70 / 112
第3章
㉞ 囚われのいづな
しおりを挟む
「おらあ!」
「死ね!」
「どうだ!」
ファリドゥーンは抵抗できなくなった私たちのアジ・ダハーカをボコボコに殴った。
「ぎゃはははははは! どうだ、勇者アスラン! 母上を唆した報いだ!」
その母上もこの中にいるのに、このアジ・ダハーカを私と見たり、ファラナークと見たりと都合のいいものだ。
「うぅぅぅ……ごめんなさい、アスラン。あの子を見捨てることができなかった妾の間違いだったわ……」
このままではまずい。
やられっぱなしでは勝てる理由なんてない。
なんとかシンクロ率を上げようとかくかくと腰を動かしてみるのだが、母親モードに戻ってしまったファラナークは少々のピストンでは感じなくなってしまったらしい。
「うへへへへ! お前を殺した後に、たっぷりとあの女を犯してやるぜ!!」
なんだと、そんなのは許せない!!
「消えろ!!」
リヴァイアサンは高く舞い上がると、口からこれまでにないほどの強烈な光線を放った。
「ファリドゥーン!!」
バカな!
これを喰らっても私は死なない。だけど、きみの母上は確実に死んでしまうぞ!!
だけどやはりアジ・ダハーカは動かなかった。
「うおおおおおおおおおおおおお!」
もうこれしかない!!
「≪ゴールドフィンガー・デトックス≫!!!!!」
「はうあ!!?」
私はファラナークにマッサージを仕掛けた。
もみもみもみもみもみ!
「あふぁ!! ファ、ファリドゥーン!!」
もみもみもみもみもみもみもみもみもみもみ!
息子のことなんか忘れさせてやるぜ!!
「あはぁん! アスランってば!」
よし、効いてきたぞ!
「ファ、ファリド……あん、あん、あん♡」
ここだ!
ずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこん!!!
駅弁で激しく腰を打ちつける。
「ア……アスラン、いけないわ……だけど……」
『シンクロ率69%』
そうしている間も光線は近づいてきている!
だが、みーはんも近くにいるんだ。避けるだけじゃ彼女が巻き込まれてしまう。
吸収するしかない!!
「あああ、もっとよ! もっともっと激しく突いて! アスラン、突きまくって!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこん!!!
『シンクロ率100%』
「あっはあああああああん!!」
ファラナークは絶頂した。
「今だ! ≪魔封斬・エナジードレイン・ドライブモード≫!!」
私は勇者の剣を光線に打ちつけた。
ずっぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅうううううううううん!!!!!!
その破壊力は私のエネルギーとなった。
「な、なんだと?」
ファリドゥーンは驚いていた。
だが、私も驚きを隠せなかった。
なんと、勇者の剣が砕け散ってしまったのだ。
まさか、いづなが!?
「くくくく……女が何か言いたそうだな。聞かせてやろうじゃないか」
どうやら向こうにもマイクらしきものがあるあらしい。
『せ……仙崎様……』
「いづな! 私の声が聞こえるか!」
『はい……申し訳ございません、仙崎様。一度ならず二度までも人質に取られようとは。感情に支配され、戦況全体を見渡すことができておりませんでした……』
それは、これまでにないほどに感情的ないづなの声だった。
何かが砕けてしまったような声で、今までの凛とした姿しか知らないからこそ、それはあまりに悲しく、聞いているこちらのほうが泣いてしまいたくなるほどだった。
『仙崎様、こんな足手まといにしかならない私など斬り捨ててしまってくださいませ』
砕けた剣が、弱々しくも再び姿を現した。
「バカな! きみがいなくなってしまえば私はどうすればいいというんだ。私はきみがいなければ勇者として何もできなくなってしまうじゃないか」
『ご安心ください……私が死んでも、おそらくは女神様が新たな従者をご用意くださいますでしょう。今は戦いに勝つことこそが最優先事項なのです。私もろともお斬りください』
はかない。
いづなの声はあまりにはかなかった。
「くくくくくく……女は斬ってくれと懇願しておるぞ。望み通り斬ってやればよいではないか。さあ、やってみろ。勇者アスラン」
