115 / 285
絶対不可侵中立国アルカンと第二次勇者戦争
託された少女と見習いメイド③
しおりを挟む
前回のあらすじ
シルクさん号泣、家族が増えたね!!
セバスチャンが出迎えてくれる。
取り敢えず所々汚れてるから風呂に入らせるか。
「かしこまりました。今すぐに準備致します」
え?まだ何も言ってないんだけど?何がかしこまりましたなの?
「我が創造主のお考えが分からないようでは執事失格ですので」
ちょっとドヤ顔でキメるセバスチャン。
あかん、セバスチャンがカッコよすぎる。
「おねーさんたちは、きぞくさまなの?」
少女が聞いてくる。
そう言えばまだこの子の名前を聞いていなかったな。
後で自己紹介するからその時でいいか。
「いや、私達は冒険者だよ。普通の冒険者さ」
貴族は冒険者ギルドに顔を出さないだろ....出さないよね?
「取り敢えずお風呂に入ってさっぱりしてこようか。話はそれからだよ」
ちょうど風呂の用意が出来たようだしな。
「....ひとりはさみしい」
少女は小さく呟いた。
やべぇはこの子可愛い過ぎるわ。
普段余り人に(私以外)感心を示さないアヴェですら、この子可愛いって顔してるもん。
一緒に入ってあげたいけど、児ポ感がすごいのでアヴェとマーリンに任せた。
アヴェもちょっとウキウキしながら少女を連れて言ったので、どこぞの騎士みたいな事にはならないだろう。
「ノア様、あの少女は一体どうしたのですか?」
自室でくつろいでいると、セバスチャンが話しかけてくる。
「ん?あぁ、それはな────────」
事情を説明する。
「まだ7歳ぐらいの少女なのに大変ですね」
「ほんとそれな」
私が7歳の頃は.....何やってたっけな?忘れたわ。
「あの少女をどうするおつもりで?」
「あの子はスライムちゃん達の遊び相手をして貰おうかな。スライムちゃん達も結構暇してるだろうし」
ちょいちょい遊んであげてはいるが、暇なのは間違いないだろう。
ちなみに遊びと言っても傍から見れば完全な殺し合いだ。
スライムちゃん達と遊んでいたらマーリンに慌ててとめられたので、なんで?と聞いたら「殺し合いしてるようにしか見えない」と言われた。
クリスさんとシルクさんはまず、見えてなかった。
「ご主人様、お待たせ致しました」
「ノアさんお待たせ~」
風呂から上がったアヴェとマーリンが部屋に来る。
「お、おまたせしました。ご、ごしゅじんさま」
そには、
天 使 が い た
アヴェに少女が着るようのメイド服を渡していたのだが、それを着た少女はまじで可愛かった。
可愛すぎて天使に見える。
あれ?翼生えてね?頭の上に輪っか付いてね?
どうやらアヴェもマーリンもうんうん頷いている。
お前らも同じ事を思ったんだな。
シルクさん号泣、家族が増えたね!!
セバスチャンが出迎えてくれる。
取り敢えず所々汚れてるから風呂に入らせるか。
「かしこまりました。今すぐに準備致します」
え?まだ何も言ってないんだけど?何がかしこまりましたなの?
「我が創造主のお考えが分からないようでは執事失格ですので」
ちょっとドヤ顔でキメるセバスチャン。
あかん、セバスチャンがカッコよすぎる。
「おねーさんたちは、きぞくさまなの?」
少女が聞いてくる。
そう言えばまだこの子の名前を聞いていなかったな。
後で自己紹介するからその時でいいか。
「いや、私達は冒険者だよ。普通の冒険者さ」
貴族は冒険者ギルドに顔を出さないだろ....出さないよね?
「取り敢えずお風呂に入ってさっぱりしてこようか。話はそれからだよ」
ちょうど風呂の用意が出来たようだしな。
「....ひとりはさみしい」
少女は小さく呟いた。
やべぇはこの子可愛い過ぎるわ。
普段余り人に(私以外)感心を示さないアヴェですら、この子可愛いって顔してるもん。
一緒に入ってあげたいけど、児ポ感がすごいのでアヴェとマーリンに任せた。
アヴェもちょっとウキウキしながら少女を連れて言ったので、どこぞの騎士みたいな事にはならないだろう。
「ノア様、あの少女は一体どうしたのですか?」
自室でくつろいでいると、セバスチャンが話しかけてくる。
「ん?あぁ、それはな────────」
事情を説明する。
「まだ7歳ぐらいの少女なのに大変ですね」
「ほんとそれな」
私が7歳の頃は.....何やってたっけな?忘れたわ。
「あの少女をどうするおつもりで?」
「あの子はスライムちゃん達の遊び相手をして貰おうかな。スライムちゃん達も結構暇してるだろうし」
ちょいちょい遊んであげてはいるが、暇なのは間違いないだろう。
ちなみに遊びと言っても傍から見れば完全な殺し合いだ。
スライムちゃん達と遊んでいたらマーリンに慌ててとめられたので、なんで?と聞いたら「殺し合いしてるようにしか見えない」と言われた。
クリスさんとシルクさんはまず、見えてなかった。
「ご主人様、お待たせ致しました」
「ノアさんお待たせ~」
風呂から上がったアヴェとマーリンが部屋に来る。
「お、おまたせしました。ご、ごしゅじんさま」
そには、
天 使 が い た
アヴェに少女が着るようのメイド服を渡していたのだが、それを着た少女はまじで可愛かった。
可愛すぎて天使に見える。
あれ?翼生えてね?頭の上に輪っか付いてね?
どうやらアヴェもマーリンもうんうん頷いている。
お前らも同じ事を思ったんだな。
28
お気に入りに追加
4,574
あなたにおすすめの小説
石しか生成出来ないと追放されましたが、それでOKです!
うどん五段
ファンタジー
夏祭り中に異世界召喚に巻き込まれた、ただの一般人の桜木ユリ。
皆がそれぞれ素晴らしいスキルを持っている中、桜木の持つスキルは【石を出す程度の力】しかなく、余りにも貧相なそれは皆に笑われて城から金だけ受け取り追い出される。
この国ではもう直ぐ戦争が始まるらしい……。
召喚された3人は戦うスキルを持っていて、桜木だけが【石を出す程度の能力】……。
確かに貧相だけれど――と思っていたが、意外と強いスキルだったようで!?
「こうなったらこの国を抜け出して平和な国で就職よ!」
気合いを入れ直した桜木は、商業ギルド相手に提案し、国を出て違う場所で新生活を送る事になるのだが、辿り着いた国にて、とある家族と出会う事となる――。
★暫く書き溜めが結構あるので、一日三回更新していきます! 応援よろしくお願いします!
★カクヨム・小説家になろう・アルファポリスで連載中です。
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる