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本編
番外編 1~PVP世界大会
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邪神討伐戦が終わり2ヶ月余りの時が経った。
まぁ周りのプレイヤーは邪神が世界を滅ぼすなんて事を知らなかったから、ただ単にワールドクエストをクリアしたと言う意識なんだろうけどな。
全プレイヤーには邪神討伐、街の防衛の報酬として大量のGと、レアスキルの取得権、そきて一部のプレイヤーにはオリジナルスキルの作成権がプレゼントされた。
その他には俺個人にお礼の言葉と称号を神から貰ったがこの2ヶ月は特に事件やイベントも起こらずにギルメンの皆とダンジョンに潜ったり、模擬戦をしたりして過ごしていた。
そして7月と言えば運営が予告していた様にユグドラシルオンラインが発売された国の中で行われたPVP大会で優秀な成績を残したプレイヤー同士で行われるユグドラシルオンライン世界大会の様なイベントが有るのだ。
現在の俺はコートオブベルゼビュートの様なバランスブレイカーな装備を使わないようにしている。
何故かって言ったら邪神という脅威が去った今、あんなチート装備の権化みたいなのを使って無双するのは何か違うと思ったからだ。
まぁそんな事は置いておいてもうすぐユグドラシルオンライン、PVP世界大会が始まる為、出場プレイヤーは強制的にイベントマップに転移されるらしい。
右上に表示される時計の表示が1時になった瞬間に俺はイベントマップに転移させられる。
転移させられた後に周りを見るとそこにはユウ、アイリス、シュウの他に20人程度のプレイヤーが存在していた。
プレイヤーが転移された場所が国ごとに分けられているのは運営の計らいというものだろう、いきなり知らないプレイヤーの中に自分1人なんて状況になったら最悪だしな。
『皆さんこんにちは~ユグドラシルオンラインの運営、ヒナで~す、じゃあこれからこのPVP世界大会の説明を始めるよ』
という事で始まったPVP世界大会の説明。
『まず、このPVP大会はチーム戦となります…と言っても戦闘事態は個人戦なので安心してください』
つまりチームでの戦績の合計で順位を付けるって事か。
『これから同じ国の人たちで相談してA~Dのブロックを選択して貰います。
ここに居る全プレイヤーが選択し終えたら対戦カードを表示します』
「つー訳で、この中でA~Dを選ばないといけない訳なんだが、どうする?」
「まぁ別にどれを選んでも良いと思うんですけど」
「というより何でプレイヤーに選ばせようとしたのか疑問だよな」
という訳で始まった相談時間なのだが…4人中3人が同じギルドという事でアイリスが俺たちに遠慮をしているのか会話に入ってこない。
まぁ中の良いグループに参加するっていうのはキツいよな。
「アイリスはどう思う?」
「ひゃい!」
…いきなり声を掛けたのは失敗だったかな。
アイリスは顔を真っ赤にさせながらアワアワといった感じに慌ててしまっている。
「そんなに緊張しなくても良いですよ」
やっぱりこういう時に同性というのは安心出来るものなのかシュウはアイリスを落ち着かせる事が出来た。
「それじゃあ改めて自己紹介をしようか、俺はユウヤ、よろしくな」
「俺はユウだ、よろしく」
「私はシュウです、よろしくお願いしますね」
「は、はい、私はアイリスです、よろしくお願いします…」
という訳で挨拶を終えた俺たちなのだが、やはりそんな直ぐに話せるようになるなんて事はあまりなく、話せるようになったのはシュウだけだった。
まぁそんなこんなで俺がC、ユウがA、アイリスがB、そしてシュウがDになった。
という訳でグループ訳は終了して、グループ毎にPVPが始まった訳だが…うん、特に言うことも無く終わった。
まぁ俺は人間、エルフ、獣人、吸血鬼のレベルもカンストさせている為、ステータス的にも12万程違うのだが、なによりPSがシュウ達より低くて簡単に倒せてしまった。
少し遊んで全ての攻撃をクリティカルにしたら会場がシーンとなってしまったが気にしない。
といった感じで俺は全戦全勝で終わったのだが、他のブロックもこんな感じだったらシュウもユウも楽勝かな。
皆の戦闘も終わり、戦績の確認に移る。
するとソコには意外な結果が表示されていた。
日本12/12
まさかの全勝。
ユウやシュウは強さを理解しているから負けるとは思っていなかったが、アイリスも全勝するとは。
実際本人も全勝して驚いてるみたいだ。
こうして、ユグドラシルオンライン、PVP世界大会は終了した。
ちなみにネット掲示板では日本サーバー魔境説が浮上したらしい。
まぁ周りのプレイヤーは邪神が世界を滅ぼすなんて事を知らなかったから、ただ単にワールドクエストをクリアしたと言う意識なんだろうけどな。
全プレイヤーには邪神討伐、街の防衛の報酬として大量のGと、レアスキルの取得権、そきて一部のプレイヤーにはオリジナルスキルの作成権がプレゼントされた。
その他には俺個人にお礼の言葉と称号を神から貰ったがこの2ヶ月は特に事件やイベントも起こらずにギルメンの皆とダンジョンに潜ったり、模擬戦をしたりして過ごしていた。
そして7月と言えば運営が予告していた様にユグドラシルオンラインが発売された国の中で行われたPVP大会で優秀な成績を残したプレイヤー同士で行われるユグドラシルオンライン世界大会の様なイベントが有るのだ。
現在の俺はコートオブベルゼビュートの様なバランスブレイカーな装備を使わないようにしている。
何故かって言ったら邪神という脅威が去った今、あんなチート装備の権化みたいなのを使って無双するのは何か違うと思ったからだ。
まぁそんな事は置いておいてもうすぐユグドラシルオンライン、PVP世界大会が始まる為、出場プレイヤーは強制的にイベントマップに転移されるらしい。
右上に表示される時計の表示が1時になった瞬間に俺はイベントマップに転移させられる。
転移させられた後に周りを見るとそこにはユウ、アイリス、シュウの他に20人程度のプレイヤーが存在していた。
プレイヤーが転移された場所が国ごとに分けられているのは運営の計らいというものだろう、いきなり知らないプレイヤーの中に自分1人なんて状況になったら最悪だしな。
『皆さんこんにちは~ユグドラシルオンラインの運営、ヒナで~す、じゃあこれからこのPVP世界大会の説明を始めるよ』
という事で始まったPVP世界大会の説明。
『まず、このPVP大会はチーム戦となります…と言っても戦闘事態は個人戦なので安心してください』
つまりチームでの戦績の合計で順位を付けるって事か。
『これから同じ国の人たちで相談してA~Dのブロックを選択して貰います。
ここに居る全プレイヤーが選択し終えたら対戦カードを表示します』
「つー訳で、この中でA~Dを選ばないといけない訳なんだが、どうする?」
「まぁ別にどれを選んでも良いと思うんですけど」
「というより何でプレイヤーに選ばせようとしたのか疑問だよな」
という訳で始まった相談時間なのだが…4人中3人が同じギルドという事でアイリスが俺たちに遠慮をしているのか会話に入ってこない。
まぁ中の良いグループに参加するっていうのはキツいよな。
「アイリスはどう思う?」
「ひゃい!」
…いきなり声を掛けたのは失敗だったかな。
アイリスは顔を真っ赤にさせながらアワアワといった感じに慌ててしまっている。
「そんなに緊張しなくても良いですよ」
やっぱりこういう時に同性というのは安心出来るものなのかシュウはアイリスを落ち着かせる事が出来た。
「それじゃあ改めて自己紹介をしようか、俺はユウヤ、よろしくな」
「俺はユウだ、よろしく」
「私はシュウです、よろしくお願いしますね」
「は、はい、私はアイリスです、よろしくお願いします…」
という訳で挨拶を終えた俺たちなのだが、やはりそんな直ぐに話せるようになるなんて事はあまりなく、話せるようになったのはシュウだけだった。
まぁそんなこんなで俺がC、ユウがA、アイリスがB、そしてシュウがDになった。
という訳でグループ訳は終了して、グループ毎にPVPが始まった訳だが…うん、特に言うことも無く終わった。
まぁ俺は人間、エルフ、獣人、吸血鬼のレベルもカンストさせている為、ステータス的にも12万程違うのだが、なによりPSがシュウ達より低くて簡単に倒せてしまった。
少し遊んで全ての攻撃をクリティカルにしたら会場がシーンとなってしまったが気にしない。
といった感じで俺は全戦全勝で終わったのだが、他のブロックもこんな感じだったらシュウもユウも楽勝かな。
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