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本編
No.82~PVPイベント12
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八回戦がアイリスの勝利で終わり次は九回戦、ユウ対クロウドだ。
賭けのメニューを開いて所持金全てをユウに賭ける。
いつもどうりにユウ1.5倍、対戦相手であるクロウドのオッズが3桁になる。
この試合にユウが勝てば約33億の1.5倍で49億5000万位になる。
最初が15億だった事を考えると約3倍にはなってるので上々だろう。
前回のユウは盾持ちを相手に無数の弾丸を跳弾させる事によりあらゆる方向から攻撃をして倒した。
実際にこれをやられたら俺もきつい、俺も銃を使うんだったらユウと同じ様に弾丸を弾いて対処出来るんだが、刀だと対処が切るか避けるかになるのだ。
二刀流ならともかく刀が一振りだけだと手数が足りなくて避けなければいけない攻撃が多くなる。
そうするとこちらが防御や回避に専念しなければいけなくなるのに対してユウの場合は避けながらも攻撃ができるという事になる。
これはユウと戦う場合は直ぐに殺しに行かないとヤバそうだ。
クロウドというプレイヤーはRPGの 大人気シリーズ『ENDFANTASY』第七作の主人公、クロウド・ストライクというキャラクターのロールプレイをしているプレイヤーだ。
使用武器は大剣、ちゃんと原作のクロウドと同じ様に片手で大剣を使うプレイヤーらしい。
そのため普段のステータスはSTRが高めになっている、大剣を片手で使うので大振りの攻撃は余りしないだろう。
「九回戦、クロウドさん対ユウさんの試合です!それでは…開始!」
開始の合図と共にユウはクイックドロウ、クロウドはユウに向かって走っていった。
ユウの放った弾丸は頭に一発、胴に一発、後は足元と牽制に3発撃った。
クロウドは走りながら頭に飛んで来る弾丸を避け、大剣で胴に飛んでくる弾丸を弾く。
クロウドが大剣で防御をしていて視界が狭まっている状態で残りの一発を牽制に使った弾に向かって撃つ。
クロウドは大剣で弾丸を弾くとリロードの隙を与えない様に距離を詰める…が、攻撃しようとした時にユウが今さっき放った弾丸に弾かれた弾がクロウドの足を撃ち抜く。
いきなりの衝撃に前方に倒れそうになるも左手で体制を整えてユウに攻撃を当てる。
『クロウドって言う奴意外とやるなぁ、』
ユウもあの体制から攻撃が出来ると思って無かったんだろう。
追撃用に撃った弾丸を避けられ、しかも反撃をくらってしまった。
一旦二人とも距離を取る。
二人とも直ぐに攻撃が出来る距離で相手の出方を見る。
(良いな~ユウの奴すっげぇ楽しそうじゃん)
ユウの顔を見ると口角が上がり随分とギルメン以外との戦闘が楽しいらしい。
しかし楽しいからと言って油断している訳ではない。
ユウは相手の一挙手一投足を見逃さない様に鋭く相手を観察している。
俺たちのギルドはメンバー全員が他のプレイヤーよりレベルが高いからギルドメンバー以外に対等に戦うことが出来るプレイヤーは居ない。
現に俺なんかは本気の全力で戦える相手といったら現状フェニ位だ。
シュウ達と戦うのも楽しいがシュウ達との模擬戦は指導みたいな感じになってるから違う楽しいって奴だ。
まぁつまり、ユウの内心は、レン達以外にもこんな出来る奴がいるのか…スゲェ燃えてきた~。
って感じだろう。
(ユウって普段レン以外と本気で戦う事がなかったからな)
その後はクロウドが原作の技を再現して会場を涌かせたり、ユウが銃を左右に持ち変えて攻撃のペースを変えて攻撃を当てたりと互角の試合を繰り広げた。
二人とも次で試合を終わらせるつもりなのだろう、二人は最後に会話をしている。
「流石このゲーム最強のギルドに所属しているだけは有る、凶切りを所見で避けたプレイヤーはお前が初めてだ」
「そりゃあゲーム内の技を再現した攻撃なんて予想出来なかった…けどな、うちのギルマスはもっとエグい攻撃をしてくるからな」
「なんと、それは戦って見たい物だ、だからこの試合、勝たせて貰う」
「何を言う、勝つのは俺だ」
ユウとクロウド、二人は武器を構え、最後の攻撃を開始する。
クロウドは大剣の刃に魔力を乗せ斬撃をユウに飛ばす。
ユウは射撃スキルの効果を最大限発揮しつつ先に放った弾丸に後ろから弾丸を当てて弾の速度と威力を上げる。
二人とも攻撃を避ける気配も無く両者共ダメージをくらう。
二人の少なくなっていたHPが減っていき…勝者が決まる。
「あと一歩で負けたか、楽しかったぜ」
「俺も楽しかった、また戦おう」
「九回戦、接戦を繰り返し、素晴らしい試合を見せてくれました、勝者は…ユウさんです!」
賭けのメニューを開いて所持金全てをユウに賭ける。
いつもどうりにユウ1.5倍、対戦相手であるクロウドのオッズが3桁になる。
この試合にユウが勝てば約33億の1.5倍で49億5000万位になる。
最初が15億だった事を考えると約3倍にはなってるので上々だろう。
前回のユウは盾持ちを相手に無数の弾丸を跳弾させる事によりあらゆる方向から攻撃をして倒した。
実際にこれをやられたら俺もきつい、俺も銃を使うんだったらユウと同じ様に弾丸を弾いて対処出来るんだが、刀だと対処が切るか避けるかになるのだ。
二刀流ならともかく刀が一振りだけだと手数が足りなくて避けなければいけない攻撃が多くなる。
そうするとこちらが防御や回避に専念しなければいけなくなるのに対してユウの場合は避けながらも攻撃ができるという事になる。
これはユウと戦う場合は直ぐに殺しに行かないとヤバそうだ。
クロウドというプレイヤーはRPGの 大人気シリーズ『ENDFANTASY』第七作の主人公、クロウド・ストライクというキャラクターのロールプレイをしているプレイヤーだ。
使用武器は大剣、ちゃんと原作のクロウドと同じ様に片手で大剣を使うプレイヤーらしい。
そのため普段のステータスはSTRが高めになっている、大剣を片手で使うので大振りの攻撃は余りしないだろう。
「九回戦、クロウドさん対ユウさんの試合です!それでは…開始!」
開始の合図と共にユウはクイックドロウ、クロウドはユウに向かって走っていった。
ユウの放った弾丸は頭に一発、胴に一発、後は足元と牽制に3発撃った。
クロウドは走りながら頭に飛んで来る弾丸を避け、大剣で胴に飛んでくる弾丸を弾く。
クロウドが大剣で防御をしていて視界が狭まっている状態で残りの一発を牽制に使った弾に向かって撃つ。
クロウドは大剣で弾丸を弾くとリロードの隙を与えない様に距離を詰める…が、攻撃しようとした時にユウが今さっき放った弾丸に弾かれた弾がクロウドの足を撃ち抜く。
いきなりの衝撃に前方に倒れそうになるも左手で体制を整えてユウに攻撃を当てる。
『クロウドって言う奴意外とやるなぁ、』
ユウもあの体制から攻撃が出来ると思って無かったんだろう。
追撃用に撃った弾丸を避けられ、しかも反撃をくらってしまった。
一旦二人とも距離を取る。
二人とも直ぐに攻撃が出来る距離で相手の出方を見る。
(良いな~ユウの奴すっげぇ楽しそうじゃん)
ユウの顔を見ると口角が上がり随分とギルメン以外との戦闘が楽しいらしい。
しかし楽しいからと言って油断している訳ではない。
ユウは相手の一挙手一投足を見逃さない様に鋭く相手を観察している。
俺たちのギルドはメンバー全員が他のプレイヤーよりレベルが高いからギルドメンバー以外に対等に戦うことが出来るプレイヤーは居ない。
現に俺なんかは本気の全力で戦える相手といったら現状フェニ位だ。
シュウ達と戦うのも楽しいがシュウ達との模擬戦は指導みたいな感じになってるから違う楽しいって奴だ。
まぁつまり、ユウの内心は、レン達以外にもこんな出来る奴がいるのか…スゲェ燃えてきた~。
って感じだろう。
(ユウって普段レン以外と本気で戦う事がなかったからな)
その後はクロウドが原作の技を再現して会場を涌かせたり、ユウが銃を左右に持ち変えて攻撃のペースを変えて攻撃を当てたりと互角の試合を繰り広げた。
二人とも次で試合を終わらせるつもりなのだろう、二人は最後に会話をしている。
「流石このゲーム最強のギルドに所属しているだけは有る、凶切りを所見で避けたプレイヤーはお前が初めてだ」
「そりゃあゲーム内の技を再現した攻撃なんて予想出来なかった…けどな、うちのギルマスはもっとエグい攻撃をしてくるからな」
「なんと、それは戦って見たい物だ、だからこの試合、勝たせて貰う」
「何を言う、勝つのは俺だ」
ユウとクロウド、二人は武器を構え、最後の攻撃を開始する。
クロウドは大剣の刃に魔力を乗せ斬撃をユウに飛ばす。
ユウは射撃スキルの効果を最大限発揮しつつ先に放った弾丸に後ろから弾丸を当てて弾の速度と威力を上げる。
二人とも攻撃を避ける気配も無く両者共ダメージをくらう。
二人の少なくなっていたHPが減っていき…勝者が決まる。
「あと一歩で負けたか、楽しかったぜ」
「俺も楽しかった、また戦おう」
「九回戦、接戦を繰り返し、素晴らしい試合を見せてくれました、勝者は…ユウさんです!」
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