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本編
No.75~PVPイベント5
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一回戦も終わり会場のボルテージも上がって来ている。
第二回戦はニート対ジン、ニートは魔法使い、属性は雷、ジンはユウと同じ銃使いだ。
雷の魔法は威力、魔法の速度も一級品だ。
だがMPの消費量が他の属性よりも多いのが欠点だ。
ジンはユウと同じ銃使い。
銃使いの欠点はリロード時に攻撃、又は防御手段が無くなる事だろう。
その分固定されたステータスでは放たれた弾丸を避ける為には相手が何処に撃ってくるかを見極める必要がある。
「では、二回戦が始まる前に解説のユウヤさん、今回の対戦はどう見ますか?」
「はい、二人とも攻撃手段が遠距離攻撃になっています。
ジンさんは銃、ニートさんは雷魔法を使うみたいなのでジンさんに対してはジンさんの持っている銃から目を放さない様にする事が大事です。
ニートさんはリロードの時を狙って攻撃したり、あらゆる角度から魔法を放つ事が出来るのでそれを上手く使って戦闘を有利に進めて行きたいですね。
対してジンさんなんですけど、銃に込められる弾丸の数は6つ、リロードのスキルを使う事で、ばれない様に銃に弾丸を込められるので、相手に銃の中に入っている弾の数を誤認させたり、ニートさんのMPをいかに枯渇させるかが重要になると思います」
「ユウヤさん、ありがとうございます、それでは第二回戦開始!」
二回戦が始まった。
初手からジンによって6つの弾丸が放たれる。
クイックドロウのスキルによる早撃ちだな、銃に込められた弾丸を全て撃ち込みながらニートとの距離を詰めながらリロードをしている。
周囲にも警戒していて魔法の対策もしているみたいだ。
ニートは6つの弾丸の軌道を予測して避ける。
避けたお返しにとジンの後ろから雷魔法をジンの背中に向かって発動させている。
雷魔法は見たところスピード重視の一撃だ。
狙いは牽制とあわよくば雷魔法による麻痺効果といった所か…だがこれはジンも予想しているだろう。
ジンは魔法をしゃがんで避けながら足元に撃つ、がニートは銃口から軌道を予測して避ける。
二人共一進一退の攻防が続く、がそれも長くは続かなかった。
ジンがこれまで使って使って居なかった跳弾を利用した攻撃をしたのだ。
今まで使って来なかったからと油断していたニートはギリギリで気づいて回避行動を取ったが間に合わず、腕に被弾してしまった。
これによってニートはHPを減らし、MPも後少しで枯渇する寸前と絶対的不利な状況に陥ってしまった。
だがそこで諦めるニートじゃ無い。
ニートは腕に残りの魔力を籠めてジンに向かって走りだす。
ジンは銃を撃って近づけない様にしているがそれをことごとく避ける。
「これが俺の一撃だ~!」
何を血迷ったのか最後に大ジャンプしながら大振りな攻撃を繰り出す。
ジンは今までの攻撃と違う大雑把な攻撃を簡単に避ける。
それに伴って大きな音と共に黒煙が上がる。
「え?」
黒煙がはれた時に見えた光景は…
「くそ!抜けねぇ」
腕が地面に刺さって抜けなくなっていたニートだった。
「おい、おい、」
「なんだよ!今腕を抜こうと頑張って…」
パァン!
「え、え~と…それでは第二回戦、終了で~す」
まさかの終わり方に会場で大ブーイングが発生する。
(これは、ニートがアウト過ぎる)
意外と良い試合をしていたのに最後の最後にアレだからなぁ、ブーイングが発生するのは分かる。
「コ、コホン…まぁ気を取り直して、三回戦はアイリスさん対†ハヤテ†さんの試合です。
開始は今から5分後です、試合が開始すると賭けの募集が終了するのでそれまでにどちらが勝利するかを予想してくださいね!」
トーナメントが始まってから運営主導の賭けが開催されているのだが、今回のオッズはニート1.5倍、ジン2.4倍となっていた。
ランキング上位に載っているニートの方が人気が高くオッズが低かったのだが、あの最後のお陰で多くのプレイヤーは大量のGを失った事だろう。
だが俺はどちらが勝つかわからない試合に賭けたりはしない。
これの次の次ではユウとガイアというプレイヤーが戦う事になっている。
今の所ユウが1.7倍、ガイアが35.6倍と圧倒的にユウが人気となっている。
絶対にユウが勝つとわかっているので、確実に稼げる時は稼ごうという訳だ。
第二回戦はニート対ジン、ニートは魔法使い、属性は雷、ジンはユウと同じ銃使いだ。
雷の魔法は威力、魔法の速度も一級品だ。
だがMPの消費量が他の属性よりも多いのが欠点だ。
ジンはユウと同じ銃使い。
銃使いの欠点はリロード時に攻撃、又は防御手段が無くなる事だろう。
その分固定されたステータスでは放たれた弾丸を避ける為には相手が何処に撃ってくるかを見極める必要がある。
「では、二回戦が始まる前に解説のユウヤさん、今回の対戦はどう見ますか?」
「はい、二人とも攻撃手段が遠距離攻撃になっています。
ジンさんは銃、ニートさんは雷魔法を使うみたいなのでジンさんに対してはジンさんの持っている銃から目を放さない様にする事が大事です。
ニートさんはリロードの時を狙って攻撃したり、あらゆる角度から魔法を放つ事が出来るのでそれを上手く使って戦闘を有利に進めて行きたいですね。
対してジンさんなんですけど、銃に込められる弾丸の数は6つ、リロードのスキルを使う事で、ばれない様に銃に弾丸を込められるので、相手に銃の中に入っている弾の数を誤認させたり、ニートさんのMPをいかに枯渇させるかが重要になると思います」
「ユウヤさん、ありがとうございます、それでは第二回戦開始!」
二回戦が始まった。
初手からジンによって6つの弾丸が放たれる。
クイックドロウのスキルによる早撃ちだな、銃に込められた弾丸を全て撃ち込みながらニートとの距離を詰めながらリロードをしている。
周囲にも警戒していて魔法の対策もしているみたいだ。
ニートは6つの弾丸の軌道を予測して避ける。
避けたお返しにとジンの後ろから雷魔法をジンの背中に向かって発動させている。
雷魔法は見たところスピード重視の一撃だ。
狙いは牽制とあわよくば雷魔法による麻痺効果といった所か…だがこれはジンも予想しているだろう。
ジンは魔法をしゃがんで避けながら足元に撃つ、がニートは銃口から軌道を予測して避ける。
二人共一進一退の攻防が続く、がそれも長くは続かなかった。
ジンがこれまで使って使って居なかった跳弾を利用した攻撃をしたのだ。
今まで使って来なかったからと油断していたニートはギリギリで気づいて回避行動を取ったが間に合わず、腕に被弾してしまった。
これによってニートはHPを減らし、MPも後少しで枯渇する寸前と絶対的不利な状況に陥ってしまった。
だがそこで諦めるニートじゃ無い。
ニートは腕に残りの魔力を籠めてジンに向かって走りだす。
ジンは銃を撃って近づけない様にしているがそれをことごとく避ける。
「これが俺の一撃だ~!」
何を血迷ったのか最後に大ジャンプしながら大振りな攻撃を繰り出す。
ジンは今までの攻撃と違う大雑把な攻撃を簡単に避ける。
それに伴って大きな音と共に黒煙が上がる。
「え?」
黒煙がはれた時に見えた光景は…
「くそ!抜けねぇ」
腕が地面に刺さって抜けなくなっていたニートだった。
「おい、おい、」
「なんだよ!今腕を抜こうと頑張って…」
パァン!
「え、え~と…それでは第二回戦、終了で~す」
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(これは、ニートがアウト過ぎる)
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