168 / 203
本編
No.162~ダンジョン解放前イベント36
しおりを挟む「おい!ユウヤそっちいったぞ!」
「おう、了解」
俺は自分に向かってくる吸血鬼を無名で切り捨てる。
そしてユウに後ろから攻撃をしようとしている吸血鬼に魔法を撃ち込み怯ませる。
そして怯んだ吸血鬼をユウは左手に持ったハンドガンで後ろ向きに撃ち抜く。
ユウに撃ち抜かれた吸血鬼はポリゴンとなって消滅する。
「ユウ!いくらパーティ組んでるからって油断するんじゃ無いぞ今のステータスじゃ一撃でも食らったら大ダメージだかんな」
「分かってる、それにこれくらいのフォローはしてくれるって思ってるからな」
俺はユウに声を掛けつつヘルの元に向かう。
ヘルは吸血鬼と真正面から戦っている。
ヘルは戦闘スタイル的にあまり火力が出ないから吸血鬼の攻撃を受け流す事に専念しているみたいだ。
俺は吸血鬼がヘルに集中している間に後ろから吸血鬼の胸に向かって無名を突き立てる。
「ユウヤ、サンキューね」
「おう、」
周りを見るとどうやらシュウ達は残りの吸血鬼も殲滅し終わったみたいだな。
今俺はシュウ達と一緒にコロシアムに潜っている。
何故一人だけで挑まないといけないコロシアムに皆で行ってるのかって?
それはイベントが開催から1日、つまり今日だな、今日の朝からパーティを組んでコロシアムに挑戦する事が出来るようになったとお知らせが届いたのだ。
そこで俺たちは皆でコロシアムに挑戦する事でレベル上げをしようという事になった訳だ。
ちなみに、俺は種族をエルフにして、封印のロザリオで皆と同じぐらいのステータスに調整しているが。
昨日は100階層を10回程周回して獣人を1000レベルにした。
武芸百般のスキルレベルを上げるために無名しか使わないという縛りプレイをしつつ、獣人のレベリングが終わったのが大体8時位だった。
ここで、何時もならエルフや吸血鬼のレベルも上げるんだが、このイベントが終了してもダンジョンが追加されてレベリングに困ることが無くなるので早めにログアウトしたという訳だ。
そして現在俺たちは73階層に挑戦している。
皆のレベルもイベントが始まる前は600後半だったのに710位まで上がってたからな。
皆で協力したら89階層位の敵には勝てるからそっちが出来れば良いのだが、生憎このパーティで挑戦できるコロシアムは一階層から順番に攻略して行かないといけないのだ。
という訳で朝に皆で集まってから
今まで、階層を順々に攻略していた。
メニューを開くと時間が11:30になっていた。
「皆!もうそろ昼だから一回落ちて昼御飯食べてからもう一回集合しよう」
少し早めだが俺以外は高校生だ。
親御さんがご飯を作っているだろうから少し早めにログアウトする様に言う。
「オッケー、じゃあご飯食べたらログインするね!」
「俺はもうちょっとだけ一人で潜ってから飯くうわ」
「今回はお兄ちゃんが係だったよね、」
「分かってる、ご飯が出来たら教えるよ」
「じゃあ皆様、お先に失礼します」
「じゃあ一旦落ちますね」
上からヘル、ユウ、ユイ、レンシフォン、シュウの順番だな。
皆がログアウトしたのを確認して俺もメニューからログアウトを選択して現実世界に戻った。
適当に出前をとって食事を済ませた俺はユグドラシルオンラインにログインする。
ギルドメニューを選択してシュウ達がログインしているかを確認する。
どうやら今ログインしてるのはシュウ、ユウ、ヘルの3人だけらしい。
集合場所はギルドハウスなので皆が来るまで気長に待ちますか。
俺はストレージを覗いて武器の耐久値をチェックしたり、ポーションや消耗品のアイテムを取り出しやすい様に整理したりしながら皆が集まるのを待つ。
全員が集合したのはそれから少しした位だった。
現在の時間は12:26分、本日2度目のコロシアムアタックの開始だ。
「おう、了解」
俺は自分に向かってくる吸血鬼を無名で切り捨てる。
そしてユウに後ろから攻撃をしようとしている吸血鬼に魔法を撃ち込み怯ませる。
そして怯んだ吸血鬼をユウは左手に持ったハンドガンで後ろ向きに撃ち抜く。
ユウに撃ち抜かれた吸血鬼はポリゴンとなって消滅する。
「ユウ!いくらパーティ組んでるからって油断するんじゃ無いぞ今のステータスじゃ一撃でも食らったら大ダメージだかんな」
「分かってる、それにこれくらいのフォローはしてくれるって思ってるからな」
俺はユウに声を掛けつつヘルの元に向かう。
ヘルは吸血鬼と真正面から戦っている。
ヘルは戦闘スタイル的にあまり火力が出ないから吸血鬼の攻撃を受け流す事に専念しているみたいだ。
俺は吸血鬼がヘルに集中している間に後ろから吸血鬼の胸に向かって無名を突き立てる。
「ユウヤ、サンキューね」
「おう、」
周りを見るとどうやらシュウ達は残りの吸血鬼も殲滅し終わったみたいだな。
今俺はシュウ達と一緒にコロシアムに潜っている。
何故一人だけで挑まないといけないコロシアムに皆で行ってるのかって?
それはイベントが開催から1日、つまり今日だな、今日の朝からパーティを組んでコロシアムに挑戦する事が出来るようになったとお知らせが届いたのだ。
そこで俺たちは皆でコロシアムに挑戦する事でレベル上げをしようという事になった訳だ。
ちなみに、俺は種族をエルフにして、封印のロザリオで皆と同じぐらいのステータスに調整しているが。
昨日は100階層を10回程周回して獣人を1000レベルにした。
武芸百般のスキルレベルを上げるために無名しか使わないという縛りプレイをしつつ、獣人のレベリングが終わったのが大体8時位だった。
ここで、何時もならエルフや吸血鬼のレベルも上げるんだが、このイベントが終了してもダンジョンが追加されてレベリングに困ることが無くなるので早めにログアウトしたという訳だ。
そして現在俺たちは73階層に挑戦している。
皆のレベルもイベントが始まる前は600後半だったのに710位まで上がってたからな。
皆で協力したら89階層位の敵には勝てるからそっちが出来れば良いのだが、生憎このパーティで挑戦できるコロシアムは一階層から順番に攻略して行かないといけないのだ。
という訳で朝に皆で集まってから
今まで、階層を順々に攻略していた。
メニューを開くと時間が11:30になっていた。
「皆!もうそろ昼だから一回落ちて昼御飯食べてからもう一回集合しよう」
少し早めだが俺以外は高校生だ。
親御さんがご飯を作っているだろうから少し早めにログアウトする様に言う。
「オッケー、じゃあご飯食べたらログインするね!」
「俺はもうちょっとだけ一人で潜ってから飯くうわ」
「今回はお兄ちゃんが係だったよね、」
「分かってる、ご飯が出来たら教えるよ」
「じゃあ皆様、お先に失礼します」
「じゃあ一旦落ちますね」
上からヘル、ユウ、ユイ、レンシフォン、シュウの順番だな。
皆がログアウトしたのを確認して俺もメニューからログアウトを選択して現実世界に戻った。
適当に出前をとって食事を済ませた俺はユグドラシルオンラインにログインする。
ギルドメニューを選択してシュウ達がログインしているかを確認する。
どうやら今ログインしてるのはシュウ、ユウ、ヘルの3人だけらしい。
集合場所はギルドハウスなので皆が来るまで気長に待ちますか。
俺はストレージを覗いて武器の耐久値をチェックしたり、ポーションや消耗品のアイテムを取り出しやすい様に整理したりしながら皆が集まるのを待つ。
全員が集合したのはそれから少しした位だった。
現在の時間は12:26分、本日2度目のコロシアムアタックの開始だ。
0
お気に入りに追加
495
あなたにおすすめの小説
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる