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番外編③ やっぱり彼女には敵わない※
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今日は久しぶりに、本当に久しぶりに愛妃のキャサリンとゆっくり出来る保養旅行の日だった。
父である皇帝陛下がギックリ腰を患い、俺が地方の視察や議会の出席をしなければならず、この一ヶ月ヘトヘトになってキャサリンが眠るベッドへと崩れ落ちるように就寝する日々だった。
朝起きると最愛のキャサリンが横で寝ている事に、幸せは幸せだったが下半身が限界を訴えていて、まだ眠る彼女を起こさないように睡眠魔法をかけて隣で彼女の体を触りながら自慰してささっと済ませる事数回。
やっと彼女と二人きりで旅行できて、俺は天にも昇る気分だった。知らずに緩む顔を何度も無表情に戻すのに必死だった。彼女の前では格好をつけたいのだ。
あの邪魔者がやって来るまでは俺の気分は良かったんだ…
湖のボートに乗り込む前、敷地内の魔力検知に侵入者の反応があった。
ボートに乗りながら俺も探査魔法でそれを調査してみる。こちらにむかっているのは女だ。女だが、なかなかの魔力を持っているな。
キャサリンはボートに乗ってはしゃいでいたが、俺は気もそぞろになっていた。
直ぐに俺の直属の影の護衛が女を捕縛しに向かっている。そいつは新人で気に食わないところもあるが、かなり強いので大丈夫だろう。まぁ、失敗してもそれをカバーする人員は何人もいるので大丈夫だ。
そこでやっと俺もキャサリンに向き合う事ができた。
キャサリンはボートを漕ぎたがり、陸から少し進んだところでボートをグルグルと回すと、鳥や魚を見てはしゃいだ後、アイスクリームを食べ始めた。可愛い。何をしてても可愛い。
ピンク色のそれを舐めている彼女を見ているだけで、俺は溜まりに溜まった下半身の熱が膨らんでくる。いけない、いけない。夜まで堪える事も出来ずボートの上で彼女を襲いそうだ。
俺がフェラ顔…ゴホン、可愛いキャサリンの顔に見惚れている時、護衛が女を捕まえたと同時に魔力を相殺する際の衝撃波が空に飛んだ。
鳥が羽ばたき、それに驚いたキャサリンはピンク色のアイスクリームを胸元に溢した。
キャサリンは服が少し汚れただけなのに消沈している。
護衛が不法侵入者を捕らえたという信号を受け取ったので、俺はやっと心置きなくキャサリンとイチャイチャできると、彼女を見た。
溶けたクリームがドレスの開いた胸元に落ちていて、タラリと吸い込まれる様に谷間へと流れていき、俺は息を呑んだ。
瞬間よぎった思いは『ズルい』だった。
アイスクリームに嫉妬をするなんて、もう末期症状が出ているとしか言い様がない。キャサリン欠乏症だ。
服を汚して落ち込んでいるキャサリンにキスすると、慰めるという言い訳にキスを深くしていき、彼女の魅惑の谷間へと唇を這わした。
ああああ…キャサリンのフワフワのおっぱい!おっぱい!…
直接たわわな膨らみを確かめたくなる前にキャサリンに嫌がられた。
が…我慢、我慢だ…
この時余りにも感情を押さえつけたせいで、キャサリンに不安を抱かせていた事は知らなかった。
予定を切り上げ、二人で馬車に乗り込もうとした。その時、さっきの鳥が戻ってきてキャサリンの頭から肩へ糞を落とした。
しまった…物理障壁ではなく、悪意の障壁を作っていたので、彼女に悪意のない鳥の糞は届いてしまうのだ。しかし物理障壁を作ると、俺とのキスの度に取り外す事になる…どうすれば…
俺が魔法の術式の事を考えていると、鳥のフンが付いたキャサリンは子供の様に泣いた。
確かに散々な目に合っているのだが、泣いているキャサリンは半端なく可愛い。
いつも思っているが、どうしてキャサリンは泣いてもこんなに可愛いのだろう?鼻水が出ていようが、メイクが落ちていようが、愛しさが倍増する。
泣いているキャサリンを慰め、二人で馬車に乗ると、彼女はポツリポツリとこの旅行をとても楽しみにしていた事を零した。
ああ、俺もだよ。俺もこの一ヶ月君とずっとゆっくりした時間を取りたかったんだ。俺の我儘で急いで結婚した事でこんなところでシワ寄せが来ているのか…
…ちょっと待て、シワ寄せ?
