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第三章:Bunny&Black
百四十九話:開発!ネペンデス式○○
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なんだただの魔界か。
「……テヘ」
3組分の教室をぶち抜き、ハウジングガチャから出たプランターやら園芸用品ぽいものを配置。
種がいくつかあったので植えてみる。
プランターの宝石部分に魔石を当てると成長を促進してくれるようですくすくと育つ。
すぐに蔓植物君が浸食し配下にしてしまうが。
植物の世界も共存関係は大事だ。 最初に上下関係を植え付けているのだろうか。
それにしても成長が早すぎる。
お洒落な隠れ家を作るつもりが完全に魔境なんだが。
俺が通ろうとすると意思を組んで蔓は動き道が作られる。
カッコイイ。
「うむ」
まぁいいか。
立ち入り禁止になっているし、少々やりすぎたとしても問題ない。
隠れ家というか隠し実験場兼倉庫として使えそうだな。
魔力的なモノが濃いのかシャム太も気に入っているようだ。
蔓植物とオモチャの剣で戦闘訓練しとるし。
シャム太の隠れ家か。
避難生活を送っている人たちは体育館や校庭に仮設テントなんかで狭くるしい生活なのに、シャム太は3組分のスペースだと?
まぁマンゴーみたいな果物の管理人ということで……。
「……」
トイレ行きたい。
電気・水道・ガス、が止まってしまい色々と不便。
特に、大人数で暮らす場合問題となるのが……トイレだ。
トイレ問題は早急に解決すべき問題である。
だって臭いし。
衛生環境が悪いと精神的にも身体的にも怖い。
ちなみに校舎のトイレは閉鎖されている。
下水道にも不具合が起きているようだ。
簡易トイレを作り対応しているようだが、現代人にはつらい問題である。
川がすぐそばに流れているから最悪垂れ流すという方法もあるんかねぇ……。
「お?」
どこで用を足そうかと考えていると。
シャム太さんが任せておけとサムズアップしていらっしゃる。
蔓植物さんとなにやら打ち合わせしている。
ちょっと大きい肉厚の葉っぱと頷きあっているのがシュールだ。
会議が終わるとせっせと働きだすシャム太。
オモチャの剣で机と椅子を華麗に斬る。
その剣捌きは黒のガチャで何度も見たものである。
蔓植物に命令をだしあっというまにひとつの物を作り上げる。
「ええ……」
トイレだ。
机のパイプと板と蔓で四角いボックスを作り、椅子の座る部分を分解し蔓で座りやすいように保護してくれている。
蔓植物無双すぎんか?
さすが異界植物。
いや、たぶんだがプランターの影響なのかな?
他にも形違いのプランターがあったけど青カード、Rランクだった。
魔石も与えているし知能が高い。
「うむ……」
シャム太がドヤ顔で使ってみろと促してくるので、使ってみる。
まぁ他に誰もいないし用も足したいし。
……椅子の座り心地は最高です。
木をシャム太が斬り蔓で保護してある。
芸が細かい。
受け皿部分も机の収納スペース部分に蔓を敷いてあるな。
これならうんてぃーも飛び散らんのか?
蔓さんが大変なことになるけど良いのだろうか?
「お?」
蔓の葉の部分が変化した。
受け取りやすいように袋状に。
これなら、大丈夫そうか……。
「うーん……」
人形と蔓植物に見守られながらトイレをするのはちょっと嫌だが。
我慢すると体に毒なので致し方ない。
羞恥プレイすぎんか?
「あ、紙」
さすがにウォッシュレットはないよね?
問題なくトイレは済ませた。
なんなら使い心地は最高です。
お尻を拭く紙は無かったが。
「あふ」
蔓植物の葉っぱもらえないかなと考えていると、お尻を拭かれました。
なにを言っているかわからないと思うが、俺の思考を読んだシャム太が蔓植物に命令したようだ。 なんというアフターサービス。 いや、うん、ちょっと恥ずかしい。
「……」
葉っぱに包まれて汚物は臭いもなく消えていく。
なんというエコ。
養分にでもなるんだろうか……。
この蔓植物の名前はネペンデス君に決定しました。
あとでネペンデス式トイレの売り込みに服部先輩のところに行ってこよう。
「……テヘ」
3組分の教室をぶち抜き、ハウジングガチャから出たプランターやら園芸用品ぽいものを配置。
種がいくつかあったので植えてみる。
プランターの宝石部分に魔石を当てると成長を促進してくれるようですくすくと育つ。
すぐに蔓植物君が浸食し配下にしてしまうが。
植物の世界も共存関係は大事だ。 最初に上下関係を植え付けているのだろうか。
それにしても成長が早すぎる。
お洒落な隠れ家を作るつもりが完全に魔境なんだが。
俺が通ろうとすると意思を組んで蔓は動き道が作られる。
カッコイイ。
「うむ」
まぁいいか。
立ち入り禁止になっているし、少々やりすぎたとしても問題ない。
隠れ家というか隠し実験場兼倉庫として使えそうだな。
魔力的なモノが濃いのかシャム太も気に入っているようだ。
蔓植物とオモチャの剣で戦闘訓練しとるし。
シャム太の隠れ家か。
避難生活を送っている人たちは体育館や校庭に仮設テントなんかで狭くるしい生活なのに、シャム太は3組分のスペースだと?
まぁマンゴーみたいな果物の管理人ということで……。
「……」
トイレ行きたい。
電気・水道・ガス、が止まってしまい色々と不便。
特に、大人数で暮らす場合問題となるのが……トイレだ。
トイレ問題は早急に解決すべき問題である。
だって臭いし。
衛生環境が悪いと精神的にも身体的にも怖い。
ちなみに校舎のトイレは閉鎖されている。
下水道にも不具合が起きているようだ。
簡易トイレを作り対応しているようだが、現代人にはつらい問題である。
川がすぐそばに流れているから最悪垂れ流すという方法もあるんかねぇ……。
「お?」
どこで用を足そうかと考えていると。
シャム太さんが任せておけとサムズアップしていらっしゃる。
蔓植物さんとなにやら打ち合わせしている。
ちょっと大きい肉厚の葉っぱと頷きあっているのがシュールだ。
会議が終わるとせっせと働きだすシャム太。
オモチャの剣で机と椅子を華麗に斬る。
その剣捌きは黒のガチャで何度も見たものである。
蔓植物に命令をだしあっというまにひとつの物を作り上げる。
「ええ……」
トイレだ。
机のパイプと板と蔓で四角いボックスを作り、椅子の座る部分を分解し蔓で座りやすいように保護してくれている。
蔓植物無双すぎんか?
さすが異界植物。
いや、たぶんだがプランターの影響なのかな?
他にも形違いのプランターがあったけど青カード、Rランクだった。
魔石も与えているし知能が高い。
「うむ……」
シャム太がドヤ顔で使ってみろと促してくるので、使ってみる。
まぁ他に誰もいないし用も足したいし。
……椅子の座り心地は最高です。
木をシャム太が斬り蔓で保護してある。
芸が細かい。
受け皿部分も机の収納スペース部分に蔓を敷いてあるな。
これならうんてぃーも飛び散らんのか?
蔓さんが大変なことになるけど良いのだろうか?
「お?」
蔓の葉の部分が変化した。
受け取りやすいように袋状に。
これなら、大丈夫そうか……。
「うーん……」
人形と蔓植物に見守られながらトイレをするのはちょっと嫌だが。
我慢すると体に毒なので致し方ない。
羞恥プレイすぎんか?
「あ、紙」
さすがにウォッシュレットはないよね?
問題なくトイレは済ませた。
なんなら使い心地は最高です。
お尻を拭く紙は無かったが。
「あふ」
蔓植物の葉っぱもらえないかなと考えていると、お尻を拭かれました。
なにを言っているかわからないと思うが、俺の思考を読んだシャム太が蔓植物に命令したようだ。 なんというアフターサービス。 いや、うん、ちょっと恥ずかしい。
「……」
葉っぱに包まれて汚物は臭いもなく消えていく。
なんというエコ。
養分にでもなるんだろうか……。
この蔓植物の名前はネペンデス君に決定しました。
あとでネペンデス式トイレの売り込みに服部先輩のところに行ってこよう。
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