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2章 人の世界へ『辺境の町ラムダ』

66.ランクアップ試験3

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ギルマスは代わりの者を探さないといけなく
なったので先ほど挨拶しに来たランクBの
冒険者に試験官をして欲しいとお願いする。

解体の指導をしていた冒険者で
面倒見が良く、そしてベテランの域に
達している冒険者でありギルマスは
よく知っている仲の人物であった。

ああ、さっきのレベルの相手戦闘なら
しんどそうだけど試験ならやってやるよ。
試験官の依頼料とは別に酒を奢ってくれよ?
そう言って受けてくれた。

俺はエドだ。
試験官をやる事になったから宜しくな!
で後2人か、どっちが先にやるんだ?
エドはそう言い身体を動かし始めた。

ミダとトールで話し合い
ミダが先に試験を受ける事となった。
ミダとはノアから買った斧がどんな物か
不安でいっぱいであった。

そしてミダはエドと対面し
始め!ギルマスの合図で試験が始まった。

ミダの戦闘スタイルは斧を強い力で振る
タイプの斧使いであった。
腕に魔力を込めて力を増強し一撃を
強くして戦うタイプで一発一発に
振り回されて斧に振り回されてもいた。

ミダはいつもの様に腕に魔力を込めると
違和感を感じた。
ミダは込めた魔力が戦斧に吸われていた。
そして魔力を吸った戦斧は重量が軽くなり
片手で振り回せるほどの軽さまで変わって
しまった。そして威力も込めた魔力を使い
上がり、速さと力強さが同居する事となった。
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