108 / 203
本編
No.102~ギルド対抗戦2
しおりを挟む
俺が大量のプレイヤーの方に行けば指揮者らしきプレイヤーが遠距離部隊に攻撃を命じていた。
数百人いる内の大体3分の1位のプレイヤーが放つ遠距離攻撃。
それは魔法、弓、銃と様々だがその攻撃をあえて避ける事はしない。
俺に当たった魔法はコートオブベルゼビュートにより吸収されHPとMPに変換される。
そして俺に当たらなかった魔法は地面に当たり砂煙を上げて大軍から俺の姿を消す。
プレイヤーの大軍から「殺ったか!」や「お前それフラグだから!」と言った声が聞こえるがそのまま歩み続ける。
ギルド対抗戦、ルールに他のギルド同士で組んではいけない。
というルールが無いからと最強ギルドと名高いユウヤのギルドを合計12個のギルドが協力して攻めることにした俺たち。
ギルドマスターであるプレイヤー、ユウヤが一人で俺たちの方に向かってきた時、勝ったって思ったんだ。
そりゃあそうさ、たった一人のプレイヤーが何百人というプレイヤーと戦って勝てるわけがない。
だが、その常識は一瞬で崩れ去った。
俺たちの攻撃を回避するのでも無く捌くことも無い。
魔法が当たった所からは砂煙が上がりユウヤの姿は見えなかった。
皆ユウヤを倒せたかを確認するために静かになっていた。
中には「殺ったか!」なんていっているプレイヤーも居たがそれは俺たちも同じで、いくら最強プレイヤーと言えどこの攻撃を食らったらひとたまりもないっておもってたのに。
静まった空間に音が響く。
ザッザッと足音が聞こえる。
砂煙を破って魔王が現れた。
それからは地獄だった。
ユウヤが腕を振るえばその線上に居るプレイヤーが吹き飛び、何人もが協力してやっと放てる程の魔法を平然と撃ってきたり、俺たち連合軍はものの数分で壊滅状態に陥った。
そして俺だけが生き残り…最後の力を振り絞って目の前にいるプレイヤー、暴虐の限りをつくし、俺たちを倒したプレイヤー、ユウヤに襲いかかる。
が一瞬で俺の意識は無くなり、目が覚めた時には他のプレイヤーと共に教会で復活した時だった。
ふぅ~まぁまぁストレス発散になったかな。
他のギルドのプレイヤーが俺たちのギルドを狙ってきたのでこれ幸いとボコボコにした訳だが思いの外楽しんでしまった。
何時もと違いあれだけの人間に囲まれて、それを蹂躙するのは無双ゲームをしているみたいだったな。
それにしてもステータスを3000位にしてた筈なのにダメージを食らわなかったのはなぜだ?攻撃を避けたりもしてないのに(答、一騎当千、覇者によりステータスが上昇しているため)
ユウたちランキングトップ組は300後半、それを考えても他のプレイヤーの平均レベルは200後半~300前半位のはず。
大体俺が400レベ位の時のステータスは4500より下位だったからステータス制限を一番小さい1%にすれば攻撃が通る筈なのに…可笑しいなぁ。
まぁそれはおいといて、早速旗を取りに行きますか。
「ヘル、行くぞ!」
「はいは~い今行く」
俺の隣にヘルが来る。
「じゃあそっちも頑張れよ」
「おう、お前らもってそんな心配は要らねぇよな」
「うん、シフォンちゃんもレンのことヨロシクね」
「は、はい!」
「じゃあ、シュウは1人だけど頑張れよ」
「流石に負ける気はしませんけどね」
レン達に一言ずつ声を掛けてから俺たちは他のギルドの旗を奪い取る為に行動を開始するのだった。
「おい!早くこっちに人を回せ!クソ!誰かアイツを止めてくれ~!!」
相手ギルドから大きな声が聞こえる…なにかもめている様だな、それもそうだ、ステータスは3000と少ないが称号の効果は消せない俺が単騎で攻めているのに倒せない、かつギルドメンバーが次々と倒れている訳だ、慌てるのも仕方がないだろう、だが、周りの注意が逸れたなら俺の狙い通りという事になる。
「ユウヤ、旗は取り終わったよ、今から戻る」
「了解、じゃあギルドから出たら合図を送ってくれ」
「オッケー!」
数分するとヘルからの合図がきた。
俺は魔力を練り上げ虚無魔法で相手のギルドハウスごとプレイヤーに攻撃をする。
ギルドハウスは虚無魔法によって消失…する事も無く無事だが、ギルドハウスに居たプレイヤーは全て教会で復活する事だろう。
数百人いる内の大体3分の1位のプレイヤーが放つ遠距離攻撃。
それは魔法、弓、銃と様々だがその攻撃をあえて避ける事はしない。
俺に当たった魔法はコートオブベルゼビュートにより吸収されHPとMPに変換される。
そして俺に当たらなかった魔法は地面に当たり砂煙を上げて大軍から俺の姿を消す。
プレイヤーの大軍から「殺ったか!」や「お前それフラグだから!」と言った声が聞こえるがそのまま歩み続ける。
ギルド対抗戦、ルールに他のギルド同士で組んではいけない。
というルールが無いからと最強ギルドと名高いユウヤのギルドを合計12個のギルドが協力して攻めることにした俺たち。
ギルドマスターであるプレイヤー、ユウヤが一人で俺たちの方に向かってきた時、勝ったって思ったんだ。
そりゃあそうさ、たった一人のプレイヤーが何百人というプレイヤーと戦って勝てるわけがない。
だが、その常識は一瞬で崩れ去った。
俺たちの攻撃を回避するのでも無く捌くことも無い。
魔法が当たった所からは砂煙が上がりユウヤの姿は見えなかった。
皆ユウヤを倒せたかを確認するために静かになっていた。
中には「殺ったか!」なんていっているプレイヤーも居たがそれは俺たちも同じで、いくら最強プレイヤーと言えどこの攻撃を食らったらひとたまりもないっておもってたのに。
静まった空間に音が響く。
ザッザッと足音が聞こえる。
砂煙を破って魔王が現れた。
それからは地獄だった。
ユウヤが腕を振るえばその線上に居るプレイヤーが吹き飛び、何人もが協力してやっと放てる程の魔法を平然と撃ってきたり、俺たち連合軍はものの数分で壊滅状態に陥った。
そして俺だけが生き残り…最後の力を振り絞って目の前にいるプレイヤー、暴虐の限りをつくし、俺たちを倒したプレイヤー、ユウヤに襲いかかる。
が一瞬で俺の意識は無くなり、目が覚めた時には他のプレイヤーと共に教会で復活した時だった。
ふぅ~まぁまぁストレス発散になったかな。
他のギルドのプレイヤーが俺たちのギルドを狙ってきたのでこれ幸いとボコボコにした訳だが思いの外楽しんでしまった。
何時もと違いあれだけの人間に囲まれて、それを蹂躙するのは無双ゲームをしているみたいだったな。
それにしてもステータスを3000位にしてた筈なのにダメージを食らわなかったのはなぜだ?攻撃を避けたりもしてないのに(答、一騎当千、覇者によりステータスが上昇しているため)
ユウたちランキングトップ組は300後半、それを考えても他のプレイヤーの平均レベルは200後半~300前半位のはず。
大体俺が400レベ位の時のステータスは4500より下位だったからステータス制限を一番小さい1%にすれば攻撃が通る筈なのに…可笑しいなぁ。
まぁそれはおいといて、早速旗を取りに行きますか。
「ヘル、行くぞ!」
「はいは~い今行く」
俺の隣にヘルが来る。
「じゃあそっちも頑張れよ」
「おう、お前らもってそんな心配は要らねぇよな」
「うん、シフォンちゃんもレンのことヨロシクね」
「は、はい!」
「じゃあ、シュウは1人だけど頑張れよ」
「流石に負ける気はしませんけどね」
レン達に一言ずつ声を掛けてから俺たちは他のギルドの旗を奪い取る為に行動を開始するのだった。
「おい!早くこっちに人を回せ!クソ!誰かアイツを止めてくれ~!!」
相手ギルドから大きな声が聞こえる…なにかもめている様だな、それもそうだ、ステータスは3000と少ないが称号の効果は消せない俺が単騎で攻めているのに倒せない、かつギルドメンバーが次々と倒れている訳だ、慌てるのも仕方がないだろう、だが、周りの注意が逸れたなら俺の狙い通りという事になる。
「ユウヤ、旗は取り終わったよ、今から戻る」
「了解、じゃあギルドから出たら合図を送ってくれ」
「オッケー!」
数分するとヘルからの合図がきた。
俺は魔力を練り上げ虚無魔法で相手のギルドハウスごとプレイヤーに攻撃をする。
ギルドハウスは虚無魔法によって消失…する事も無く無事だが、ギルドハウスに居たプレイヤーは全て教会で復活する事だろう。
1
お気に入りに追加
495
あなたにおすすめの小説
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
ジャージ女子高生による異世界無双
れぷ
ファンタジー
異世界ワーランド、そこへ神からのお願いを叶えるために降り立った少女がいた。彼女の名前は山吹コトナ、コトナは貰ったチートスキル【魔改造】と【盗む】を使い神様のお願いをこなしつつ、ほぼ小豆色のジャージ上下でテンプレをこなしたり、悪党を改心させたり、女神になったりするお話です。
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
現代ダンジョンで成り上がり!
カメ
ファンタジー
現代ダンジョンで成り上がる!
現代の世界に大きな地震が全世界同時に起こると共に、全世界にダンジョンが現れた。
舞台はその後の世界。ダンジョンの出現とともに、ステータスが見れる様になり、多くの能力、スキルを持つ人たちが現れる。その人達は冒険者と呼ばれる様になり、ダンジョンから得られる貴重な資源のおかげで稼ぎが多い冒険者は、多くの人から憧れる職業となった。
四ノ宮翔には、いいスキルもステータスもない。ましてや呪いをその身に受ける、呪われた子の称号を持つ存在だ。そんな彼がこの世界でどう生き、成り上がるのか、その冒険が今始まる。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる