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正教会国カンカルトと女神バルフルンテ
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前回のあらすじ
復讐終了。え?やりすぎだって?大丈夫大丈夫、アヴェの方が酷かったから。
私が復讐を終えて2日後、どこの国に行こうか迷っていると国王のが家に来た。
「で?何しに来たんだ?まさか紅茶を飲みに来たわけではないだろうな?」
いくら私でも客人に何も出さないほど常識知らずではない。
が、この国王は紅茶を1杯飲むと
「美味いなこれ。もう1杯貰える?」
とか言ってのんびり紅茶を飲んでいるのだ。
さっさと本題に入れや。
「もし、そうだと言ったら?」
国王が飲んでいた紅茶をテーブルに置く。
「今直ぐここでお前の舌を引き抜くぞ」
少しだけ殺気を出して応える。
ガタッと国王の後ろにいた兵士2名が武器を構えた。
ちゃんと殺気に反応できるんだな、結構練度は高そうだ。
「仮にも国王にそんな口聞けるのは君ぐらいだろうな。さて、本題だ」
私の殺気に物応じを全くしない辺り流石だ。
どっかのお豚さんはちょっと殺気を当てただけで失禁してたもんな。
「まず、君のお陰でこの国が助かった。改めて礼を言わせて貰う。ありがとう」
国王は深々と頭を下げる。
「おい、礼を言うのはいいが後ろの兵士2人は何も知らないだろ?面倒事は勘弁なんだが?」
戦争で私が大暴れしたのを知っているのは、国王と騎士団長だけのはずだ。
下手に知られて家に押しかけられても困る。
「......バレてないと思っているのか?」
「え?」
え?バレてるの?
「君の特徴的な服装と、そこの獣人のメイド服、この国でそんな格好してるのは君達ぐらいだ。顔を隠していても服装でバレてるぞ。まぁ、バゼルや俺がなるべく言いふらさないように言ってるからな。兵士は知っていても一般国民はあまり知らないと思うぞ」
うんうんと後ろの兵士2人も頷く。
服装の事は一切考えてなかったわ…頭隠して尻隠さずとは言ったものだな。
ちなみにだが、仮面はこの国の救世主として最近お土産屋によく並んでいたりする。
たまたま立ち寄った料理店に、この仮面が飾ってあって軽くビビった。
「ま.....まぁいいや。それで?礼をしに来ただけじゃないだろ?」
「うむ、君達には正教会国カンカルトに言ってもらいたい。と言うか行け。絶対にだ」
「理由は?」
「女神様から神託があった。異世界人唯一の生き残りは正教会国に来てくれとのお達しだ。君が逆らうと場合によっては、この国が女神様の敵となる。頼むから正教会国に行ってくれ。いやマジで」
正教会国カンカルトだったかな?女神の加護がある国らしい。
「.....わかった行こう。いつまでに来いとか期限はあるのか?」
「2ヶ月以内だそうだ」
どこに行こうか迷ってたしちょうどいいか。
この世界を管理しているらしい女神に色々と聞きたい事もあるしな。
復讐終了。え?やりすぎだって?大丈夫大丈夫、アヴェの方が酷かったから。
私が復讐を終えて2日後、どこの国に行こうか迷っていると国王のが家に来た。
「で?何しに来たんだ?まさか紅茶を飲みに来たわけではないだろうな?」
いくら私でも客人に何も出さないほど常識知らずではない。
が、この国王は紅茶を1杯飲むと
「美味いなこれ。もう1杯貰える?」
とか言ってのんびり紅茶を飲んでいるのだ。
さっさと本題に入れや。
「もし、そうだと言ったら?」
国王が飲んでいた紅茶をテーブルに置く。
「今直ぐここでお前の舌を引き抜くぞ」
少しだけ殺気を出して応える。
ガタッと国王の後ろにいた兵士2名が武器を構えた。
ちゃんと殺気に反応できるんだな、結構練度は高そうだ。
「仮にも国王にそんな口聞けるのは君ぐらいだろうな。さて、本題だ」
私の殺気に物応じを全くしない辺り流石だ。
どっかのお豚さんはちょっと殺気を当てただけで失禁してたもんな。
「まず、君のお陰でこの国が助かった。改めて礼を言わせて貰う。ありがとう」
国王は深々と頭を下げる。
「おい、礼を言うのはいいが後ろの兵士2人は何も知らないだろ?面倒事は勘弁なんだが?」
戦争で私が大暴れしたのを知っているのは、国王と騎士団長だけのはずだ。
下手に知られて家に押しかけられても困る。
「......バレてないと思っているのか?」
「え?」
え?バレてるの?
「君の特徴的な服装と、そこの獣人のメイド服、この国でそんな格好してるのは君達ぐらいだ。顔を隠していても服装でバレてるぞ。まぁ、バゼルや俺がなるべく言いふらさないように言ってるからな。兵士は知っていても一般国民はあまり知らないと思うぞ」
うんうんと後ろの兵士2人も頷く。
服装の事は一切考えてなかったわ…頭隠して尻隠さずとは言ったものだな。
ちなみにだが、仮面はこの国の救世主として最近お土産屋によく並んでいたりする。
たまたま立ち寄った料理店に、この仮面が飾ってあって軽くビビった。
「ま.....まぁいいや。それで?礼をしに来ただけじゃないだろ?」
「うむ、君達には正教会国カンカルトに言ってもらいたい。と言うか行け。絶対にだ」
「理由は?」
「女神様から神託があった。異世界人唯一の生き残りは正教会国に来てくれとのお達しだ。君が逆らうと場合によっては、この国が女神様の敵となる。頼むから正教会国に行ってくれ。いやマジで」
正教会国カンカルトだったかな?女神の加護がある国らしい。
「.....わかった行こう。いつまでに来いとか期限はあるのか?」
「2ヶ月以内だそうだ」
どこに行こうか迷ってたしちょうどいいか。
この世界を管理しているらしい女神に色々と聞きたい事もあるしな。
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