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絶対不可侵中立国アルカンと第二次勇者戦争

戦争終結とノアの復讐③

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前回のあらすじ

 シルクさんに愛でられてたメイド達.....その~....頑張れ。



 私がホムンクルスを造って約1ヶ月程が過ぎた。

 ホムンクルス達は直ぐに仕事を覚えて仕事してくれている。

 .....そう言えば給料とか払ってないけどどうなんだろうか。

 やっぱり私が造ったホムンクルスだとしても、きちんと給料とか払うべきかな?あの子達私に迷惑かかるとか言って給料いらないとか言いそうだけど。

 ちなみにセバスチャンとリリーは私専属の執事とメイドになった。

 なんでかって?こっちが聞きたいわ。

 知らないうちに決まってたし。

「ノア様ノア様!!どうですかね?この料理!!」

 王国に敗戦報告が行くまでの間、特にやることが無くいつものようにぼーっとしていると、メイドの1人が料理を持ってやってきた。

 銀髪と銀色の目、某かりちゅま吸血鬼に仕えるメイドによく似た外見だ。

 ちなみに得意魔術は『時間停止ストップタイマー』。

 え?パクリだって?違うオマージュだ。

「またか?fourth five。この前食った料理はマジで不味かったぞ?」

 このメイドはfourth部隊にいるのだがちょっと(だいぶ)味音痴だ。

 毎回新作の料理を持ってきては私に食べさせようとする。

 せめて他のメイドや執事に食わせて美味しいって言われてから料理を持ってきて欲しいものだ。

 その事を指摘したら。

「ノア様に一番最初に食べて貰いたいのです!!他のみんなに食べさせて美味しかったら意味がないんですよぉ!!」

 と言われた。

 美味しくないのを毎回持ってくるから言ってるんだよ!!察しろよ!!

 まぁ、悪意はないし本当に私の事を思って言っているので仕方が無く食べているんだけどね…。

「はぁ....今回はどんなのだ?」

 覚悟を決めて料理の内容を聞く。

「今回はオムライスです!!」

 .......嫌な予感しかしない。

 すっごい自信満々な顔してるけど、とても嫌な予感しかしない。

 いや、内容は普通だよ?前回なんてボア肉とゴブリン肉のミンチ焼き何とかだったから。

 前回はほんとに死ぬんじゃないかと思うぐらい不味かった。

 頑張って食べた私を褒めたいぐらいだ。

「それではどうぞ~!!」

 クロッシュ(あの料理番組でよく使われるドーム状の銀の蓋)を開ける。

 そこにはちょっと見せることが出来ないようなオムライス?があった。

 え?なにこれ?なんでオムライスなのに紫色なの?卵って黄色でしょ?異世界でも卵は地球と一緒だよ?そしてめっちゃキラキラした顔でこっちを見てくるし。

 その後インが、王国に敗戦報告が届いたと報告を受けるまで私は頑張ってオムライスと戦った。

 .......味は最初の1口目でやばかったので『完全偽装』を解いて味覚をoffにして食べた。



作者:あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ノア:よろしく。それで?更新は何時になったら戻るのさ?
作者:多分3月ぐらいからいつもどうりの更新に戻ると思う。
ノア:なんで?
作者:受験。
ノア:そうか頑張れ。
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