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February
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箱を開けて初期設定を済ませた後、とりあえず適当に動画共有サービスのアプリを入れてみた。ランキングから適当に動画選んで流すと当たり前だがスマホより遥かに見やすい。
「やっぱり動画見やすいな」
「ですね」
俺を後ろから抱えるように座っている会長は感心した様子で画面を触っている。ふと何気なく、寝る前にこういったサイトで暇つぶしすることが多い話をすればランキングをスクロールしながら「どんな動画見てるの?」と問い掛けられた。
「オカルト系の動画が多いですかね」
「へー意外。幽霊とか信じてないタイプだと思ってた」
「幽霊というか…UMAとか宇宙人とかそっち方面が好きなんですよね」
ランキングにあったいつも見るようなタイトルの動画を押して再生してみると会長は開始数秒で胡散臭いと一言。それでも暫くは死ぬ程興味無さそうに超能力についての動画を見ていたが、途中で飽きたのか今度は関連動画を漁り始めた。
すると心霊現象という文字を見るなり、動かしていた手が止まる。
「そういうの興味あるんですか?」
「いや、昔よく要がこういう体験してたなと思って」
「え」
会長の話によれば、小さい頃によく要先輩から誰もいない病室で声が聞こえた話や一緒にエレベーター乗ってた人が消えた等の話を聞かされていたらしい。酷い時には変な人に追いかけられたと泣きながら帰ってきたなんてこともあったそうだ。
俺はその話を聞きながら夏休みにした会話を思い出していた。
「…なんでそんな話聞いて幽霊信じてないんですか」
「だって実際見たことないもん」
いやそういう問題か、これ。
自分もそこまで信じてはいなかった、というか信じないようにしていたけど、要先輩が体験したとなると話は変わってくる。めちゃくちゃ信憑性があるし、普通に怖い。俺たちに話していないだけで今もそんな体験しているんじゃないだろうか。
俺が恐怖に慄いている間、本当に幽霊を信じていないらしい会長は涼しい顔でランキングを眺めていた。今度は魚が映った釣りの動画サムネを見るなり、手を止めて再生し始める。
「会長って釣り好きでしたっけ」
「今まであんまり興味なかったんだけど、この前湊のお父さんと行ったら結構楽しくて…」
「…は?」
サラッと言った言葉に心霊話なんて一瞬で吹き飛んだ。
「あれ、言ってなかったっけ?」
「言ってねーよ!!!」
どうやら1月の試験が終わった後、一緒に釣りに行ったらしい。交流を深めるのはいいけど、せめて一言くらい何か言って欲しい。
「写真見る?」と聞かれ、すぐに頷いて携帯を覗き込むとフォルダから次々と魚の写真が出てきた。魚に関してあまり詳しくないので写真を見ても何が何だか分からない。
「これなんの魚なんですか」
「ウミタナゴ。フライにすると美味しいらしい」
「これは?」
「アイナメ。煮付けにすると美味しいらしい」
「…じゃあこれは」
「ハゼ。天ぷらにすると美味しいらしい」
なんなんだよ、その定型文。
なんの魚か聞く度に気持ちいいくらい早く答えを返してくれるのは助かる。でも最後に美味しい調理法が付いてくるのが微妙に納得できない。もっといい知識あったろ。
「もっと違う知識ないんですか」
「分類とか学名の方が良かった?」
「…やっぱり調理法でいいです」
結局全ての写真の美味しい調理法を聞いて、魚の話は終わった。写真のフォルダからホーム画面を操作する姿をぼーっと見つめているとふとどこかで見た事あるゲームのアイコンが目につく。
「会長もこのアプリとってたんですね」
「この前秋斗に無理矢理ダウンロードさせられた」
映し出されているアイコンは早押しクイズのアプリで、俺もつい最近理久にダウンロードさせられたものだ。
その時相当やり込んでいた理久に圧勝したので会長相手でもいい勝負になるんじゃないかと思い、暇つぶしに対決を持ちかけると向こうも自信あるのかあっさり承諾される。
「罰ゲーム有りにしません?」
「そんなに自信あるの?」
「まあ割と」
5回勝負で負けた方が30分マッサージするというところまで決めて、フレンド申請した後、ルームを作って早速問題を開始する。
そこから5回戦目までお互いずっと無言だった。
「…結構いい勝負だな」
「そうですね」
4回目の時点で会長も俺も2回ずつ勝っていて、現在引き分け状態。5回戦目をしている今も点数は同点で次の問題で勝敗が決まる、というところだった。
