201 / 203
本編
番外編2~恋愛相談
しおりを挟む
これは、とある日に起きた出来事である。
「恋愛相談?」
「ああ、お前にしか頼めないんだ!本当に頼む!」
現在俺は以前ネットゲームを共にプレイしていたネッ共こと、tomoがユグドラシルオンラインを買ったと言うことで初心者レクチャーをしていた…筈なのになんでいきなり恋愛相談になってる?
「本当に頼むよ、お前イケメンだし、告白された事も有るだろ、どうか俺に慈悲を」
「お~け~分かった、話を聞いてやるからすがり付くんじゃねぇ、悪質プレイヤーと間違われるだろ」
いや、端からみたらトッププレイヤーにすがっているこいつの方がイメージ悪くなるか、まぁそんな事はいい、まずは話を聞くか。
「それで、なんでお前はいきなり恋愛相談なんて言い出したんだ?」
俺がそう聞くとtomoは顔を赤らめる…男がやってても需要がない、つうかきめぇ
「好きな人でも出来たん?」
「そうなんだよ!でも告白するには自信がねぇから、ユウヤに恋愛のレクチャーをして貰おうと思った訳だ!」
自信満々にどや顔までしてそう言ってくるtomo、こいつは俺を全知全能の神とでも思っているんじゃ無かろうか。
「話は聞いてやる、でアドバイスも一応してやる、ほら話せ」
「お、おう」
俺が急かすと少しずつ話すtomo。
「俺がニートやってたのは知ってんだろ?それで、お前のお蔭でニートを脱却、学校に通い始めた訳だが」
「そうだな」
学校に行くように説得して、現実で会って美容院やら服屋なんかに付き合いつつ、引きこもる前のイメージをぶっ壊す手伝いをしたんだったけな。
tomoはアニメに居そうな隠れイケメンで前髪を伸ばしていて、目が隠れている+メガネ、そして自分の容姿に自信がなく雰囲気が暗いという事で虐めを受けていたらしい。
なので前髪をバッサリ切って目が見えるようにして、かつメガネからコンタクトにチェンジさせてから学校に行かせた。
すると学校の連中はこんな奴居たか?という雰囲気になり、明るく挨拶をしたお蔭で以前のイメージを完全にぶっ壊してちゃんと学校に通えるようになったんだったよな。
え?なんで俺が学校の中の様子まで分かるのかって?そんなのバレないように小型ドローンを使ってアイツを追跡してたからに決まってんだろ。
まぁそんなわけで顔はイケメン、雰囲気も明るくなったこいつはクラス内カーストはまあまあになったんじゃないか?
「その時に他の奴らは手のひらを返した様に俺に接してきたんだよ、今まで虐めていた癖に俺ら友達だよなみたいな雰囲気だしてよ、だけどさ、そのなかでも前と反応が変わらなかった子が居たんだ」
前と同じ反応?まさか!?
