先に港に着き海ではマツ爺がボードの試作品で早速試運転をしている様だったのでノアは後でマツ爺の様子を見にいくことにした。
ん?マツ爺が陸にあがるとマツ爺の周りにはスイレンの町の漁師たちが集まっていて色々と聞かれている様でまああのスピードと取り回しの良さを目にすればなにか聞きたくなるのはしょうがないなと苦笑いしながら先程の3人を待つ事にした。
少ししてダッシュで港の方までやって来た3人はノアの乗っていた馬を見つけたのでそちらに向かっていくとノアは海を見ながら座っていたので声をかけた。
すまん待たせたな、早速だが話を聞いてもらってもいいか?とノアに聞いて来たのでええで!と返事して話を聞いた。
要約すると高ランクの魔物の討伐がしたいらしくそれの1箇所が薬になるらしくそれ以外は全て持っていってくれていいから依頼を一緒に受けて欲しいとの事だった。
Aランクのシーザーペントと言われる魔物の肝が欲しいらしいのでノアは少し考えると昨日雷魔法で回収した中にデカい海竜みたいなやつおったなと思いちょっと確認していい?と聞いてから無限収納から目当ての魔物を取り出した。
こ、これは!シーザーペント、もう持ってたのか。頼む!肝を売ってくれないか、金額は弾むしどうしてもこれが必要なんだと3人は頭をノアに下げる。
ノアは少し考えてギルドで査定してもらってそれをお前らに売るって事で良い?正直どんなもんか分からんしまあ無理って言うなら譲ってあげへんけどと言うとそれは勿論良いに決まってるさ、なら今からギルドで査定してもらってと言うとノアは俺は行くの面倒やからと無限収納に一旦閉まってから肝だけを解体して無限収納から取り出した。
これさっきのやつの肝やからギルドに持っていって査定して貰ってお金はギルドでノアのはこぶね商会にと言えば対応してくれるはずやから行ってきて!
まあそのまま持って逃げても良いけどそれしたら次会った時は問答無用で殺すでと言っておいてから肝をリアンに渡して早く行かな鮮度落ちるからと言うと3人はまた頭を下げてから肝を抱えていった。
じゃあマツ爺の所行ってちょっと話でもとマツ爺のいる所に向かうとマツ爺が人だかりの中からノアに気付いたらしく駆け寄ってきた。
ノア!こんなにも話題になってしまって困ってるくらいじゃぞ。安価な試作品も試している所じゃしスイレンの漁が凄いことになりそうじゃぞと教えてくれた。
マツ爺の側に集まっていた人達は筋肉ムキムキの日焼けしたまるでボディビルダーの様な人達ばかりでノアは近寄りがたかった。
今日はどうしたんだと聞かれたので海でなんかとってくる予定やったけどマツ爺見かけたから声掛けようとしただけやで、ちょっと試作品も見ていこかなと様子を見るとそこにはノアと作った時の形とは変わっていて小舟位の大きさの物まであった。
マツ爺いわく漁師達からの要望でスピードはそこまで必要じゃないがとった魚を入れておける様にと広ければ安定性が増すので海に落ちる事も減るだろうとの意見があり魔石の出力が足りるかは微妙だがスピードは要らないので小型の物と同じで行けそうらしい。
最速スピードは半分以下になるがそれでも手で漕ぐよりは断然早いし楽であるしこの注目のされようをみると完成すればどんどん売れていくに違いなかった。
マツ爺は最初のボードを小型、漁師達からの要望で作っている物を中型、大型になると魔石だけでなく今までの船の作りに補助として魔石でも出力を使えばそんなにランクの高い魔石が必要にならないので考えているらしい。
全てノアのはこぶね商会に特許分が入るので期待しててくれと言われた。
まあノアは金に困ってないけどある分には困らないので頑張ってやと言ってからマツ爺とわかれた。
今にも走っていきそうな冒険者に向けて放った言葉は無事に届いていた様で馬に乗った冒険者は馬を止めた。
止めたのは3人組の冒険者で男3人のBランクパーティ海を渡る者のリーダーリアンだった。
いきなりすまない、俺はBランクパーティ海を渡る者のリーダーのリアンってもんだ。
それと後ろの2人がイトーヤとマクシで3人パーティでやってる。
あんたがSランク冒険者だと聞いた、無理かもしれねえが話だけでも聞いてくれないかとノアに向かってお願いしてきた。
いきなり絡まれたんかと思ったけどなんか困ってる感じやしまあ話だけ聞いてあげてもえっかと軽い感じで答えた。
本当か、それはありがたい。
ここじゃなんだから場所を変えないとなとリアンが言ったのでノアは海に行くつもりやったから海の港でええやろと言って先に行ってるからはやくおいでやといってセブを走らせて行った。
行っちまったぞ、まあ話聞いてくれるんだから急いで行くぞと3人はダッシュで港へと向かっていく。
ノアは先に港に着き海ではマツ爺がボードの試作品で早速試運転をしている様だったのでノアは後でマツ爺の様子を見にいくことにした。
ん?マツ爺が陸にあがるとマツ爺の周りにはスイレンの町の漁師たちが集まっていて色々と聞かれている様でまああのスピードと取り回しの良さを目にすればなにか聞きたくなるのはしょうがないなと苦笑いしながら先程の3人を待つ事にした。
少ししてダッシュで港の方までやって来た3人はノアの乗っていた馬を見つけたのでそちらに向かっていくとノアは海を見ながら座っていたので声をかけた。
すまん待たせたな、早速だが話を聞いてもらってもいいか?とノアに聞いて来たのでええで!と返事して話を聞いた。
要約すると高ランクの魔物の討伐がしたいらしくそれの1箇所が薬になるらしくそれ以外は全て持っていってくれていいから依頼を一緒に受けて欲しいとの事だった。
Aランクのシーザーペントと言われる魔物の肝が欲しいらしいのでノアは少し考えると昨日雷魔法で回収した中にデカい海竜みたいなやつおったなと思いちょっと確認していい?と聞いてから無限収納から目当ての魔物を取り出した。
こ、これは!シーザーペント、もう持ってたのか。頼む!肝を売ってくれないか、金額は弾むしどうしてもこれが必要なんだと3人は頭をノアに下げる。
ノアは少し考えてギルドで査定してもらってそれをお前らに売るって事で良い?正直どんなもんか分からんしまあ無理って言うなら譲ってあげへんけどと言うとそれは勿論良いに決まってるさ、なら今からギルドで査定してもらってと言うとノアは俺は行くの面倒やからと無限収納に一旦閉まってから肝だけを解体して無限収納から取り出した。
これさっきのやつの肝やからギルドに持っていって査定して貰ってお金はギルドでノアのはこぶね商会にと言えば対応してくれるはずやから行ってきて!
