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February
03
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寒気で目を覚まし、すぐ近くにあった携帯で時間を確認すると朝の6時。
昨日夜遅くに寝たこともありまだかなり眠気が残っていて、半分外に出ている身体を会長に寄せて布団に包まる。
再び寝ようと目を瞑ると微かに物音が聞こえて、思わず身体を起こした。
「…何してるんですか」
「……寝起きドッキリでもしよかなって」
一番最初に視界に入ったのは苦笑いを浮かべている久我先輩と焦った表情の理久。どうやら寝起きドッキリとかいうくだらないもののために早起きしたらしい。アホなんだろうか、この2人は。
同様に先程の物音で起きた会長は俺に抱き着いたまま身動ぎして口を開く。
「………今何時…」
「6時です」
「…7時に起こして」
普段なら大体起きてる時間ではあるが、今日は遅くに寝た影響かベッドに伏せた顔をあげる気配すらない。それだけ言い残して再び寝始める会長に久我先輩は不思議そうな顔で尋ねた。
「支倉って朝弱いん?」
「朝弱いというか……寝起きが悪いというか……」
「へー意外やな~」
久我先輩はそう言って手を伸ばすと寝ている会長の髪の毛を思い切りわしゃわしゃと撫でる。
その瞬間、撫でていた手を掴むように布団の中から腕が伸びた。
「……うざい」
「いだだだだ!!!!手ぇ折れる!!!!」
あまりの馬鹿力に久我先輩は叫びながら手を振り解こうと腕を振り乱す。本来ならここで誰か会長を止めるべきなんだろう。でも日頃の恨みがある理久と俺は止めることなくその光景をただただ見つめた。
暫くそんな状況が続き、目を覚ました会長は眉間に皺を寄せて周りを確認した後、寝起きの掠れた声で頭に手を当てる。
「……あー……」
「目覚めました?」
「覚めた。最悪」
いつもより不機嫌そうな表情で自分の携帯を手に取ると眠気覚ましに軽快な音楽を鳴らし、指を動かした。その音楽に久我先輩が「うわ懐かし!まだそんなゲームしてるんや」と画面を覗き込めば、会長は出てけと言わんばかりの視線を2人に向ける。
「じ、じゃあ俺たちはこれで…」
「えーまだ話し足りひん~」
「いいから!もう十分やろ!」
視線に気付いた理久がほんとすいませんと何度も謝りながら久我先輩の腕を引っ張って部屋から出ていき、部屋に静けさが戻った。謎の疲労感と眠気にもう一度寝ようとベッドに潜り込むと隣にいた会長が俺の身体を枕にするよう頭を乗せてくる。
訴えても退ける気もないことはわかっていたのでそのまま目を瞑り、次に目を開けた時には時刻は8時過ぎ。
「…おはようございます」
「おはよ」
あれから寝てないのか会長はすっかり身支度を済ませていて寝ている俺の隣で受験対策の本を読んでいた。
立ち上がってリビングに向かうと誰もおらず静か。どうやら理久と久我先輩はまだ寝ているらしい。
平和な光景に安心しながら洗面所で身支度を整え、適当に朝ご飯を2人で済ませた後、ぼーっとソファーでテレビを眺める。
「…そろそろ起こすか」
「ですね」
10時を回ってもまだ起きてくる様子のない2人に同じことを考えていた俺と会長は理久の部屋に向かって扉を開けた。
部屋は少し散らかっていて、そこら辺に漫画やらゲームやらが転がっている。
足元に気をつけながらベッドに向かうと久我先輩が大の字になって気持ちよさそうに寝ている一方、壁際に追いやられている理久は苦しそうな顔で眠っていた。
「どうします?」
「………………」
さっき起こされたことを余程根に持っていたのだろう。会長は俺の問い掛けに対して無言で迷うことなく久我先輩の鼻を摘んで手で口を塞いだ。
(…よ、容赦ねえ…)
その姿にこの人を敵に回すのはやめようと強く心に誓い、目を瞑ったまま苦しそうに藻掻く姿を眺める。
数秒ほどその状態をキープして手を離した瞬間、久我先輩は寝ていた身体を勢いよく起こした。
「は…っ、な、なに!!?!!?誰!?!!」
「……おはようございます」
「…橘…と支倉……」
寝起きで頭が回ってない様で俺たちを見るなり何度も瞬きを繰り返す。理久はその間も起きる様子はなく少し唸って眉を顰めると起き上がった久我先輩に擦り寄って寝息を立てていた。
「ふ、2人とも何してんねん…」
「いつまで経っても起きないんで起こしに来ました」
「嘘や!!!絶対さっきの仕返ししにきたやろ!!!確実に俺を殺す気やったもん!!!」
余程苦しかったらしく久我先輩いつもの何倍も大きい声で騒ぎ始める。その声にようやく理久は目を覚ましたのかゆっくりと身体を起こすと久我先輩の背中にもたれかかった。
「なんや、朝から…」
「理久、聞いてや!今こいつら俺を殺そうと……」
起きてすぐに甘えるように久我先輩の肩に顔を乗せた理久と目が合い、お互いその状態で静止。てっきり普段は久我先輩が甘えていると思っていたので驚いてしまった。正直めちゃくちゃ気まずい。
「…おはよう」
「………」
恥ずかしさで少しぎこちなく挨拶すると理久は寝起きの目を見開いて、思い切り久我先輩を突き飛ばす。そしてすぐ部屋に大きな叫び声が響き渡った。
「…だ、大丈夫…?」
「…………とりあえず死ぬわ、今から」
その後は真っ赤な顔で蹲る理久をなんとか説得し、リビングのソファーに座らせることまでは成功。だが大人しくなった友人はほんとに死にかねない表情で遠くを見ている。
こうして宥めている間も久我先輩は楽しそうにテレビを見ていて、会長は特に興味無さそうに受験勉強励んでいた。もうほんとに早く自分の部屋帰って欲しい。特に久我先輩。
役に立たない2人に突っ込む元気もなく、俺は必死に理久の背中を撫でてあの手この手で慰めの言葉をかけ続ける。
「俺も普通にああいうことするし、別に気にしなくても……」
「絶対嘘や……そんな慰めいらん……」
「いや、本当だって。ね、会長」
「…甘えるどころか跨ってくるもんね」
おい、誰がそこまで言えって言った。
軽く相槌を打ってくれるだけで良かったのに余計なエピソードを交えて答えた会長に文句を言いかけたが、理久の死んだ魚のような目に光が少し射し込んでいるのを見て思わず開きかけた口を閉じる。俺の恥ずかしいエピソードで自殺が止められるならそれでいいわ、もう。
「へー橘って意外と積極的なんやな」
「久我先輩は黙っててください」
「はい」
こういう時だけ楽しそうに話題に入ってくる人物を睨み、ソファーの背もたれに疲れた身体に埋めた。理久は元気を取り戻して、いつものように漫画を読み始めている。なんで俺一人こんなに疲れてるんだろう。
そうして暫く時間が経ち、お昼もやってきたのでそろそろ解散するだろうと思っていた頃。
テレビを見ていた久我先輩が急に立ち上がってとんでもないことを言い出した。
「今から4人で遊びに行くか」
「「「は?」」」
綺麗に3人の声が重なる。会長と理久の表情を確認すると物凄く嫌そうな顔をしていて、逆に久我先輩はめちゃくちゃ目をキラキラさせて笑っていた。
「…試験残ってるし、やめた方がいいんじゃないですか」
「たまには息抜きも大事やろ」
お昼何食べよかな~と人の話も聞かず荷物を纏め始める姿を眺めながら溜息を吐く。まだこの地獄が続くのかと思ったら死にたくなった。
理久が久我先輩に弱いのは昨日から分かっていたので、会長に助けを求めるように視線を向ける。てっきり嫌がって拒否してくれるのかと思っていたのに立ち上がり持ってきた荷物を手に持っている姿に思わず問い掛けた。
「え、行くんですか」
「断る時間と体力が無駄」
「ああ…なるほど…」
遊園地の時に半日駄々こねられたことで色々学んだらしい。早く終わらして早く帰りたいと言わんばかりに部屋を後にする会長を見て、理久と俺も支度をするためにそれぞれの自室に戻った。
昨日夜遅くに寝たこともありまだかなり眠気が残っていて、半分外に出ている身体を会長に寄せて布団に包まる。
再び寝ようと目を瞑ると微かに物音が聞こえて、思わず身体を起こした。
「…何してるんですか」
「……寝起きドッキリでもしよかなって」
一番最初に視界に入ったのは苦笑いを浮かべている久我先輩と焦った表情の理久。どうやら寝起きドッキリとかいうくだらないもののために早起きしたらしい。アホなんだろうか、この2人は。
同様に先程の物音で起きた会長は俺に抱き着いたまま身動ぎして口を開く。
「………今何時…」
「6時です」
「…7時に起こして」
普段なら大体起きてる時間ではあるが、今日は遅くに寝た影響かベッドに伏せた顔をあげる気配すらない。それだけ言い残して再び寝始める会長に久我先輩は不思議そうな顔で尋ねた。
「支倉って朝弱いん?」
「朝弱いというか……寝起きが悪いというか……」
「へー意外やな~」
久我先輩はそう言って手を伸ばすと寝ている会長の髪の毛を思い切りわしゃわしゃと撫でる。
その瞬間、撫でていた手を掴むように布団の中から腕が伸びた。
「……うざい」
「いだだだだ!!!!手ぇ折れる!!!!」
あまりの馬鹿力に久我先輩は叫びながら手を振り解こうと腕を振り乱す。本来ならここで誰か会長を止めるべきなんだろう。でも日頃の恨みがある理久と俺は止めることなくその光景をただただ見つめた。
暫くそんな状況が続き、目を覚ました会長は眉間に皺を寄せて周りを確認した後、寝起きの掠れた声で頭に手を当てる。
「……あー……」
「目覚めました?」
「覚めた。最悪」
いつもより不機嫌そうな表情で自分の携帯を手に取ると眠気覚ましに軽快な音楽を鳴らし、指を動かした。その音楽に久我先輩が「うわ懐かし!まだそんなゲームしてるんや」と画面を覗き込めば、会長は出てけと言わんばかりの視線を2人に向ける。
「じ、じゃあ俺たちはこれで…」
「えーまだ話し足りひん~」
「いいから!もう十分やろ!」
視線に気付いた理久がほんとすいませんと何度も謝りながら久我先輩の腕を引っ張って部屋から出ていき、部屋に静けさが戻った。謎の疲労感と眠気にもう一度寝ようとベッドに潜り込むと隣にいた会長が俺の身体を枕にするよう頭を乗せてくる。
訴えても退ける気もないことはわかっていたのでそのまま目を瞑り、次に目を開けた時には時刻は8時過ぎ。
「…おはようございます」
「おはよ」
あれから寝てないのか会長はすっかり身支度を済ませていて寝ている俺の隣で受験対策の本を読んでいた。
立ち上がってリビングに向かうと誰もおらず静か。どうやら理久と久我先輩はまだ寝ているらしい。
平和な光景に安心しながら洗面所で身支度を整え、適当に朝ご飯を2人で済ませた後、ぼーっとソファーでテレビを眺める。
「…そろそろ起こすか」
「ですね」
10時を回ってもまだ起きてくる様子のない2人に同じことを考えていた俺と会長は理久の部屋に向かって扉を開けた。
部屋は少し散らかっていて、そこら辺に漫画やらゲームやらが転がっている。
足元に気をつけながらベッドに向かうと久我先輩が大の字になって気持ちよさそうに寝ている一方、壁際に追いやられている理久は苦しそうな顔で眠っていた。
「どうします?」
「………………」
さっき起こされたことを余程根に持っていたのだろう。会長は俺の問い掛けに対して無言で迷うことなく久我先輩の鼻を摘んで手で口を塞いだ。
(…よ、容赦ねえ…)
その姿にこの人を敵に回すのはやめようと強く心に誓い、目を瞑ったまま苦しそうに藻掻く姿を眺める。
数秒ほどその状態をキープして手を離した瞬間、久我先輩は寝ていた身体を勢いよく起こした。
「は…っ、な、なに!!?!!?誰!?!!」
「……おはようございます」
「…橘…と支倉……」
寝起きで頭が回ってない様で俺たちを見るなり何度も瞬きを繰り返す。理久はその間も起きる様子はなく少し唸って眉を顰めると起き上がった久我先輩に擦り寄って寝息を立てていた。
「ふ、2人とも何してんねん…」
「いつまで経っても起きないんで起こしに来ました」
「嘘や!!!絶対さっきの仕返ししにきたやろ!!!確実に俺を殺す気やったもん!!!」
余程苦しかったらしく久我先輩いつもの何倍も大きい声で騒ぎ始める。その声にようやく理久は目を覚ましたのかゆっくりと身体を起こすと久我先輩の背中にもたれかかった。
「なんや、朝から…」
「理久、聞いてや!今こいつら俺を殺そうと……」
起きてすぐに甘えるように久我先輩の肩に顔を乗せた理久と目が合い、お互いその状態で静止。てっきり普段は久我先輩が甘えていると思っていたので驚いてしまった。正直めちゃくちゃ気まずい。
「…おはよう」
「………」
恥ずかしさで少しぎこちなく挨拶すると理久は寝起きの目を見開いて、思い切り久我先輩を突き飛ばす。そしてすぐ部屋に大きな叫び声が響き渡った。
「…だ、大丈夫…?」
「…………とりあえず死ぬわ、今から」
その後は真っ赤な顔で蹲る理久をなんとか説得し、リビングのソファーに座らせることまでは成功。だが大人しくなった友人はほんとに死にかねない表情で遠くを見ている。
こうして宥めている間も久我先輩は楽しそうにテレビを見ていて、会長は特に興味無さそうに受験勉強励んでいた。もうほんとに早く自分の部屋帰って欲しい。特に久我先輩。
役に立たない2人に突っ込む元気もなく、俺は必死に理久の背中を撫でてあの手この手で慰めの言葉をかけ続ける。
「俺も普通にああいうことするし、別に気にしなくても……」
「絶対嘘や……そんな慰めいらん……」
「いや、本当だって。ね、会長」
「…甘えるどころか跨ってくるもんね」
おい、誰がそこまで言えって言った。
軽く相槌を打ってくれるだけで良かったのに余計なエピソードを交えて答えた会長に文句を言いかけたが、理久の死んだ魚のような目に光が少し射し込んでいるのを見て思わず開きかけた口を閉じる。俺の恥ずかしいエピソードで自殺が止められるならそれでいいわ、もう。
「へー橘って意外と積極的なんやな」
「久我先輩は黙っててください」
「はい」
こういう時だけ楽しそうに話題に入ってくる人物を睨み、ソファーの背もたれに疲れた身体に埋めた。理久は元気を取り戻して、いつものように漫画を読み始めている。なんで俺一人こんなに疲れてるんだろう。
そうして暫く時間が経ち、お昼もやってきたのでそろそろ解散するだろうと思っていた頃。
テレビを見ていた久我先輩が急に立ち上がってとんでもないことを言い出した。
「今から4人で遊びに行くか」
「「「は?」」」
綺麗に3人の声が重なる。会長と理久の表情を確認すると物凄く嫌そうな顔をしていて、逆に久我先輩はめちゃくちゃ目をキラキラさせて笑っていた。
「…試験残ってるし、やめた方がいいんじゃないですか」
「たまには息抜きも大事やろ」
お昼何食べよかな~と人の話も聞かず荷物を纏め始める姿を眺めながら溜息を吐く。まだこの地獄が続くのかと思ったら死にたくなった。
理久が久我先輩に弱いのは昨日から分かっていたので、会長に助けを求めるように視線を向ける。てっきり嫌がって拒否してくれるのかと思っていたのに立ち上がり持ってきた荷物を手に持っている姿に思わず問い掛けた。
「え、行くんですか」
「断る時間と体力が無駄」
「ああ…なるほど…」
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