「違うって虐めてた側の人間じゃ無くていつも虐められた後に手当てしてくれてた子」
「なんだそっちか…tomoドM説が生まれそうだったのに」
わざと残念そうに言うと素早くツッコミが入る
「おい!なんで残念そうなんだよ!」
「まぁ冗談だ、それで、その子に惚れたと」
「ああ、あの子も虐めを止めようとしたら自分が標的になりそうで怖くて注意出来なくてゴメンって謝ってきたんだ…泣きながら、自分のせいじゃないって言うのにさ、その子の優しさに惚れたっつうかさ、もうすぐ卒業だろ、そうしたらもう会えなくなると思うとこう胸が締め付けられる様に苦しくなってだな」
成る程、完全に惚れてるじゃないか。
まぁ学校に復帰させるときにその学校については調べたからその子の事は既に情報が有る。
奥田華、18歳、毎朝花壇の花に水を上げたり困ってる人が居たらほっとけないタイプ。
典型的な優しい女の子ってパターンだ。
この場合何気ない行動が相手を勘違いさせる…ってパターンが有るのだがこの子はアイツに惚れているという事が判明している。
情報によると中学の時にチンピラに絡まれて困っていた時にアイツが助けに入ったって事が有ったらしい。
アイツは絶賛中二病中でぼこぼこにされたが無事でよかったと笑いかけられた所でノックアウト。
その後は出会う事も無く高校に進んだが運命の如く本人を発見したが声を掛けることが出来ず1年間が経過。
その後にアイツが虐められているという噂を聞いた後にぼろぼろのアイツを発見、それがきっかけで手当てと少しの会話をする様になったらしい。
「おい、tomo当たって砕けろだ、告白しろ、以上」
「おい、お前ならもっと何かあんだろ」
「本気で付き合いたいなら自分の全力で相手に誠意を見せるんだ。
分かったか」
「誠意ねぇ…分かったよ告白してみる…けどもし振られたら憂さ晴らし付き合ってくれよ」
そう言ってtomoはログアウトした。
翌日に有ったらアイツは満面の笑みで告白に成功したと言っていた。
後日にアイツの同級生に聞いた所、誠意と言ったがまさかプロポーズ擬きの告白をするとは。
tomo告白のセリフ
「何があっても幸せにするんで付き合ってください!」
まぁ相手もアイツの事好きだったからもちろん告白は大成功。
後日にtomoから割りの良いバイトを教えてくれと言われた。
結婚を前提に付き合いたいから少しでも金を貯めたいんだと。
バイトは俺の手伝いをさせる事にして、まぁ幸せになってくれたら嬉しいとは思う。
「恋愛相談?」
「ああ、お前にしか頼めないんだ!本当に頼む!」
現在俺は以前ネットゲームを共にプレイしていたネッ共こと、tomoがユグドラシルオンラインを買ったと言うことで初心者レクチャーをしていた…筈なのになんでいきなり恋愛相談になってる?
「本当に頼むよ、お前イケメンだし、告白された事も有るだろ、どうか俺に慈悲を」
「お~け~分かった、話を聞いてやるからすがり付くんじゃねぇ、悪質プレイヤーと間違われるだろ」
いや、端からみたらトッププレイヤーにすがっているこいつの方がイメージ悪くなるか、まぁそんな事はいい、まずは話を聞くか。
「それで、なんでお前はいきなり恋愛相談なんて言い出したんだ?」
俺がそう聞くとtomoは顔を赤らめる…男がやってても需要がない、つうかきめぇ
「好きな人でも出来たん?」
「そうなんだよ!でも告白するには自信がねぇから、ユウヤに恋愛のレクチャーをして貰おうと思った訳だ!」
自信満々にどや顔までしてそう言ってくるtomo、こいつは俺を全知全能の神とでも思っているんじゃ無かろうか。
「話は聞いてやる、でアドバイスも一応してやる、ほら話せ」
「お、おう」
俺が急かすと少しずつ話すtomo。
「俺がニートやってたのは知ってんだろ?それで、お前のお蔭でニートを脱却、学校に通い始めた訳だが」
「そうだな」
学校に行くように説得して、現実で会って美容院やら服屋なんかに付き合いつつ、引きこもる前のイメージをぶっ壊す手伝いをしたんだったけな。
tomoはアニメに居そうな隠れイケメンで前髪を伸ばしていて、目が隠れている+メガネ、そして自分の容姿に自信がなく雰囲気が暗いという事で虐めを受けていたらしい。
なので前髪をバッサリ切って目が見えるようにして、かつメガネからコンタクトにチェンジさせてから学校に行かせた。
すると学校の連中はこんな奴居たか?という雰囲気になり、明るく挨拶をしたお蔭で以前のイメージを完全にぶっ壊してちゃんと学校に通えるようになったんだったよな。
え?なんで俺が学校の中の様子まで分かるのかって?そんなのバレないように小型ドローンを使ってアイツを追跡してたからに決まってんだろ。
まぁそんなわけで顔はイケメン、雰囲気も明るくなったこいつはクラス内カーストはまあまあになったんじゃないか?
