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本編
No.176~ダンジョン攻略2
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ダンジョン攻略を再開した俺だが、いまだ分かれ道から一直線で続いてるダンジョンを進んでいると小部屋に続く扉を発見した。
小部屋の中に入った瞬間扉は閉まり、こちらから開けることが出来なくなった。
「っち!トラップ部屋だったか」
俺は小部屋の周りを見渡しながら何かしらの変化が無いかを確認する。
するといきなり前方にゴブリンやウルフ、オークが合計で20体位出現した。
(モンスタートラップか、発動条件は部屋の中に入る事、脱出の条件はモンスターの討伐か死ぬかって所か)
まぁなんの問題も無い。
見たところ遠距離武器を持っている奴は居ないので天井に張り付く感じで上空に居れば一方的に攻撃出来るだろう。
攻撃を食らってもノーダメージとはいえ当たらないにこす事はない。
ギャアギャアとゴブリンは卑怯だぞ!と言っている様に叫んでいるが無視して銃弾を当てていく。
ウルフが飛び上がっても俺にダメージを当たえることは出来ず必死に攻撃しようとしているモンスターを倒す。
戦闘と呼べない虐殺を終えた俺だがモンスターを倒し終えたら小部屋の真ん中に宝箱が出現した。
(モンスタートラップの報酬か?まぁ1階層だからそこまで良いアイテムは出なさそうだが)
宝箱を開けてみると中に入っていたのはNPCが売っている中の3番目に安い…片手剣より少しだけ性能が高い剣だった。
まぁ予想通りでそこまで良い性能のアイテムでは無いが多少のGで売ることが出来るだろう。
モンスタートラップ部屋から道中出てきたモンスターを倒しながら引き返し、分かれ道まで戻った俺は真ん中道に行く…前にヤヨイ達を呼ぼう。
流石に今の状況だと暇すぎるからな。
メニューからヤヨイ達を呼び出す。
するとヤヨイ達は直ぐに転移してきた。
「マスター、何の御用ですか?」
「主、何か問題でも有りましたか?」
「ご主人、何か用?」
「あれ?フェニは居ないのか?」
呼び出しに応じて現れたのはヤヨイと修羅、フェルのみでフェニの姿が見えない。
「ああ、フェニなら森の動物に魔物が襲ってきているらしいので来れないと伝えてくれと言っていましたよ」
「へぇ~そうなんだ」
俺の疑問に即座に答えてくれたヤヨイ、ですがと付け加えて話始める。
「あの程度のモンスターならばもう動物達も撃退できると判っているのに見守って居ますからね」
「過保護すぎ」
やれやれと言いたげな雰囲気で話しているヤヨイとフェル。
「まぁフェニは森の動物達を自分の子供の様に感じているみたいですからね、何気に普段からフェニの魔力を浴びているお陰で聖獣化している動物もちらほら居ますよ」
「へぇ~今はそんな事になつてるんだ」
俺は普段あっちに行っても動物達を良く見たりはしないからな、しかも聖獣化って、レアな動物じゃ無いか。
聖獣はレアモンスターと同じかそれ以上に出現率が低い動物で、聖獣を倒す事で得られるアイテムは食材アイテムだとバフが、素材として装備を作れば特殊効果が確定で付くという動物だ。
しかも聖獣の肉で作った料理は通常より美味しいと言うことで料理人にも人気がある。
運良く聖獣を狩ることが出来れば現金で50000円は軽く稼げると言われている。
まぁ上手い料理に金を出す奴はいっぱいいるからな。
「それにしても意図的に聖獣って産まれるんだな」
聖獣を自由に作れるなんて判ったら金儲けが出来そうだよな。
「ええ、穢れの無い聖なる魔力を一定以上体内に内包させ、その魔力に適応する必要が有るそうです」
「聖なる魔力をって…そりゃあレアモンスターと同じぐらい出にくい訳だ」
聖なる魔力を持っているモンスターは殆ど居ないし、聖なる魔力を取り込むって事はそのモンスターの近くに居るか体の一部を食べなくちゃいけない訳だ。
意外な所で聖獣の出現条件を発見したみたいだ。
「まぁフェニが居ないのはおいておいて、3人を呼んだ理由は」
俺は3人を呼んだ理由を説明する。
小部屋の中に入った瞬間扉は閉まり、こちらから開けることが出来なくなった。
「っち!トラップ部屋だったか」
俺は小部屋の周りを見渡しながら何かしらの変化が無いかを確認する。
するといきなり前方にゴブリンやウルフ、オークが合計で20体位出現した。
(モンスタートラップか、発動条件は部屋の中に入る事、脱出の条件はモンスターの討伐か死ぬかって所か)
まぁなんの問題も無い。
見たところ遠距離武器を持っている奴は居ないので天井に張り付く感じで上空に居れば一方的に攻撃出来るだろう。
攻撃を食らってもノーダメージとはいえ当たらないにこす事はない。
ギャアギャアとゴブリンは卑怯だぞ!と言っている様に叫んでいるが無視して銃弾を当てていく。
ウルフが飛び上がっても俺にダメージを当たえることは出来ず必死に攻撃しようとしているモンスターを倒す。
戦闘と呼べない虐殺を終えた俺だがモンスターを倒し終えたら小部屋の真ん中に宝箱が出現した。
(モンスタートラップの報酬か?まぁ1階層だからそこまで良いアイテムは出なさそうだが)
宝箱を開けてみると中に入っていたのはNPCが売っている中の3番目に安い…片手剣より少しだけ性能が高い剣だった。
まぁ予想通りでそこまで良い性能のアイテムでは無いが多少のGで売ることが出来るだろう。
モンスタートラップ部屋から道中出てきたモンスターを倒しながら引き返し、分かれ道まで戻った俺は真ん中道に行く…前にヤヨイ達を呼ぼう。
流石に今の状況だと暇すぎるからな。
メニューからヤヨイ達を呼び出す。
するとヤヨイ達は直ぐに転移してきた。
「マスター、何の御用ですか?」
「主、何か問題でも有りましたか?」
「ご主人、何か用?」
「あれ?フェニは居ないのか?」
呼び出しに応じて現れたのはヤヨイと修羅、フェルのみでフェニの姿が見えない。
「ああ、フェニなら森の動物に魔物が襲ってきているらしいので来れないと伝えてくれと言っていましたよ」
「へぇ~そうなんだ」
俺の疑問に即座に答えてくれたヤヨイ、ですがと付け加えて話始める。
「あの程度のモンスターならばもう動物達も撃退できると判っているのに見守って居ますからね」
「過保護すぎ」
やれやれと言いたげな雰囲気で話しているヤヨイとフェル。
「まぁフェニは森の動物達を自分の子供の様に感じているみたいですからね、何気に普段からフェニの魔力を浴びているお陰で聖獣化している動物もちらほら居ますよ」
「へぇ~今はそんな事になつてるんだ」
俺は普段あっちに行っても動物達を良く見たりはしないからな、しかも聖獣化って、レアな動物じゃ無いか。
聖獣はレアモンスターと同じかそれ以上に出現率が低い動物で、聖獣を倒す事で得られるアイテムは食材アイテムだとバフが、素材として装備を作れば特殊効果が確定で付くという動物だ。
しかも聖獣の肉で作った料理は通常より美味しいと言うことで料理人にも人気がある。
運良く聖獣を狩ることが出来れば現金で50000円は軽く稼げると言われている。
まぁ上手い料理に金を出す奴はいっぱいいるからな。
「それにしても意図的に聖獣って産まれるんだな」
聖獣を自由に作れるなんて判ったら金儲けが出来そうだよな。
「ええ、穢れの無い聖なる魔力を一定以上体内に内包させ、その魔力に適応する必要が有るそうです」
「聖なる魔力をって…そりゃあレアモンスターと同じぐらい出にくい訳だ」
聖なる魔力を持っているモンスターは殆ど居ないし、聖なる魔力を取り込むって事はそのモンスターの近くに居るか体の一部を食べなくちゃいけない訳だ。
意外な所で聖獣の出現条件を発見したみたいだ。
「まぁフェニが居ないのはおいておいて、3人を呼んだ理由は」
俺は3人を呼んだ理由を説明する。
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