毎回負けて罰ゲームをやらされてる身としてはなんとしてでも勝ちたい。その前のめりな姿勢のお陰か会長よりも俺の方がボタンを押すのが僅かに早かった。
冷静かつ慎重に文字を打ち終えると正解の効果音が鳴り響く。
「チッ」
「よっしゃーーー!」
見事会長に打ち勝った爽快感に思わずはしゃいでしまった。目の前の人は本気で悔しいのかめちゃくちゃ眉間にシワが寄っている。この人のこんな顔見るのは初めてかもしれない。正直今めっちゃ楽しい。
喜びに浸っていると「早く寝転んで」と無理矢理ソファーにうつ伏せ状態で寝かせられた。そして喋る暇もなく、そのまま思い切り背中を揉まれる。
「いだだだ!いだい!!!!!そこ骨!!!」
「………」
暫くその状態が続いて、俺は激痛にもがき苦しんだ。その間、暴れないように体重を掛けられているせいで身動きが取れず、まるで罰ゲームを受けているのはこっちなんじゃないかと錯覚するくらい地獄。
それから5分くらい経った頃だろうか。
会長はようやくスッキリしたのか、1度力が弱まり、急に心地よい力加減で背中を押される。先程のことがあったので最初はいつ痛みが走ってもいいように構えていたが、10分くらい経つとそんな警戒心も薄れていた。
「…マッサージ上手いですね」
「湊と違ってね」
そんな嫌味も気にならないくらいの気持ち良さに段々と眠くなってくる。あと何分かは分からないが、マッサージが終わる頃には爆睡しているかもしれない。
そんな心配していると肩甲骨を押していた親指がゆっくりと下に降りてきて、ほかの指が脇の間を通り、胸の横を掠めた。本当に微妙な位置でわざとか、わざとじゃないのか分からない。
(……やばい)
一度変な気持ちになってしまったせいで最高だったマッサージは最悪なものに変わっていた。
先程まで普通に受け入れられていた動きでも少し意識し始めると身体が火照り始める。特に腰の下らへんを揉まれるとやばかった。
「会長」
「ん?」
「マッサージ、もういいですよ…大分ほぐれましたし…」
「いや、あと5分だから最後までやるよ」
その反応にやっぱりわざとかと思ったが、手つきは最初と変わらないので確信が持てない。
たかが5分、されど5分。数式でも浮かべたらこの状況もすぐ終わるだろうか。
ゆっくり息を吐きながら集中できない頭でそんなことを考えていると突然服の隙間から手が直接入ってきた。
「ちょ、何し……っ」
「あと3分ね」
後ろを振り向くと完全に笑っている会長の顔が見えて疑惑が確信に変わる。最初同様また上手く体重を乗せられて身動きが取れない状態で手が素肌を這った。
(まじで、最悪…っ、)
服を捲って直接胸の横を掠められるともう下半身が疼くのを誤魔化しきれない。いよいよ声が漏れそうになった瞬間、30分を知らせるタイマーが鳴った。
あっさりと離れる手に名残惜しい気持ちで身体を起こせば、会長はめちゃくちゃ満足した顔をしている。
「30分過ぎたけどどうする?」
「…聞かなくてもわかるでしょう」
向かい合うような形で膝の上に乗り、火照った身体を擦り寄せて唇を重ねる。すぐに舌を絡め取られ、歯列をなぞられた。
それからはもうほぼいつも通り。
平日なので意識が飛ばない程度にやる事をやって、シャワーを浴び、ベッドに潜る。その頃にはもう1時を回っていた。
「そう言えば会長って誕生日いつなんですか」
「4月19日」
ウトウトしながら聞いてみると予想外な日付が返ってきた。てっきり頻繁に話すようになった後に誕生日を迎えたんだと思っていたがそうではなかったらしい。付き合う前にしろ祝える状況だったのに祝うことができなかったと思うと少しショックだったので俺は日付を聞いて安堵した。
「誕生日、何欲しいですか?」
「湊」
「や、そういうのいいんで真面目に」
欲しいものがいまいち思いつかなかったので本人に直接聞けばふざけた回答以降、暫しの沈黙。会話がなくなると一気に眠気が襲ってきて、瞼がくっつきそうになる。
「………圧力鍋?」
「…本気で言ってます?」
「うん。角煮とかラーメン作りたいなって」
「一体何目指してるんですか」
圧力鍋を欲しがる高校生ってなかなかいないんじゃなかろうか。欲しいものが完全に料理が趣味の主婦じゃん。色々突っ込みたいところはあったが、眠気でふわふわした頭ではまとまらない。
「後カレー食べたい。湊が作ったやつ」
「そんなのでいいなら全然作りますけど…俺市販のルー使ったカレーしか作ったことないですよ」
「いいよそれで」
良くないだろ。一般家庭ですらもう少しいいもの食べるぞ。ていうか別に誕生日じゃなくてもカレーならいつでも作るのに。
頭の中ではそう思っても眠気が限界を超えてしまったせいで口が動かず、結局言葉にすることが出来ないまま、その日は眠りに落ちてしまっていた。
「やっぱり動画見やすいな」
「ですね」
俺を後ろから抱えるように座っている会長は感心した様子で画面を触っている。ふと何気なく、寝る前にこういったサイトで暇つぶしすることが多い話をすればランキングをスクロールしながら「どんな動画見てるの?」と問い掛けられた。
「オカルト系の動画が多いですかね」
「へー意外。幽霊とか信じてないタイプだと思ってた」
「幽霊というか…UMAとか宇宙人とかそっち方面が好きなんですよね」
ランキングにあったいつも見るようなタイトルの動画を押して再生してみると会長は開始数秒で胡散臭いと一言。それでも暫くは死ぬ程興味無さそうに超能力についての動画を見ていたが、途中で飽きたのか今度は関連動画を漁り始めた。
すると心霊現象という文字を見るなり、動かしていた手が止まる。
「そういうの興味あるんですか?」
「いや、昔よく要がこういう体験してたなと思って」
「え」
会長の話によれば、小さい頃によく要先輩から誰もいない病室で声が聞こえた話や一緒にエレベーター乗ってた人が消えた等の話を聞かされていたらしい。酷い時には変な人に追いかけられたと泣きながら帰ってきたなんてこともあったそうだ。
俺はその話を聞きながら夏休みにした会話を思い出していた。
「…なんでそんな話聞いて幽霊信じてないんですか」
「だって実際見たことないもん」
いやそういう問題か、これ。
自分もそこまで信じてはいなかった、というか信じないようにしていたけど、要先輩が体験したとなると話は変わってくる。めちゃくちゃ信憑性があるし、普通に怖い。俺たちに話していないだけで今もそんな体験しているんじゃないだろうか。
俺が恐怖に慄いている間、本当に幽霊を信じていないらしい会長は涼しい顔でランキングを眺めていた。今度は魚が映った釣りの動画サムネを見るなり、手を止めて再生し始める。
「会長って釣り好きでしたっけ」
「今まであんまり興味なかったんだけど、この前湊のお父さんと行ったら結構楽しくて…」
「…は?」
サラッと言った言葉に心霊話なんて一瞬で吹き飛んだ。
「あれ、言ってなかったっけ?」
「言ってねーよ!!!」
どうやら1月の試験が終わった後、一緒に釣りに行ったらしい。交流を深めるのはいいけど、せめて一言くらい何か言って欲しい。
「写真見る?」と聞かれ、すぐに頷いて携帯を覗き込むとフォルダから次々と魚の写真が出てきた。魚に関してあまり詳しくないので写真を見ても何が何だか分からない。
「これなんの魚なんですか」
「ウミタナゴ。フライにすると美味しいらしい」
「これは?」
「アイナメ。煮付けにすると美味しいらしい」
「…じゃあこれは」
「ハゼ。天ぷらにすると美味しいらしい」
なんなんだよ、その定型文。
なんの魚か聞く度に気持ちいいくらい早く答えを返してくれるのは助かる。でも最後に美味しい調理法が付いてくるのが微妙に納得できない。もっといい知識あったろ。
「もっと違う知識ないんですか」
「分類とか学名の方が良かった?」
「…やっぱり調理法でいいです」
結局全ての写真の美味しい調理法を聞いて、魚の話は終わった。写真のフォルダからホーム画面を操作する姿をぼーっと見つめているとふとどこかで見た事あるゲームのアイコンが目につく。
「会長もこのアプリとってたんですね」
「この前秋斗に無理矢理ダウンロードさせられた」
映し出されているアイコンは早押しクイズのアプリで、俺もつい最近理久にダウンロードさせられたものだ。
その時相当やり込んでいた理久に圧勝したので会長相手でもいい勝負になるんじゃないかと思い、暇つぶしに対決を持ちかけると向こうも自信あるのかあっさり承諾される。
「罰ゲーム有りにしません?」
「そんなに自信あるの?」
「まあ割と」
5回勝負で負けた方が30分マッサージするというところまで決めて、フレンド申請した後、ルームを作って早速問題を開始する。
そこから5回戦目までお互いずっと無言だった。
「…結構いい勝負だな」
「そうですね」
4回目の時点で会長も俺も2回ずつ勝っていて、現在引き分け状態。5回戦目をしている今も点数は同点で次の問題で勝敗が決まる、というところだった。
毎回負けて罰ゲームをやらされてる身としてはなんとしてでも勝ちたい。その前のめりな姿勢のお陰か会長よりも俺の方がボタンを押すのが僅かに早かった。
冷静かつ慎重に文字を打ち終えると正解の効果音が鳴り響く。
「チッ」
「よっしゃーーー!」
見事会長に打ち勝った爽快感に思わずはしゃいでしまった。目の前の人は本気で悔しいのかめちゃくちゃ眉間にシワが寄っている。この人のこんな顔見るのは初めてかもしれない。正直今めっちゃ楽しい。
喜びに浸っていると「早く寝転んで」と無理矢理ソファーにうつ伏せ状態で寝かせられた。そして喋る暇もなく、そのまま思い切り背中を揉まれる。
「いだだだ!いだい!!!!!そこ骨!!!」
「………」
暫くその状態が続いて、俺は激痛にもがき苦しんだ。その間、暴れないように体重を掛けられているせいで身動きが取れず、まるで罰ゲームを受けているのはこっちなんじゃないかと錯覚するくらい地獄。
それから5分くらい経った頃だろうか。
会長はようやくスッキリしたのか、1度力が弱まり、急に心地よい力加減で背中を押される。先程のことがあったので最初はいつ痛みが走ってもいいように構えていたが、10分くらい経つとそんな警戒心も薄れていた。
「…マッサージ上手いですね」
「湊と違ってね」
そんな嫌味も気にならないくらいの気持ち良さに段々と眠くなってくる。あと何分かは分からないが、マッサージが終わる頃には爆睡しているかもしれない。
そんな心配していると肩甲骨を押していた親指がゆっくりと下に降りてきて、ほかの指が脇の間を通り、胸の横を掠めた。本当に微妙な位置でわざとか、わざとじゃないのか分からない。
(……やばい)
一度変な気持ちになってしまったせいで最高だったマッサージは最悪なものに変わっていた。
先程まで普通に受け入れられていた動きでも少し意識し始めると身体が火照り始める。特に腰の下らへんを揉まれるとやばかった。
「会長」
「ん?」
「マッサージ、もういいですよ…大分ほぐれましたし…」
「いや、あと5分だから最後までやるよ」
その反応にやっぱりわざとかと思ったが、手つきは最初と変わらないので確信が持てない。
たかが5分、されど5分。数式でも浮かべたらこの状況もすぐ終わるだろうか。
ゆっくり息を吐きながら集中できない頭でそんなことを考えていると突然服の隙間から手が直接入ってきた。
「ちょ、何し……っ」
「あと3分ね」
後ろを振り向くと完全に笑っている会長の顔が見えて疑惑が確信に変わる。最初同様また上手く体重を乗せられて身動きが取れない状態で手が素肌を這った。
(まじで、最悪…っ、)
服を捲って直接胸の横を掠められるともう下半身が疼くのを誤魔化しきれない。いよいよ声が漏れそうになった瞬間、30分を知らせるタイマーが鳴った。
あっさりと離れる手に名残惜しい気持ちで身体を起こせば、会長はめちゃくちゃ満足した顔をしている。
「30分過ぎたけどどうする?」
「…聞かなくてもわかるでしょう」
向かい合うような形で膝の上に乗り、火照った身体を擦り寄せて唇を重ねる。すぐに舌を絡め取られ、歯列をなぞられた。
それからはもうほぼいつも通り。
平日なので意識が飛ばない程度にやる事をやって、シャワーを浴び、ベッドに潜る。その頃にはもう1時を回っていた。
「そう言えば会長って誕生日いつなんですか」
「4月19日」
ウトウトしながら聞いてみると予想外な日付が返ってきた。てっきり頻繁に話すようになった後に誕生日を迎えたんだと思っていたがそうではなかったらしい。付き合う前にしろ祝える状況だったのに祝うことができなかったと思うと少しショックだったので俺は日付を聞いて安堵した。
「誕生日、何欲しいですか?」
「湊」
「や、そういうのいいんで真面目に」
欲しいものがいまいち思いつかなかったので本人に直接聞けばふざけた回答以降、暫しの沈黙。会話がなくなると一気に眠気が襲ってきて、瞼がくっつきそうになる。
「………圧力鍋?」
「…本気で言ってます?」
「うん。角煮とかラーメン作りたいなって」
「一体何目指してるんですか」
圧力鍋を欲しがる高校生ってなかなかいないんじゃなかろうか。欲しいものが完全に料理が趣味の主婦じゃん。色々突っ込みたいところはあったが、眠気でふわふわした頭ではまとまらない。
「後カレー食べたい。湊が作ったやつ」
「そんなのでいいなら全然作りますけど…俺市販のルー使ったカレーしか作ったことないですよ」
「いいよそれで」
良くないだろ。一般家庭ですらもう少しいいもの食べるぞ。ていうか別に誕生日じゃなくてもカレーならいつでも作るのに。
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