まあそのまま持って逃げても良いけどそれしたら次会った時は問答無用で殺すでと言っておいてから肝をリアンに渡して早く行かな鮮度落ちるからと言うと3人はまた頭を下げてから肝を抱えていった。
じゃあマツ爺の所行ってちょっと話でもとマツ爺のいる所に向かうとマツ爺が人だかりの中からノアに気付いたらしく駆け寄ってきた。
ノア!こんなにも話題になってしまって困ってるくらいじゃぞ。安価な試作品も試している所じゃしスイレンの漁が凄いことになりそうじゃぞと教えてくれた。
マツ爺の側に集まっていた人達は筋肉ムキムキの日焼けしたまるでボディビルダーの様な人達ばかりでノアは近寄りがたかった。
今日はどうしたんだと聞かれたので海でなんかとってくる予定やったけどマツ爺見かけたから声掛けようとしただけやで、ちょっと試作品も見ていこかなと様子を見るとそこにはノアと作った時の形とは変わっていて小舟位の大きさの物まであった。
マツ爺いわく漁師達からの要望でスピードはそこまで必要じゃないがとった魚を入れておける様にと広ければ安定性が増すので海に落ちる事も減るだろうとの意見があり魔石の出力が足りるかは微妙だがスピードは要らないので小型の物と同じで行けそうらしい。
最速スピードは半分以下になるがそれでも手で漕ぐよりは断然早いし楽であるしこの注目のされようをみると完成すればどんどん売れていくに違いなかった。
マツ爺は最初のボードを小型、漁師達からの要望で作っている物を中型、大型になると魔石だけでなく今までの船の作りに補助として魔石でも出力を使えばそんなにランクの高い魔石が必要にならないので考えているらしい。
全てノアのはこぶね商会に特許分が入るので期待しててくれと言われた。
まあノアは金に困ってないけどある分には困らないので頑張ってやと言ってからマツ爺とわかれた。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
魔導具士の落ちこぼれ〜前世を思い出したので、世界を救うことになりそうです〜
OSBP
ファンタジー
科学と魔導が織りなす世界。そんな世界で、アスカ・ニベリウムには一つだけ才能があった。それは、魔導具を作製できる魔導具士としての才だ。だが、『かつて魔導具士は恐怖で世界を支配した』という伝承により、現状、魔導具士は忌み嫌われる存在。肩身の狭い生活をしいられることになる‥‥‥。
そんなアスカの人生は、日本王国のお姫様との出会い、そして恋に落ちたことにより激動する。
——ある日、アスカと姫様はサニーの丘で今年最大の夕陽を見に行く。夕日の壮大さに魅入られ甘い雰囲気になり、見つめ合う2人。2人の手が触れ合った時……
その瞬間、アスカの脳内に火花が飛び散るような閃光が走り、一瞬気を失ってしまう。
再び目を覚ました時、アスカは前世の記憶を思い出していた‥‥‥
前世の記憶を思い出したアスカは、自分がなぜ転生したのかを思い出す。
そして、元の世界のような過ちをしないように、この世界を救うために立ち上がる。
この物語は、不遇な人生を送っていた少年が、前世を思い出し世界を救うまでの成り上がり英雄伝である。
【悲報】人気ゲーム配信者、身に覚えのない大炎上で引退。~新たに探索者となり、ダンジョン配信して最速で成り上がります~
椿紅颯
ファンタジー
目標である登録者3万人の夢を叶えた葭谷和昌こと活動名【カズマ】。
しかし次の日、身に覚えのない大炎上を経験してしまい、SNSと活動アカウントが大量の通報の後に削除されてしまう。
タイミング良くアルバイトもやめてしまい、完全に収入が途絶えてしまったことから探索者になることを決める。
数日間が経過し、とある都市伝説を友人から聞いて実践することに。
すると、聞いていた内容とは異なるものの、レアドロップ&レアスキルを手に入れてしまう!
手に入れたものを活かすため、一度は去った配信業界へと戻ることを決める。
そんな矢先、ダンジョンで狩りをしていると少女達の危機的状況を助け、しかも一部始終が配信されていてバズってしまう。
無名にまで落ちてしまったが、一躍時の人となり、その少女らとパーティを組むことになった。
和昌は次々と偉業を成し遂げ、底辺から最速で成り上がっていく。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる