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エルフ国リナルドと暴風龍テンペスト
契約魔物と全員集合②
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前回のあらすじ
契約魔物達を呼ぼう!!
所変わって国王の事務室。
私は国王に魔物を飼っていいか聞いていた。
え?そんなに簡単に国王に会えるのかって?顔パスだよ顔パス。
「は?魔物を庭で飼っていいかって?んなもんギルドに申請して許可取れば良いじゃねぇか」
国王が最もなことを言う。
冒険者の中には、魔物を使役して戦闘するテイマーと言う職業の冒険者がいる。
四六時中一緒にいる訳だから当然街にも入る事になる。
その時、ギルドに魔物申請をして周りに危害を加えない魔物と判断されると、使役魔物として首飾りをかける。
私がスライムちゃん達を飼う時にクリスさんから聞いた話だ。
ちなみにクリスさんに首飾りは良いのか、と聞いたら
「ノアが手懐けたスライムでしょ?ならいいわよ」
と、とても適当な返しをされた。
これ職権乱用じゃね?
「許可は取ってある。クリスさんはOK出したよ」
「じゃぁ、なんでわざわざ俺の所に来るんだよ。勝手に飼えばいいじゃねぇか」
国王は首を傾げる。
「良いのか?一応飼うのがドラゴンだったり、巨人だったりするからあんたの許可も取っておくべき、って言われたんだがな」
「........今はなんて?」
国王が聞き返す。
「ドラゴンだったり巨人を飼うから、一応許可を取りに来た」
「すまんな最近ちょっと疲れてるようでな、もう1回言ってくれ」
「ドラゴンだったり巨人を飼うから、一応許可を取りに来た」
「...............はァァァァァァァァあぁああああああ?!」
事務室に国王の叫びが響き渡った。
数分後、ようやく落ち着きを取り戻した国王がぜーはーぜーはーと、肩で息をしながらしながら私の方を見る。
「ドラゴンに危険はないのか?」
「私の言うことには絶対従う。間違ってもこの国を消したりはしないよ」
そんな事したら私が困る。
「巨人も?」
「巨人も」
国王は頭を抱えた。
「........はぁ、多分何言ってもダメだろうな。もういいや、好きにしろ」
一体国王は私をなんだと思っているのだろうか。
ちゃんと許可が出せなかったら交渉(脅し)するつもりだったよ?
「少なくとも俺はお前を人間だとは思ってない。頭のネジが10本ぶっ飛んでもドラゴン飼おうなんて思わねぇよ」
「いやぁーそれ程でも」
「褒めてねぇよ!!」
あれ?褒めてないの?
まぁいいや、許可は取れたしみんなを呼ぶか。
事務室を出ると何故か国王も付いてくる。
「なんで付いてきてるの?仕事は?」
デスクの上には沢山の紙の山。
恐らく全部仕事の書類だろう。
「ドラゴンなんて見てみたいじゃねぇか。仕事なんて後だ後」
私は、なんでこんな適当な奴が国王なのか疑問に思うのだった。
契約魔物達を呼ぼう!!
所変わって国王の事務室。
私は国王に魔物を飼っていいか聞いていた。
え?そんなに簡単に国王に会えるのかって?顔パスだよ顔パス。
「は?魔物を庭で飼っていいかって?んなもんギルドに申請して許可取れば良いじゃねぇか」
国王が最もなことを言う。
冒険者の中には、魔物を使役して戦闘するテイマーと言う職業の冒険者がいる。
四六時中一緒にいる訳だから当然街にも入る事になる。
その時、ギルドに魔物申請をして周りに危害を加えない魔物と判断されると、使役魔物として首飾りをかける。
私がスライムちゃん達を飼う時にクリスさんから聞いた話だ。
ちなみにクリスさんに首飾りは良いのか、と聞いたら
「ノアが手懐けたスライムでしょ?ならいいわよ」
と、とても適当な返しをされた。
これ職権乱用じゃね?
「許可は取ってある。クリスさんはOK出したよ」
「じゃぁ、なんでわざわざ俺の所に来るんだよ。勝手に飼えばいいじゃねぇか」
国王は首を傾げる。
「良いのか?一応飼うのがドラゴンだったり、巨人だったりするからあんたの許可も取っておくべき、って言われたんだがな」
「........今はなんて?」
国王が聞き返す。
「ドラゴンだったり巨人を飼うから、一応許可を取りに来た」
「すまんな最近ちょっと疲れてるようでな、もう1回言ってくれ」
「ドラゴンだったり巨人を飼うから、一応許可を取りに来た」
「...............はァァァァァァァァあぁああああああ?!」
事務室に国王の叫びが響き渡った。
数分後、ようやく落ち着きを取り戻した国王がぜーはーぜーはーと、肩で息をしながらしながら私の方を見る。
「ドラゴンに危険はないのか?」
「私の言うことには絶対従う。間違ってもこの国を消したりはしないよ」
そんな事したら私が困る。
「巨人も?」
「巨人も」
国王は頭を抱えた。
「........はぁ、多分何言ってもダメだろうな。もういいや、好きにしろ」
一体国王は私をなんだと思っているのだろうか。
ちゃんと許可が出せなかったら交渉(脅し)するつもりだったよ?
「少なくとも俺はお前を人間だとは思ってない。頭のネジが10本ぶっ飛んでもドラゴン飼おうなんて思わねぇよ」
「いやぁーそれ程でも」
「褒めてねぇよ!!」
あれ?褒めてないの?
まぁいいや、許可は取れたしみんなを呼ぶか。
事務室を出ると何故か国王も付いてくる。
「なんで付いてきてるの?仕事は?」
デスクの上には沢山の紙の山。
恐らく全部仕事の書類だろう。
「ドラゴンなんて見てみたいじゃねぇか。仕事なんて後だ後」
私は、なんでこんな適当な奴が国王なのか疑問に思うのだった。
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