そうじゃない。どう考えてもさっきの侵入者が悪い。
俺は今日宿泊するバヤリー領の居城へと着くと、湯浴みする前に不埒者を見に行った。
驚いた事に、それは学園時代に国外追放した元同級生のロレッタ・エステビアだった。
色んな部分が変わっているが、薄汚れているのは性根のせいだとしか思えなかった。
相変わらず、俺と相思相愛だという妄想を垂れ流している。
この女のせいでキャサリンがまた泣いたのかと思うと、前の判断が優し過ぎたのだと俺は自戒した。
「もういい、埋めろ」
傍らにいた護衛は俺と同級生で、魔力操作が長けているためシンフォニアへと勧誘した男だった。名前はトーン・ジョンソンだ…こいつにも釘を刺して置かないと気が済まない。
「トーン。次、キャシーの顔を1秒以上凝視したら、お前はもう一度訓練所行きだ。あと、魔力を相殺する場合次はもっと静かにしろ。追加でキャサリンの転倒防止と、服に染みが付かないような魔法、あと鳥の糞が落ちてこない魔法も開発しろ!」
鳥が飛んだのはコイツのせいでもあるので、半ば八つ当たりで指令した。
それよりも、コイツはいつもキャサリンを舐めまわす様に凝視してる。次こいつがキャサリンを目に映したら、目に激痛が走るような魔法を開発してやろうか…
ああ…イライラする。
俺はすぐに愛しのキャサリンの元に転移した。
湯浴みをして夕食をとったが、そこでも不愉快な事が起こった。このバヤリー領の城のダイニングテーブルが異常に長いのだ。対面に座ると人8人分くらい離れている。キャサリンと話しながら食事が出来る距離では無かった。
カトラリーを置いてくれた使用人達の体裁のため移動できないなと思っていると、キャサリンが男性の使用人と親し気に話し出したのだ。
や…やめろ!そんな可愛い顔で笑いかけるな!何を…何を話しているんだ!俺だって今楽しく話したいのに!!俺のキャシーだぞ!
嫉妬で全ての料理を食べ終わる前に、彼女を食堂から連れ出して、居室のベッドへと押し倒してしまった。
股間が痛いぐらい張り詰めている。。
ごめん。キャサリン。勝手な嫉妬をして…と心のどこかで謝っているものの、体は嫉妬と焦燥と渇望と欲望で制御が効かない。
彼女が怯えているのに、キャサリンの服を半ば破く勢いで脱がす。
途中でまたキャサリンが愛称呼びを忘れたので、余計に俺は焦った。
もしかして、この一ヶ月俺とまともに話も出来なかったし、さっきの湖の時に鳥のフンの回避ができなかったからもう俺に愛想を尽かしたのか?さっきの若い給仕の男が好きになったのか?もしかしてあいつと昔良い仲だったのか?
嫉妬丸出しで俺が詰問すると、キャサリンは俺の粗雑な扱いに慄きながらも、実家の使用人だったと理由を話す。
それでも俺の焦りは収まらず乱暴な手つきのまま彼女の薄い肌着を脱がした。
下着が露わになった途端、俺は自分がどれだけ馬鹿な嫉妬に狂っていたかを思い知らされることとなった。
今回の旅行でキャサリンが衣装に力を入れていたのは知っていた。2人ともリラックスできるように彼女は俺にも肌心地の良い軽いスーツを新調し、それとお揃いのドレスを作ったと報告を受けていた。だから湖で衣装が汚れて泣いていたのだな。
そして下着も特注で作らせていたというのも知っていた。
キャサリンが着用していた下着は最高だった。
彼女の俺への愛を疑うなんて…何て馬鹿だったんだろう…と、俺は猛省し、スッとどこかで頭が冷えた。彼女への気持ちが暴力的な黒さをもった感情ではなく、愛しさが爆発したような欲望に変わっていくのを感じた。
何時もの少し薄い夜着などではない。肌着をレースにして、大事な部分をくり抜いたというべきだろう。それは官能的で扇情的で非常に淫猥なものだった。着用するのにも勇気がいるだろう。
キャサリンの豊満な胸には胸当て部分があるが、レースなのでなんとなく頂上の彩りが透けているし、中央の切り込みから手を侵入させれば、直ぐに触れられる。
彼女の綺麗な肌にレースの色が映えていて綺麗なのに、下半身の和毛から後ろの腰部分までの大事な部分の生地がまるっと存在しない。隠してないのだ。二本の紐が意味も無く脚の付け根に通っている。
娼婦でもこんな斬新なものを着ている者はいないのではなかろうか…
俺を喜ばせるために…俺のために…こんな物まで用意したのか…!
キャシー…!!!
俺の鼻はまた血を迸らせた。キャサリンに不意打ちのファーストキスを奪われた時以来だ。興奮で鼻血が出るなんて…
だけど今、俺には鼻に栓をしている時間なぞ惜しいのだ。
手巾を取ろうと背を向けたキャサリンの丸見えの尻を掴み、鼻血を流しながら嬲った。
キャサリンは後穴を弄られるのが嫌いだ。それは知っているけど、美しい衣装に彩られた双丘の窄まりがいじらしくて仕方がない。
俺はそこに舌を突っ込む勢いで愛撫した。少し自分の鼻血が気になるが、どうでも良い。
キャサリンは言葉では嫌がっているが、本当には拒否しない。だから後穴はもう少し後で色々してみようかと計画している。
この下着を見られただけで彼女は発情しているのか、指を這わすとヌルリと秘裂が濡れている。指を挿入して彼女の良い場所を探るように刺激した。
「ああ……キャシー…これが君のデザインしていた下着かい?」
「はいぃ!エドたまぁっ…エドさまの為に…あうんっん」
やっぱりそうなのかっ!こんなイヤらしい下着を履いて!旅行中いつでも俺を悩殺する準備ができていたのだな!!
「俺の為に…ああ…最高だ…なんて美しくて…いやらしい…」
「ああん!許して下さいましっ!もうっ、お尻を虐めるのはだめぇっ!」
「…あの従者に向けた笑顔が…まだ許せないっ」
まだ心の内がモヤモヤとしているので、しばらく背中側から見る下着姿を堪能しながら俺は彼女を絶頂させる。
「ああーー…っ…」
胸が切なくなるような甘い小さな叫びと共に俺の指を彼女の肉が締め付ける。媚びて俺の物を欲しがっているような動きに胸の奥から股間までが疼く。
前からもこの下着を着た彼女を見たいな。そう思っていると、天蓋ベッドの向こうに大きな姿見が見えた。
俺はそれを見ながらキャサリンの秘裂に自分の怒張しきった雄を擦りつける。中に入りそうになるが、まだ入れない。
彼女の美しい花弁を押し開く様にヌチャニチャと卑猥な音をさせ、鏡に映った淫靡な姿を眺める。
如何わしい下着を着た美しいキャサリンがとろりと表情を緩ませ、男に抱き着かれながら股の間に肉棒を擦りつけられて物欲しそうにしていた。
クリトリスを擦る刺激に彼女が達するのを鏡越しにずっと見ていた。愛らしい表情で俺を伺ったり快感に震えるキャサリンに凄く興奮する。
その後ももう一度鏡で彼女にも見せつけながら痴態を実況したりと、下着と鏡で沢山楽しんでみる。
何時も俺の大きな雄を入れて彼女に満足してもらっているので、お預けは辛いだろう。
しかしいつもと違って意地悪く彼女を攻めるのはすごく楽しいし、射精してもいないのに俺はすごく満足していた。キャサリンもなんだかちょっと楽しそうだ。
更に、ずっとやってみたかった事を彼女に命令した。もう別に腹を立てていないが、一応俺を放っておいて使用人と楽しく話をしたことへの罰という体裁だ。
一度、顔いっぱいに彼女の秘所を味わいたかったのだ。
寝転がった俺の顔にキャサリンの尻を乗せるように命令した。女性器を口元に寄せ、鼻先には先程舐めまくった彼女の菊門があり、俺は顔全体で彼女の秘所を楽しめるし、両手で彼女のプリプリの尻たぶを揉みしだける。はっきり言って天国だ。
俺が楽しんでいると、彼女が少しずつ俺の服を脱がしているのに気付いた。
そして、驚いた事にキャサリンが俺に口淫を施したのだ。手淫はしてもらった事があるが、初めての口の感触に俺は焦る。
あっ!…うそだろ?!キャ…シ…うぁ!
はち切れそうに興奮していた俺は少しの悪戯ですぐに射精してしまった。
鏡をチラリと見ると、俺に乗っかったキャサリンが顔に白い飛沫を付けて、驚いた顔をしていた。
俺の子種汁が…キャサリンの美しい顔に…
そう思うと、もう遊びは終わりだと俺はキャサリンを押し倒し、下着を脱がさずそのまま雄を挿入した。脱がす必要が無くて本当にこの下着は良い。今度は俺がキャサリンの下着を作ろう。
「ああっ…ー!」
嬉しい気持ちが漏れた嬌声を漏らして、キャサリンは俺を抱き締める。
キスをしながら解されて良く濡れたキャサリンの媚肉を何度も穿つと、彼女も堪らないとばかりに俺の背中を撫でてくる。
初めてキャサリンと関係を持った時の様に暴走していたが、そんな俺を彼女はいつも優しく受け止めてくれるのだ。俺は狂ったように腰を打ち付け、キャサリンが最近声を失くすぐらい快感を究める奥を雄杭で何度も愛した。
さらに早く子供が出来ればいいと思いながら腹の子宮のあたりを手で撫でると、キャサリンが一瞬「お゛ぅ゛!」と一際大きく叫んだ。
腰を揺すりながら腹と淫芽を押す様にすると、キャサリンはずっと媚肉を締め続け、歯を食いしばりながら潮を吹いて気を失ってしまった。激しく締め付ける彼女の中に放つと、俺は脱力したキャサリンを抱き締めた。
ああ…可愛らしい…愛しているキャシー。大好きだ。
俺のキャシー…
数分後、目を覚ましたキャサリンをなだめすかし、もう3ラウンドした。
こうして俺は一ヶ月ぶりのキャサリンと熱い夜を過ごし、この保養旅行を大いに楽しんだ。
翌日、キャサリンがガーターベルトというものをお披露目して、俺が昼間に大暴走したことは良い思い出になった。
その頃、今回護衛任務についている皇家の影ことシンフォニアの一兵士は、皇太子の無茶ぶりに泣きながら魔法術式開発をし、無事『服に染みができない魔法』『鳥の糞が落ちてこない魔法』『転倒しない魔法』を編み出したのだった。
おしまい♪
番外編完了しました。早速感想やイイネ・お気に入り登録など沢山の反応有難うございます。とても励みになります。アホエロコメディでしたが、皆様を少しでも楽しい気分にできましたら幸いです。
父である皇帝陛下がギックリ腰を患い、俺が地方の視察や議会の出席をしなければならず、この一ヶ月ヘトヘトになってキャサリンが眠るベッドへと崩れ落ちるように就寝する日々だった。
朝起きると最愛のキャサリンが横で寝ている事に、幸せは幸せだったが下半身が限界を訴えていて、まだ眠る彼女を起こさないように睡眠魔法をかけて隣で彼女の体を触りながら自慰してささっと済ませる事数回。
やっと彼女と二人きりで旅行できて、俺は天にも昇る気分だった。知らずに緩む顔を何度も無表情に戻すのに必死だった。彼女の前では格好をつけたいのだ。
あの邪魔者がやって来るまでは俺の気分は良かったんだ…
湖のボートに乗り込む前、敷地内の魔力検知に侵入者の反応があった。
ボートに乗りながら俺も探査魔法でそれを調査してみる。こちらにむかっているのは女だ。女だが、なかなかの魔力を持っているな。
キャサリンはボートに乗ってはしゃいでいたが、俺は気もそぞろになっていた。
直ぐに俺の直属の影の護衛が女を捕縛しに向かっている。そいつは新人で気に食わないところもあるが、かなり強いので大丈夫だろう。まぁ、失敗してもそれをカバーする人員は何人もいるので大丈夫だ。
そこでやっと俺もキャサリンに向き合う事ができた。
キャサリンはボートを漕ぎたがり、陸から少し進んだところでボートをグルグルと回すと、鳥や魚を見てはしゃいだ後、アイスクリームを食べ始めた。可愛い。何をしてても可愛い。
ピンク色のそれを舐めている彼女を見ているだけで、俺は溜まりに溜まった下半身の熱が膨らんでくる。いけない、いけない。夜まで堪える事も出来ずボートの上で彼女を襲いそうだ。
俺がフェラ顔…ゴホン、可愛いキャサリンの顔に見惚れている時、護衛が女を捕まえたと同時に魔力を相殺する際の衝撃波が空に飛んだ。
鳥が羽ばたき、それに驚いたキャサリンはピンク色のアイスクリームを胸元に溢した。
キャサリンは服が少し汚れただけなのに消沈している。
護衛が不法侵入者を捕らえたという信号を受け取ったので、俺はやっと心置きなくキャサリンとイチャイチャできると、彼女を見た。
溶けたクリームがドレスの開いた胸元に落ちていて、タラリと吸い込まれる様に谷間へと流れていき、俺は息を呑んだ。
瞬間よぎった思いは『ズルい』だった。
アイスクリームに嫉妬をするなんて、もう末期症状が出ているとしか言い様がない。キャサリン欠乏症だ。
服を汚して落ち込んでいるキャサリンにキスすると、慰めるという言い訳にキスを深くしていき、彼女の魅惑の谷間へと唇を這わした。
ああああ…キャサリンのフワフワのおっぱい!おっぱい!…
直接たわわな膨らみを確かめたくなる前にキャサリンに嫌がられた。
が…我慢、我慢だ…
この時余りにも感情を押さえつけたせいで、キャサリンに不安を抱かせていた事は知らなかった。
予定を切り上げ、二人で馬車に乗り込もうとした。その時、さっきの鳥が戻ってきてキャサリンの頭から肩へ糞を落とした。
しまった…物理障壁ではなく、悪意の障壁を作っていたので、彼女に悪意のない鳥の糞は届いてしまうのだ。しかし物理障壁を作ると、俺とのキスの度に取り外す事になる…どうすれば…
俺が魔法の術式の事を考えていると、鳥のフンが付いたキャサリンは子供の様に泣いた。
確かに散々な目に合っているのだが、泣いているキャサリンは半端なく可愛い。
いつも思っているが、どうしてキャサリンは泣いてもこんなに可愛いのだろう?鼻水が出ていようが、メイクが落ちていようが、愛しさが倍増する。
泣いているキャサリンを慰め、二人で馬車に乗ると、彼女はポツリポツリとこの旅行をとても楽しみにしていた事を零した。
ああ、俺もだよ。俺もこの一ヶ月君とずっとゆっくりした時間を取りたかったんだ。俺の我儘で急いで結婚した事でこんなところでシワ寄せが来ているのか…
…ちょっと待て、シワ寄せ?
そうじゃない。どう考えてもさっきの侵入者が悪い。
俺は今日宿泊するバヤリー領の居城へと着くと、湯浴みする前に不埒者を見に行った。
驚いた事に、それは学園時代に国外追放した元同級生のロレッタ・エステビアだった。
色んな部分が変わっているが、薄汚れているのは性根のせいだとしか思えなかった。
相変わらず、俺と相思相愛だという妄想を垂れ流している。
この女のせいでキャサリンがまた泣いたのかと思うと、前の判断が優し過ぎたのだと俺は自戒した。
「もういい、埋めろ」
傍らにいた護衛は俺と同級生で、魔力操作が長けているためシンフォニアへと勧誘した男だった。名前はトーン・ジョンソンだ…こいつにも釘を刺して置かないと気が済まない。
「トーン。次、キャシーの顔を1秒以上凝視したら、お前はもう一度訓練所行きだ。あと、魔力を相殺する場合次はもっと静かにしろ。追加でキャサリンの転倒防止と、服に染みが付かないような魔法、あと鳥の糞が落ちてこない魔法も開発しろ!」
鳥が飛んだのはコイツのせいでもあるので、半ば八つ当たりで指令した。
それよりも、コイツはいつもキャサリンを舐めまわす様に凝視してる。次こいつがキャサリンを目に映したら、目に激痛が走るような魔法を開発してやろうか…
ああ…イライラする。
俺はすぐに愛しのキャサリンの元に転移した。
湯浴みをして夕食をとったが、そこでも不愉快な事が起こった。このバヤリー領の城のダイニングテーブルが異常に長いのだ。対面に座ると人8人分くらい離れている。キャサリンと話しながら食事が出来る距離では無かった。
カトラリーを置いてくれた使用人達の体裁のため移動できないなと思っていると、キャサリンが男性の使用人と親し気に話し出したのだ。
や…やめろ!そんな可愛い顔で笑いかけるな!何を…何を話しているんだ!俺だって今楽しく話したいのに!!俺のキャシーだぞ!
嫉妬で全ての料理を食べ終わる前に、彼女を食堂から連れ出して、居室のベッドへと押し倒してしまった。
股間が痛いぐらい張り詰めている。。
ごめん。キャサリン。勝手な嫉妬をして…と心のどこかで謝っているものの、体は嫉妬と焦燥と渇望と欲望で制御が効かない。
彼女が怯えているのに、キャサリンの服を半ば破く勢いで脱がす。
途中でまたキャサリンが愛称呼びを忘れたので、余計に俺は焦った。
もしかして、この一ヶ月俺とまともに話も出来なかったし、さっきの湖の時に鳥のフンの回避ができなかったからもう俺に愛想を尽かしたのか?さっきの若い給仕の男が好きになったのか?もしかしてあいつと昔良い仲だったのか?
嫉妬丸出しで俺が詰問すると、キャサリンは俺の粗雑な扱いに慄きながらも、実家の使用人だったと理由を話す。
それでも俺の焦りは収まらず乱暴な手つきのまま彼女の薄い肌着を脱がした。
下着が露わになった途端、俺は自分がどれだけ馬鹿な嫉妬に狂っていたかを思い知らされることとなった。
今回の旅行でキャサリンが衣装に力を入れていたのは知っていた。2人ともリラックスできるように彼女は俺にも肌心地の良い軽いスーツを新調し、それとお揃いのドレスを作ったと報告を受けていた。だから湖で衣装が汚れて泣いていたのだな。
そして下着も特注で作らせていたというのも知っていた。
キャサリンが着用していた下着は最高だった。
彼女の俺への愛を疑うなんて…何て馬鹿だったんだろう…と、俺は猛省し、スッとどこかで頭が冷えた。彼女への気持ちが暴力的な黒さをもった感情ではなく、愛しさが爆発したような欲望に変わっていくのを感じた。
何時もの少し薄い夜着などではない。肌着をレースにして、大事な部分をくり抜いたというべきだろう。それは官能的で扇情的で非常に淫猥なものだった。着用するのにも勇気がいるだろう。
キャサリンの豊満な胸には胸当て部分があるが、レースなのでなんとなく頂上の彩りが透けているし、中央の切り込みから手を侵入させれば、直ぐに触れられる。
彼女の綺麗な肌にレースの色が映えていて綺麗なのに、下半身の和毛から後ろの腰部分までの大事な部分の生地がまるっと存在しない。隠してないのだ。二本の紐が意味も無く脚の付け根に通っている。
娼婦でもこんな斬新なものを着ている者はいないのではなかろうか…
俺を喜ばせるために…俺のために…こんな物まで用意したのか…!
キャシー…!!!
俺の鼻はまた血を迸らせた。キャサリンに不意打ちのファーストキスを奪われた時以来だ。興奮で鼻血が出るなんて…
だけど今、俺には鼻に栓をしている時間なぞ惜しいのだ。
手巾を取ろうと背を向けたキャサリンの丸見えの尻を掴み、鼻血を流しながら嬲った。
キャサリンは後穴を弄られるのが嫌いだ。それは知っているけど、美しい衣装に彩られた双丘の窄まりがいじらしくて仕方がない。
俺はそこに舌を突っ込む勢いで愛撫した。少し自分の鼻血が気になるが、どうでも良い。
キャサリンは言葉では嫌がっているが、本当には拒否しない。だから後穴はもう少し後で色々してみようかと計画している。
この下着を見られただけで彼女は発情しているのか、指を這わすとヌルリと秘裂が濡れている。指を挿入して彼女の良い場所を探るように刺激した。
「ああ……キャシー…これが君のデザインしていた下着かい?」
「はいぃ!エドたまぁっ…エドさまの為に…あうんっん」
やっぱりそうなのかっ!こんなイヤらしい下着を履いて!旅行中いつでも俺を悩殺する準備ができていたのだな!!
「俺の為に…ああ…最高だ…なんて美しくて…いやらしい…」
「ああん!許して下さいましっ!もうっ、お尻を虐めるのはだめぇっ!」
「…あの従者に向けた笑顔が…まだ許せないっ」
まだ心の内がモヤモヤとしているので、しばらく背中側から見る下着姿を堪能しながら俺は彼女を絶頂させる。
「ああーー…っ…」
胸が切なくなるような甘い小さな叫びと共に俺の指を彼女の肉が締め付ける。媚びて俺の物を欲しがっているような動きに胸の奥から股間までが疼く。
前からもこの下着を着た彼女を見たいな。そう思っていると、天蓋ベッドの向こうに大きな姿見が見えた。
俺はそれを見ながらキャサリンの秘裂に自分の怒張しきった雄を擦りつける。中に入りそうになるが、まだ入れない。
彼女の美しい花弁を押し開く様にヌチャニチャと卑猥な音をさせ、鏡に映った淫靡な姿を眺める。
如何わしい下着を着た美しいキャサリンがとろりと表情を緩ませ、男に抱き着かれながら股の間に肉棒を擦りつけられて物欲しそうにしていた。
クリトリスを擦る刺激に彼女が達するのを鏡越しにずっと見ていた。愛らしい表情で俺を伺ったり快感に震えるキャサリンに凄く興奮する。
その後ももう一度鏡で彼女にも見せつけながら痴態を実況したりと、下着と鏡で沢山楽しんでみる。
何時も俺の大きな雄を入れて彼女に満足してもらっているので、お預けは辛いだろう。
しかしいつもと違って意地悪く彼女を攻めるのはすごく楽しいし、射精してもいないのに俺はすごく満足していた。キャサリンもなんだかちょっと楽しそうだ。
更に、ずっとやってみたかった事を彼女に命令した。もう別に腹を立てていないが、一応俺を放っておいて使用人と楽しく話をしたことへの罰という体裁だ。
一度、顔いっぱいに彼女の秘所を味わいたかったのだ。
寝転がった俺の顔にキャサリンの尻を乗せるように命令した。女性器を口元に寄せ、鼻先には先程舐めまくった彼女の菊門があり、俺は顔全体で彼女の秘所を楽しめるし、両手で彼女のプリプリの尻たぶを揉みしだける。はっきり言って天国だ。
俺が楽しんでいると、彼女が少しずつ俺の服を脱がしているのに気付いた。
そして、驚いた事にキャサリンが俺に口淫を施したのだ。手淫はしてもらった事があるが、初めての口の感触に俺は焦る。
あっ!…うそだろ?!キャ…シ…うぁ!
はち切れそうに興奮していた俺は少しの悪戯ですぐに射精してしまった。
鏡をチラリと見ると、俺に乗っかったキャサリンが顔に白い飛沫を付けて、驚いた顔をしていた。
俺の子種汁が…キャサリンの美しい顔に…
そう思うと、もう遊びは終わりだと俺はキャサリンを押し倒し、下着を脱がさずそのまま雄を挿入した。脱がす必要が無くて本当にこの下着は良い。今度は俺がキャサリンの下着を作ろう。
「ああっ…ー!」
嬉しい気持ちが漏れた嬌声を漏らして、キャサリンは俺を抱き締める。
キスをしながら解されて良く濡れたキャサリンの媚肉を何度も穿つと、彼女も堪らないとばかりに俺の背中を撫でてくる。
初めてキャサリンと関係を持った時の様に暴走していたが、そんな俺を彼女はいつも優しく受け止めてくれるのだ。俺は狂ったように腰を打ち付け、キャサリンが最近声を失くすぐらい快感を究める奥を雄杭で何度も愛した。
さらに早く子供が出来ればいいと思いながら腹の子宮のあたりを手で撫でると、キャサリンが一瞬「お゛ぅ゛!」と一際大きく叫んだ。
腰を揺すりながら腹と淫芽を押す様にすると、キャサリンはずっと媚肉を締め続け、歯を食いしばりながら潮を吹いて気を失ってしまった。激しく締め付ける彼女の中に放つと、俺は脱力したキャサリンを抱き締めた。
ああ…可愛らしい…愛しているキャシー。大好きだ。
俺のキャシー…
数分後、目を覚ましたキャサリンをなだめすかし、もう3ラウンドした。
こうして俺は一ヶ月ぶりのキャサリンと熱い夜を過ごし、この保養旅行を大いに楽しんだ。
翌日、キャサリンがガーターベルトというものをお披露目して、俺が昼間に大暴走したことは良い思い出になった。
その頃、今回護衛任務についている皇家の影ことシンフォニアの一兵士は、皇太子の無茶ぶりに泣きながら魔法術式開発をし、無事『服に染みができない魔法』『鳥の糞が落ちてこない魔法』『転倒しない魔法』を編み出したのだった。
おしまい♪
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最高でした♪
お読みいただき、感想有難うございます!
少しでも愉快な気持ちにできたなら幸いです。
埋め、、、
おぅ、、。
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番外編嬉しい!
ありがとうございます😊
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番外編も読んで頂けてとても嬉しいです!しかもまたもや感想頂けて!有難うございます!
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