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本編
No.116~サプライズ2
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「行くって何処に行くんだ?」
ユウに聞かれたので答える。
「ああ、そう言えば言ってなかったっけ、まぁ簡単に言うとPVP大会で優勝した時に作ったスキルに、異空間生成というスキルが有ってだな、そこを案内しようと思ってな」
そう言うとユウが
「なんでシュウたち女子組は誘わなかったんだ?ヘルとかすげぇ喜びそうだけど」
俺がなんて答えようか考えているとレンが答える。
「ほら、俺たちっていっつもヘル達と行動してただろ」
「そうだな」
「つまり、ユウヤは女子が居たら話せない事を話し合おうって事だろ」
俺はレンに目でナイス!と伝える、するとレンはニヒルな笑みを浮かべる。
早速おれは異空間生成を選択、ユウとレンも転移の対象に選択する。
俺たちは異空間に転移する。
すると目の前に広がるのは綺麗な森、川、小さな動物が群れをなして生活している所だった。
「すげぇ…キレイだ」
現実では見られない景色、フィールドにある森はモンスターが大量に発生し、モンスターが持つ怨念とも呼べる暗いイメージが付いているがこの森はいつの間にか聖獣になり、配下となっていたホーリーウルフの聖なる気によって邪神の邪気は祓われ、聖なる気によってモンスターを払い、動物達を守る森となっていた。
それに加え怪我をしたとしてもフェニの魔力によって品質の上昇した薬草等が大量に生えているので死亡率も少なくなっているらしい。
俺は森を見て動かない二人に声をかけ、ヤヨイ達の元に向かう。
途中ホーリーウルフ達にすれ違い様に挨拶をされるという行動をみて2人が驚いたり、採取ポイントで取れるアイテムの性能や味に驚いたりしつつも整備された道を通って異空間の中心に向かっていく。
やがて森を抜けると大きな館が見える。
この館はヤヨイ、修羅、フェニが作った館で、3人しか住んでいないにも関わらずデカイ館となっている。
前に来たときに驚いてヤヨイに聞いたところ、この館はヤヨイ達が住むために作られた物なので、所有権は自分たちの主人である俺の物だ、そして俺の物を作るのだから資材を惜しまず、出来るだけ良いものを作らなければいけない、となったらしい。
「「おお~」」
二人とも館を見て声をあげる。
俺たちに気づいたのかヤヨイが館から出てくる。
「マスター、お帰りなさい」
「おう、ただいま」
ヤヨイに返事を返して館に入る。
2人は俺に続いて館に入る。
館に入り、一旦昼食を食べることにした。
といってもゲーム内で食事をしても現実の腹が膨れる訳では無いので、食事後は一旦ログアウトして現実でも食べなければいけない。
だが、ここでは料理のスキルを持っていれば美味しい料理がいくらでも食べられる、しかも五感を感じるため、ゲーム内の食材を咀嚼することで満腹中枢が刺激され、現実でも満腹感を得ることが出来るので、ダイエットにも効果的、と女性にも男性にも人気なのだ。
「うめぇ!ヤヨイさん、凄く美味しいです」
「ホントに…今まで食べた中でも一番美味しいかも、」
「ありがとうございます」
「このゲーム内では料理スキルのレベルが高い程美味しく感じる様になってるからな…まぁそれを抜きにしてもヤヨイの料理は美味しかったし、このゲームは技術も持ってスキルを使えばもっと効果が上がるみたいだしな」
「マスター、ありがとうございます」
「こっちこそ、いつもヤヨイの料理が食べられるから嬉しいよ、ありがとな」
「はい!」
ヤヨイは笑顔で元気良く返事をしてきた。
ヤヨイはこれから畑に行くという事で、俺たちと別れ、俺たちは修羅のいる牧場に向かっていく事にした。
牧場に向かう途中、少し開いた所が有って、そこにはリスやシカが休んでる所だった。
リスとシカは俺たちに気づくとトテトテトテ~とよってくる。
俺は手のひらをリスの前に置くとリスが手の上に乗る。
そしてリスを撫でる。
リスは嬉しそうに撫でられる。
2人はシカを撫でているので気にせずリスを撫でる。
暫くリスやシカを撫で、帰り際に果物を渡す。
リスはお礼を言うように一回鳴いて群れを連れて去っていく。
シカたちはペコリと頭を下げて去っていく。
リスとシカを見送った俺たちは再度修羅の元に向かう。
修羅の元に着くまでの話題は動物についてだった。
ユウに聞かれたので答える。
「ああ、そう言えば言ってなかったっけ、まぁ簡単に言うとPVP大会で優勝した時に作ったスキルに、異空間生成というスキルが有ってだな、そこを案内しようと思ってな」
そう言うとユウが
「なんでシュウたち女子組は誘わなかったんだ?ヘルとかすげぇ喜びそうだけど」
俺がなんて答えようか考えているとレンが答える。
「ほら、俺たちっていっつもヘル達と行動してただろ」
「そうだな」
「つまり、ユウヤは女子が居たら話せない事を話し合おうって事だろ」
俺はレンに目でナイス!と伝える、するとレンはニヒルな笑みを浮かべる。
早速おれは異空間生成を選択、ユウとレンも転移の対象に選択する。
俺たちは異空間に転移する。
すると目の前に広がるのは綺麗な森、川、小さな動物が群れをなして生活している所だった。
「すげぇ…キレイだ」
現実では見られない景色、フィールドにある森はモンスターが大量に発生し、モンスターが持つ怨念とも呼べる暗いイメージが付いているがこの森はいつの間にか聖獣になり、配下となっていたホーリーウルフの聖なる気によって邪神の邪気は祓われ、聖なる気によってモンスターを払い、動物達を守る森となっていた。
それに加え怪我をしたとしてもフェニの魔力によって品質の上昇した薬草等が大量に生えているので死亡率も少なくなっているらしい。
俺は森を見て動かない二人に声をかけ、ヤヨイ達の元に向かう。
途中ホーリーウルフ達にすれ違い様に挨拶をされるという行動をみて2人が驚いたり、採取ポイントで取れるアイテムの性能や味に驚いたりしつつも整備された道を通って異空間の中心に向かっていく。
やがて森を抜けると大きな館が見える。
この館はヤヨイ、修羅、フェニが作った館で、3人しか住んでいないにも関わらずデカイ館となっている。
前に来たときに驚いてヤヨイに聞いたところ、この館はヤヨイ達が住むために作られた物なので、所有権は自分たちの主人である俺の物だ、そして俺の物を作るのだから資材を惜しまず、出来るだけ良いものを作らなければいけない、となったらしい。
「「おお~」」
二人とも館を見て声をあげる。
俺たちに気づいたのかヤヨイが館から出てくる。
「マスター、お帰りなさい」
「おう、ただいま」
ヤヨイに返事を返して館に入る。
2人は俺に続いて館に入る。
館に入り、一旦昼食を食べることにした。
といってもゲーム内で食事をしても現実の腹が膨れる訳では無いので、食事後は一旦ログアウトして現実でも食べなければいけない。
だが、ここでは料理のスキルを持っていれば美味しい料理がいくらでも食べられる、しかも五感を感じるため、ゲーム内の食材を咀嚼することで満腹中枢が刺激され、現実でも満腹感を得ることが出来るので、ダイエットにも効果的、と女性にも男性にも人気なのだ。
「うめぇ!ヤヨイさん、凄く美味しいです」
「ホントに…今まで食べた中でも一番美味しいかも、」
「ありがとうございます」
「このゲーム内では料理スキルのレベルが高い程美味しく感じる様になってるからな…まぁそれを抜きにしてもヤヨイの料理は美味しかったし、このゲームは技術も持ってスキルを使えばもっと効果が上がるみたいだしな」
「マスター、ありがとうございます」
「こっちこそ、いつもヤヨイの料理が食べられるから嬉しいよ、ありがとな」
「はい!」
ヤヨイは笑顔で元気良く返事をしてきた。
ヤヨイはこれから畑に行くという事で、俺たちと別れ、俺たちは修羅のいる牧場に向かっていく事にした。
牧場に向かう途中、少し開いた所が有って、そこにはリスやシカが休んでる所だった。
リスとシカは俺たちに気づくとトテトテトテ~とよってくる。
俺は手のひらをリスの前に置くとリスが手の上に乗る。
そしてリスを撫でる。
リスは嬉しそうに撫でられる。
2人はシカを撫でているので気にせずリスを撫でる。
暫くリスやシカを撫で、帰り際に果物を渡す。
リスはお礼を言うように一回鳴いて群れを連れて去っていく。
シカたちはペコリと頭を下げて去っていく。
リスとシカを見送った俺たちは再度修羅の元に向かう。
修羅の元に着くまでの話題は動物についてだった。
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