「その時に他の奴らは手のひらを返した様に俺に接してきたんだよ、今まで虐めていた癖に俺ら友達だよなみたいな雰囲気だしてよ、だけどさ、そのなかでも前と反応が変わらなかった子が居たんだ」
前と同じ反応?まさか!?
「違うって虐めてた側の人間じゃ無くていつも虐められた後に手当てしてくれてた子」
「なんだそっちか…tomoドM説が生まれそうだったのに」
わざと残念そうに言うと素早くツッコミが入る
「おい!なんで残念そうなんだよ!」
「まぁ冗談だ、それで、その子に惚れたと」
「ああ、あの子も虐めを止めようとしたら自分が標的になりそうで怖くて注意出来なくてゴメンって謝ってきたんだ…泣きながら、自分のせいじゃないって言うのにさ、その子の優しさに惚れたっつうかさ、もうすぐ卒業だろ、そうしたらもう会えなくなると思うとこう胸が締め付けられる様に苦しくなってだな」
成る程、完全に惚れてるじゃないか。
まぁ学校に復帰させるときにその学校については調べたからその子の事は既に情報が有る。
奥田華、18歳、毎朝花壇の花に水を上げたり困ってる人が居たらほっとけないタイプ。
典型的な優しい女の子ってパターンだ。
この場合何気ない行動が相手を勘違いさせる…ってパターンが有るのだがこの子はアイツに惚れているという事が判明している。
情報によると中学の時にチンピラに絡まれて困っていた時にアイツが助けに入ったって事が有ったらしい。
アイツは絶賛中二病中でぼこぼこにされたが無事でよかったと笑いかけられた所でノックアウト。
その後は出会う事も無く高校に進んだが運命の如く本人を発見したが声を掛けることが出来ず1年間が経過。
その後にアイツが虐められているという噂を聞いた後にぼろぼろのアイツを発見、それがきっかけで手当てと少しの会話をする様になったらしい。
「おい、tomo当たって砕けろだ、告白しろ、以上」
「おい、お前ならもっと何かあんだろ」
「本気で付き合いたいなら自分の全力で相手に誠意を見せるんだ。
分かったか」
「誠意ねぇ…分かったよ告白してみる…けどもし振られたら憂さ晴らし付き合ってくれよ」
そう言ってtomoはログアウトした。
翌日に有ったらアイツは満面の笑みで告白に成功したと言っていた。
後日にアイツの同級生に聞いた所、誠意と言ったがまさかプロポーズ擬きの告白をするとは。
tomo告白のセリフ
「何があっても幸せにするんで付き合ってください!」
まぁ相手もアイツの事好きだったからもちろん告白は大成功。
後日にtomoから割りの良いバイトを教えてくれと言われた。
結婚を前提に付き合いたいから少しでも金を貯めたいんだと。
バイトは俺の手伝いをさせる事にして、まぁ幸せになってくれたら嬉しいとは思う。
0
お気に入りに追加
495
あなたにおすすめの小説
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
現代ダンジョンで成り上がり!
カメ
ファンタジー
現代ダンジョンで成り上がる!
現代の世界に大きな地震が全世界同時に起こると共に、全世界にダンジョンが現れた。
舞台はその後の世界。ダンジョンの出現とともに、ステータスが見れる様になり、多くの能力、スキルを持つ人たちが現れる。その人達は冒険者と呼ばれる様になり、ダンジョンから得られる貴重な資源のおかげで稼ぎが多い冒険者は、多くの人から憧れる職業となった。
四ノ宮翔には、いいスキルもステータスもない。ましてや呪いをその身に受ける、呪われた子の称号を持つ存在だ。そんな彼がこの世界でどう生き、成り上がるのか、その冒険が今始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる