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BACK TO THE ・・・・・・
00035話「コレットの変」
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コレットを治療した翌日、俺はキャサドラ先生に部室で事情聴取を受けていた。
コレットは大事を取って今日も学校を休んでおり、部活動の時間は俺一人なのだ。キャサドラ先生にとっても良いタイミングなのだろう。
誤魔化そうにもキャサドラ先生には一部始終を見られてしまっていたため、彼女の質問に素直に答えていく。
「そうでしたか・・・・・・見間違いではなかったのですね。やはり貴女は・・・・・・いえ、このことは誰にも言っていませんね?」
「はい。」
未来でも魔力欠乏症の治療法は確立されていないようだ。俺と同じレベルで魔力操作出来る人が居ないから仕方ないのだが。
なので治療法は俺の居た時代と同じく、魔力回復薬を与えて奇跡的に回復するのを待つしかないのだそう。
ただ、魔法を使う機会がそもそも減っているので、魔力欠乏症による犠牲者は殆ど居ないらしい。
とはいえ、未だに魔力は力の象徴でもある。どんな手段を取っても増やしたいと願う人間は一定数居るのだろう。
事情聴取を終え、ひと息つくと、キャサドラ先生が小さな紙を手渡してきた。
「アリューシャさん、今からコレットさんの様子を見に行って頂けますか?」
「今からですか? まだ部活の時間ですけど・・・・・・。」
受け取った小さな紙には早退届と書かれており、俺の名前と、キャサドラ先生のサインが入っている。
「それについてはこちらで対応します。部活動の時間は出席扱いとしますので、コレットさんの経過を診てあげてください。」
部活でやることもあまりないし、俺にとっては有難い申し出だ。
早退させてくれるのは、コレットに何かあった場合に対処しやすいようにだろう。
昨日は気づかないまま夜になってたしな・・・・・・。
俺は「分かりました。」と頷き、帰り支度をして先生と共に部室を出る。
「それではお先に失礼します、キャサドラ先生。」
「えぇ、私も後から伺います。」
途中で先生と別れ、独り廊下を歩く。窓から差し込む茜色の日差しが、行く道を寂しく照らしている。
眼下に見える生徒たちが楽しそうに部活動に励んでいるのを見ると、余計に孤独を感じてしまう。
「早く良くなってもらわないとな・・・・・・。」
玄関口に着くと、日陰になった庇の下で陸上部員たちが腰を下ろして休んでいた。
その内の一人が目ざとくこちらを見つけて歩み寄ってくる。
「ちょっとテンコーセー、こんなところで何してんのよ。」
「あ、ローレッドちゃん。」
彼女の体操着は汗でぴったりと肌に張り付き、薄く透けて見える。
うむ、健康的で良いな。
目の保養をしている俺に、ローレッドが続けて話しかけてくる。
「も、もしかして陸上部に入りに来たの? 仕方ないわね、だったらワタシが先生のとこに――」
「いや、今日は早退することになって。」
「は? 何よソレ。アンタ元気そうじゃない。」
「ちょっと用事があって・・・・・・。」
「用事って何なのよ。」
揉め事の雰囲気を察したのか、一人のゴツい男の先生がこちらへ近づいてくる。
おそらく陸上部の顧問だろう。
「何やってんだ、お前ら?」
面倒な問答をさせられないよう、ローレッドに目配せしながら先生に答える。
「えっと・・・・・・私が早退することになったので、ローレッドちゃんが心配して声を掛けてくれてたんです。」
「え、えぇ、そうなんです。テンコー・・・・・・ア、アリス・・・・・・ちゃん、が心配でっ!」
そう言いながら、キャサドラ先生にもらった早退届を見せる。
用意してくれていて助かったな。
「こっ、これはキャサドラ先生の・・・・・・っ! ということは、キミは魔法道部の部員さんかな?」
「はい、そうですけど・・・・・・。」
「では、このダドリー先生が許可してあげよう!」
「はぁ・・・・・・ありがとうございます、ダドリー先生。」
いや、だから許可はもう貰ってるんだが・・・・・・。
とは言えローレッドの追求から逃れるにはいいチャンスだ。
「ローレッドちゃん、急いでるからもう行くね。それじゃ!」
「あ、待ちなさいよ! もうっ!」
学校を出た俺は、まっすぐコレットの家へと向かった。
扉を叩くと、コレットの母親が出て応対してくれる。
「今日も来てくれたのね、アリスちゃん。」
「はい、コレットちゃんの様子はどうですか?」
「それが、目は覚ましたのだけれど・・・・・・。」
言い淀むコレット母。
これはコレットに直接聞いた方が早いかもしれない。
「あの、コレットちゃんに会っても大丈夫ですか?」
「え、えぇ! あの子も喜ぶと思うわ。」
家の中に通してもらい、二階へ上がってコレットの部屋のドアをノックする。
「コレットちゃん、入っても大丈夫?」
「ア、アリスちゃん・・・・・・っ? だ、大丈夫・・・・・・だよ。」
部屋に入ると、コレットがベッドの上に起き上がった状態で出迎えてくれた。
顔色は悪くなさそうだ。魔力の流れも正常に戻っている。
「体の方はどう? 痛いところとか無い?」
「う、うん・・・・・・痛くは・・・・・・ない。」
なんとも歯切れの悪い返事だ。
「お、お母さんから、アリスちゃんが助けてくれたって聞いて・・・・・・その、あ、ありがとう。」
「気にしなくていいよ。でも、もう一人で魔法の練習しちゃダメだからね。」
「ご、ごめん・・・・・・なさい。」
「それで、他に何か問題があるんじゃないの?」
少しの間、黙って下を向いていたコレットが、意を決して顔を上げた。
彼女の瞳には涙が溜まっている。
「あ、あのね、アリスちゃん・・・・・・。」
「どうしたの?」
「わ、わたし・・・・・・変になっちゃった・・・・・・。」
コレットは大事を取って今日も学校を休んでおり、部活動の時間は俺一人なのだ。キャサドラ先生にとっても良いタイミングなのだろう。
誤魔化そうにもキャサドラ先生には一部始終を見られてしまっていたため、彼女の質問に素直に答えていく。
「そうでしたか・・・・・・見間違いではなかったのですね。やはり貴女は・・・・・・いえ、このことは誰にも言っていませんね?」
「はい。」
未来でも魔力欠乏症の治療法は確立されていないようだ。俺と同じレベルで魔力操作出来る人が居ないから仕方ないのだが。
なので治療法は俺の居た時代と同じく、魔力回復薬を与えて奇跡的に回復するのを待つしかないのだそう。
ただ、魔法を使う機会がそもそも減っているので、魔力欠乏症による犠牲者は殆ど居ないらしい。
とはいえ、未だに魔力は力の象徴でもある。どんな手段を取っても増やしたいと願う人間は一定数居るのだろう。
事情聴取を終え、ひと息つくと、キャサドラ先生が小さな紙を手渡してきた。
「アリューシャさん、今からコレットさんの様子を見に行って頂けますか?」
「今からですか? まだ部活の時間ですけど・・・・・・。」
受け取った小さな紙には早退届と書かれており、俺の名前と、キャサドラ先生のサインが入っている。
「それについてはこちらで対応します。部活動の時間は出席扱いとしますので、コレットさんの経過を診てあげてください。」
部活でやることもあまりないし、俺にとっては有難い申し出だ。
早退させてくれるのは、コレットに何かあった場合に対処しやすいようにだろう。
昨日は気づかないまま夜になってたしな・・・・・・。
俺は「分かりました。」と頷き、帰り支度をして先生と共に部室を出る。
「それではお先に失礼します、キャサドラ先生。」
「えぇ、私も後から伺います。」
途中で先生と別れ、独り廊下を歩く。窓から差し込む茜色の日差しが、行く道を寂しく照らしている。
眼下に見える生徒たちが楽しそうに部活動に励んでいるのを見ると、余計に孤独を感じてしまう。
「早く良くなってもらわないとな・・・・・・。」
玄関口に着くと、日陰になった庇の下で陸上部員たちが腰を下ろして休んでいた。
その内の一人が目ざとくこちらを見つけて歩み寄ってくる。
「ちょっとテンコーセー、こんなところで何してんのよ。」
「あ、ローレッドちゃん。」
彼女の体操着は汗でぴったりと肌に張り付き、薄く透けて見える。
うむ、健康的で良いな。
目の保養をしている俺に、ローレッドが続けて話しかけてくる。
「も、もしかして陸上部に入りに来たの? 仕方ないわね、だったらワタシが先生のとこに――」
「いや、今日は早退することになって。」
「は? 何よソレ。アンタ元気そうじゃない。」
「ちょっと用事があって・・・・・・。」
「用事って何なのよ。」
揉め事の雰囲気を察したのか、一人のゴツい男の先生がこちらへ近づいてくる。
おそらく陸上部の顧問だろう。
「何やってんだ、お前ら?」
面倒な問答をさせられないよう、ローレッドに目配せしながら先生に答える。
「えっと・・・・・・私が早退することになったので、ローレッドちゃんが心配して声を掛けてくれてたんです。」
「え、えぇ、そうなんです。テンコー・・・・・・ア、アリス・・・・・・ちゃん、が心配でっ!」
そう言いながら、キャサドラ先生にもらった早退届を見せる。
用意してくれていて助かったな。
「こっ、これはキャサドラ先生の・・・・・・っ! ということは、キミは魔法道部の部員さんかな?」
「はい、そうですけど・・・・・・。」
「では、このダドリー先生が許可してあげよう!」
「はぁ・・・・・・ありがとうございます、ダドリー先生。」
いや、だから許可はもう貰ってるんだが・・・・・・。
とは言えローレッドの追求から逃れるにはいいチャンスだ。
「ローレッドちゃん、急いでるからもう行くね。それじゃ!」
「あ、待ちなさいよ! もうっ!」
学校を出た俺は、まっすぐコレットの家へと向かった。
扉を叩くと、コレットの母親が出て応対してくれる。
「今日も来てくれたのね、アリスちゃん。」
「はい、コレットちゃんの様子はどうですか?」
「それが、目は覚ましたのだけれど・・・・・・。」
言い淀むコレット母。
これはコレットに直接聞いた方が早いかもしれない。
「あの、コレットちゃんに会っても大丈夫ですか?」
「え、えぇ! あの子も喜ぶと思うわ。」
家の中に通してもらい、二階へ上がってコレットの部屋のドアをノックする。
「コレットちゃん、入っても大丈夫?」
「ア、アリスちゃん・・・・・・っ? だ、大丈夫・・・・・・だよ。」
部屋に入ると、コレットがベッドの上に起き上がった状態で出迎えてくれた。
顔色は悪くなさそうだ。魔力の流れも正常に戻っている。
「体の方はどう? 痛いところとか無い?」
「う、うん・・・・・・痛くは・・・・・・ない。」
なんとも歯切れの悪い返事だ。
「お、お母さんから、アリスちゃんが助けてくれたって聞いて・・・・・・その、あ、ありがとう。」
「気にしなくていいよ。でも、もう一人で魔法の練習しちゃダメだからね。」
「ご、ごめん・・・・・・なさい。」
「それで、他に何か問題があるんじゃないの?」
少しの間、黙って下を向いていたコレットが、意を決して顔を上げた。
彼女の瞳には涙が溜まっている。
「あ、あのね、アリスちゃん・・・・・・。」
「どうしたの?」
「わ、わたし・・・・・・変になっちゃった・・・・・・。」
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