ファリドゥーンは私がそんなことなどできないことをわかった上で言ってきた。
そしてそれはその通りだった。
私にいづなを斬れるわけなどないじゃないか。
「そぉら! 攻撃してこいよ。おら、おら! ぎゃははははは!!!」
ファリドゥーンの攻撃でボコボコにやられてしまう。
『仙崎様! 早く反撃を!!』
「そんなの、できっこないよ!」
精神的に動揺してしまった私のせいでシンクロ率は10%代にまで落ち込み、アジ・ダハーカはほとんどいうことを聞かなくなったせいもある。
「アスラン、このままでは危険よ!」
「わかってる、わかってるさ!」
だけど、どうすればいいかわからない。
『仙崎様。あなたが私のせいでここで敗れ、結果としてこの下衆に犯されるようなことになれば、やはり私はもう生きていくことなどできないでしょう』
「いづな!?」
『私の運命はここまでだったのです。後顧の憂いを絶ち、この蛆虫にも劣る下劣な輩を灰燼に帰してやってくださいませ』
「嫌だ……! 私はきみを失うなんて絶対に嫌だ!」
『私の代わりなどすぐに現れましょう』
「きみじゃないと嫌なんだ! きみの代わりなんているわけないだろう!!」
『仙崎様!』
リヴァイアサンの攻撃は止まることがなく、アジ・ダハーカももはや崩れかけていた。
「だめよ、アスラン!」
「わかってる。戦わなきゃどちらにしてもいづなは助けられないんだ!」
ファラナークは少し沈黙してから言い直した。
「そうじゃないわ、アスラン」
そう言って、おっぱいで私の顔をより強く挟み込み、私の腰に絡めていた足をこれまでになく強く締め付けより腰を密着させてきた。そして、ゆっくりとだがはっきりと感じられるように腰をぐりぐりと動かして刺激してきた。
「女の子には、もっとはっきりとした言葉でないと伝わらないのよ」
「え?」
「今、口にしたのはあなたの本心よ。だけど、きっといづなちゃんには伝わってないわ」
「伝わってない?」
「もっと単純明快な……ちょっと脚色して大げさすぎるくらいの表現でないと、きっとあなたの言葉は伝わらない」
「だ、だけど……」
何て言えばいいんだ?
私はこの局面で混乱してしまっていた。
「じゃあ、言葉にできるだけの勇気を上げるわ」
そう言ってファラナークがぐっと身体を沈みこませると、おっぱいは私の顔から離れ、代わりに彼女の顔が正面にきた。
そして、ぐっと唇に唇を押し当ててきた。
「はっきりと言ってあげなさい。あなたならできるでしょう、アスラン」
ああ、言える。
言えてしまえる。
こんなおじさんが、若い女性に言うなんて絶対に許されないような言葉が!
でも、ここで言わないでいつ言うというんだ!
「私はきみを愛しているんだ!」
『仙崎様!?』
「愛するきみを失って、私はどうすればいいというんだ。私はきみを失うことだけは絶対に嫌なんだ!」
そしてはっと気づく。
それを言って何になるというんだ。
言ったところでこのまずい状況が解決されるわけではない。
言うべきタイミングとしては今しかなかったかもしれないけど!
勢いで、全然関係ないことを言ってしまった!!
恥ずかしい!!
「ひゅー。おじさんこんな場面でなんかすごいこと言っちゃったわね」
遠くからドラゴンに乗って見ていたみーはんにもそれは聞こえていた。
「あれ?」
アジ・ダハーカの様子が変わっていく。
いや、正確にはアジ・ダハーカがもっている勇者の剣が変わっていくのが見えた。
勇者の剣はいづなの精神をそのまま表す。
そして今、勇者の剣はまさにそれを表していた。
刃がハート型になっていた。
「死ね!」
「どうだ!」
ファリドゥーンは抵抗できなくなった私たちのアジ・ダハーカをボコボコに殴った。
「ぎゃはははははは! どうだ、勇者アスラン! 母上を唆した報いだ!」
その母上もこの中にいるのに、このアジ・ダハーカを私と見たり、ファラナークと見たりと都合のいいものだ。
「うぅぅぅ……ごめんなさい、アスラン。あの子を見捨てることができなかった妾の間違いだったわ……」
このままではまずい。
やられっぱなしでは勝てる理由なんてない。
なんとかシンクロ率を上げようとかくかくと腰を動かしてみるのだが、母親モードに戻ってしまったファラナークは少々のピストンでは感じなくなってしまったらしい。
「うへへへへ! お前を殺した後に、たっぷりとあの女を犯してやるぜ!!」
なんだと、そんなのは許せない!!
「消えろ!!」
リヴァイアサンは高く舞い上がると、口からこれまでにないほどの強烈な光線を放った。
「ファリドゥーン!!」
バカな!
これを喰らっても私は死なない。だけど、きみの母上は確実に死んでしまうぞ!!
だけどやはりアジ・ダハーカは動かなかった。
「うおおおおおおおおおおおおお!」
もうこれしかない!!
「≪ゴールドフィンガー・デトックス≫!!!!!」
「はうあ!!?」
私はファラナークにマッサージを仕掛けた。
もみもみもみもみもみ!
「あふぁ!! ファ、ファリドゥーン!!」
もみもみもみもみもみもみもみもみもみもみ!
息子のことなんか忘れさせてやるぜ!!
「あはぁん! アスランってば!」
よし、効いてきたぞ!
「ファ、ファリド……あん、あん、あん♡」
ここだ!
ずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこん!!!
駅弁で激しく腰を打ちつける。
「ア……アスラン、いけないわ……だけど……」
『シンクロ率69%』
そうしている間も光線は近づいてきている!
だが、みーはんも近くにいるんだ。避けるだけじゃ彼女が巻き込まれてしまう。
吸収するしかない!!
「あああ、もっとよ! もっともっと激しく突いて! アスラン、突きまくって!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこんずっこんばっこん!!!
『シンクロ率100%』
「あっはあああああああん!!」
ファラナークは絶頂した。
「今だ! ≪魔封斬・エナジードレイン・ドライブモード≫!!」
私は勇者の剣を光線に打ちつけた。
ずっぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅうううううううううん!!!!!!
その破壊力は私のエネルギーとなった。
「な、なんだと?」
ファリドゥーンは驚いていた。
だが、私も驚きを隠せなかった。
なんと、勇者の剣が砕け散ってしまったのだ。
まさか、いづなが!?
「くくくく……女が何か言いたそうだな。聞かせてやろうじゃないか」
どうやら向こうにもマイクらしきものがあるあらしい。
『せ……仙崎様……』
「いづな! 私の声が聞こえるか!」
『はい……申し訳ございません、仙崎様。一度ならず二度までも人質に取られようとは。感情に支配され、戦況全体を見渡すことができておりませんでした……』
それは、これまでにないほどに感情的ないづなの声だった。
何かが砕けてしまったような声で、今までの凛とした姿しか知らないからこそ、それはあまりに悲しく、聞いているこちらのほうが泣いてしまいたくなるほどだった。
『仙崎様、こんな足手まといにしかならない私など斬り捨ててしまってくださいませ』
砕けた剣が、弱々しくも再び姿を現した。
「バカな! きみがいなくなってしまえば私はどうすればいいというんだ。私はきみがいなければ勇者として何もできなくなってしまうじゃないか」
『ご安心ください……私が死んでも、おそらくは女神様が新たな従者をご用意くださいますでしょう。今は戦いに勝つことこそが最優先事項なのです。私もろともお斬りください』
はかない。
いづなの声はあまりにはかなかった。
「くくくくくく……女は斬ってくれと懇願しておるぞ。望み通り斬ってやればよいではないか。さあ、やってみろ。勇者アスラン」
ファリドゥーンは私がそんなことなどできないことをわかった上で言ってきた。
そしてそれはその通りだった。
私にいづなを斬れるわけなどないじゃないか。
「そぉら! 攻撃してこいよ。おら、おら! ぎゃははははは!!!」
ファリドゥーンの攻撃でボコボコにやられてしまう。
『仙崎様! 早く反撃を!!』
「そんなの、できっこないよ!」
精神的に動揺してしまった私のせいでシンクロ率は10%代にまで落ち込み、アジ・ダハーカはほとんどいうことを聞かなくなったせいもある。
「アスラン、このままでは危険よ!」
「わかってる、わかってるさ!」
だけど、どうすればいいかわからない。
『仙崎様。あなたが私のせいでここで敗れ、結果としてこの下衆に犯されるようなことになれば、やはり私はもう生きていくことなどできないでしょう』
「いづな!?」
『私の運命はここまでだったのです。後顧の憂いを絶ち、この蛆虫にも劣る下劣な輩を灰燼に帰してやってくださいませ』
「嫌だ……! 私はきみを失うなんて絶対に嫌だ!」
『私の代わりなどすぐに現れましょう』
「きみじゃないと嫌なんだ! きみの代わりなんているわけないだろう!!」
『仙崎様!』
リヴァイアサンの攻撃は止まることがなく、アジ・ダハーカももはや崩れかけていた。
「だめよ、アスラン!」
「わかってる。戦わなきゃどちらにしてもいづなは助けられないんだ!」
ファラナークは少し沈黙してから言い直した。
「そうじゃないわ、アスラン」
そう言って、おっぱいで私の顔をより強く挟み込み、私の腰に絡めていた足をこれまでになく強く締め付けより腰を密着させてきた。そして、ゆっくりとだがはっきりと感じられるように腰をぐりぐりと動かして刺激してきた。
「女の子には、もっとはっきりとした言葉でないと伝わらないのよ」
「え?」
「今、口にしたのはあなたの本心よ。だけど、きっといづなちゃんには伝わってないわ」
「伝わってない?」
「もっと単純明快な……ちょっと脚色して大げさすぎるくらいの表現でないと、きっとあなたの言葉は伝わらない」
「だ、だけど……」
何て言えばいいんだ?
私はこの局面で混乱してしまっていた。
「じゃあ、言葉にできるだけの勇気を上げるわ」
そう言ってファラナークがぐっと身体を沈みこませると、おっぱいは私の顔から離れ、代わりに彼女の顔が正面にきた。
そして、ぐっと唇に唇を押し当ててきた。
「はっきりと言ってあげなさい。あなたならできるでしょう、アスラン」
ああ、言える。
言えてしまえる。
こんなおじさんが、若い女性に言うなんて絶対に許されないような言葉が!
でも、ここで言わないでいつ言うというんだ!
「私はきみを愛しているんだ!」
『仙崎様!?』
「愛するきみを失って、私はどうすればいいというんだ。私はきみを失うことだけは絶対に嫌なんだ!」
そしてはっと気づく。
それを言って何になるというんだ。
言ったところでこのまずい状況が解決されるわけではない。
言うべきタイミングとしては今しかなかったかもしれないけど!
勢いで、全然関係ないことを言ってしまった!!
恥ずかしい!!
「ひゅー。おじさんこんな場面でなんかすごいこと言っちゃったわね」
遠くからドラゴンに乗って見ていたみーはんにもそれは聞こえていた。
「あれ?」
アジ・ダハーカの様子が変わっていく。
いや、正確にはアジ・ダハーカがもっている勇者の剣が変わっていくのが見えた。
勇者の剣はいづなの精神をそのまま表す。
そして今、勇者の剣はまさにそれを表していた。
刃がハート型になっていた。
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説
【完結】結婚式前~婚約者の王太子に「最愛の女が別にいるので、お前を愛することはない」と言われました~
黒塔真実
恋愛
挙式が迫るなか婚約者の王太子に「結婚しても俺の最愛の女は別にいる。お前を愛することはない」とはっきり言い切られた公爵令嬢アデル。しかしどんなに婚約者としてないがしろにされても女性としての誇りを傷つけられても彼女は平気だった。なぜなら大切な「心の拠り所」があるから……。しかし、王立学園の卒業ダンスパーティーの夜、アデルはかつてない、世にも酷い仕打ちを受けるのだった―― ※神視点。■なろうにも別タイトルで重複投稿←【ジャンル日間4位】。
私は逃げます
恵葉
ファンタジー
ブラック企業で社畜なんてやっていたら、23歳で血反吐を吐いて、死んじゃった…と思ったら、異世界へ転生してしまったOLです。
そしてこれまたありがちな、貴族令嬢として転生してしまったのですが、運命から…ではなく、文字通り物理的に逃げます。
貴族のあれやこれやなんて、構っていられません!
今度こそ好きなように生きます!
倒したモンスターをカード化!~二重取りスキルで報酬倍増! デミゴッドが行く異世界旅~
乃神レンガ
ファンタジー
謎の白い空間で、神から異世界に送られることになった主人公。
二重取りの神授スキルを与えられ、その効果により追加でカード召喚術の神授スキルを手に入れる。
更にキャラクターメイキングのポイントも、二重取りによって他の人よりも倍手に入れることができた。
それにより主人公は、本来ポイント不足で選択できないデミゴッドの種族を選び、ジンという名前で異世界へと降り立つ。
異世界でジンは倒したモンスターをカード化して、最強の軍団を作ることを目標に、世界を放浪し始めた。
しかし次第に世界のルールを知り、争いへと巻き込まれていく。
国境門が数カ月に一度ランダムに他国と繋がる世界で、ジンは様々な選択を迫られるのであった。
果たしてジンの行きつく先は魔王か神か、それとも別の何かであろうか。
現在毎日更新中。
※この作品は『カクヨム』『ノベルアップ+』にも投稿されています。
リセット〜絶対寵愛者〜
まやまや
ファンタジー
悪意だらけの世界で生きてきた少女は、全てを捨てる事にした。そう、自分自身さえ。
終わりを迎えたはずだった少女は、生きる事になる。
別の世界で。
そして、私は気がついた。
私が溺愛していたはずが、逆に崇拝され過保護なまでに自分が溺愛されている事に。
後に『寵愛の王女』と呼ばれる少女の物語。
※少しずつ、編集中。誤字脱字が多いので、ご報告下さればありがたいです。
元悪役令嬢はオンボロ修道院で余生を過ごす
こうじ
ファンタジー
両親から妹に婚約者を譲れと言われたレスナー・ティアント。彼女は勝手な両親や裏切った婚約者、寝取った妹に嫌気がさし自ら修道院に入る事にした。研修期間を経て彼女は修道院に入る事になったのだが彼女が送られたのは廃墟寸前の修道院でしかも修道女はレスナー一人のみ。しかし、彼女にとっては好都合だった。『誰にも邪魔されずに好きな事が出来る!これって恵まれているんじゃ?』公爵令嬢から修道女になったレスナーののんびり修道院ライフが始まる!
婚約破棄されたので暗殺される前に国を出ます。
なつめ猫
ファンタジー
公爵家令嬢のアリーシャは、我儘で傲慢な妹のアンネに婚約者であるカイル王太子を寝取られ学院卒業パーティの席で婚約破棄されてしまう。
そして失意の内に王都を去ったアリーシャは行方不明になってしまう。
そんなアリーシャをラッセル王国は、総力を挙げて捜索するが何の成果も得られずに頓挫してしまうのであった。
彼女――、アリーシャには王国の重鎮しか知らない才能があった。
それは、世界でも稀な大魔導士と、世界で唯一の聖女としての力が備わっていた事であった。
神とモフモフ(ドラゴン)と異世界転移
龍央
ファンタジー
高校生紺野陸はある日の登校中、車に轢かれそうな女の子を助ける。
え?助けた女の子が神様?
しかもその神様に俺が助けられたの?
助かったのはいいけど、異世界に行く事になったって?
これが話に聞く異世界転移ってやつなの?
異世界生活……なんとか、なるのかなあ……?
なんとか異世界で生活してたら、今度は犬を助けたと思ったらドラゴン?
契約したらチート能力?
異世界で俺は何かをしたいとは思っていたけど、色々と盛り過ぎじゃないかな?
ちょっと待って、このドラゴン凄いモフモフじゃない?
平凡で何となく生きていたモフモフ好きな学生が異世界転移でドラゴンや神様とあれやこれやしていくお話し。
基本シリアス少な目、モフモフ成分有りで書いていこうと思います。
女性キャラが多いため、様々なご指摘があったので念のため、タグに【ハーレム?】を追加致しました。
9/18よりエルフの出るお話になりましたのでタグにエルフを追加致しました。
1話2800文字~3500文字以内で投稿させていただきます。
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載させて頂いております。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる