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本編
No.71~PVPイベント1
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参加の設定を終わらせた俺はある事をする為にギルドに向かう。
陽菜が帰るために転移する前に言ってきた事が有ったのだ。
「そうそう、ユウヤさん、今回のイベントのトーナメントでは運営が賭けをする事になってるから」
と、何でそれを俺に伝えたのかは分からないが、稼げる時に稼がないともったいないからな。
ギルドバンクに預けてる約14億と少しのGをおろす事にした。
ギルドに着くと早速ギルドバンクから残高を全ておろす。
所持金は合計で1,509,431,866Gという今まで見たことが無い金額になっていた。
こんなに持っていると死んだときのデスペナルティで3分の1へった場合5億Gも一気に消滅する事になるから普段はこんなに持つことは無いんだけど今日はフィールドに出る気はないからな。
いや~どのくらい稼げるか楽しみだな~
PVP大会のトーナメント予選開始は3時から、それまでに低くなったステータスに慣れる為に分身を大量に作ってステータスを大幅に下げて行動する。
そんな感じで3時になる頃には低いステータスでのアバターの操作に完全に慣れた。
3時なると強制的に転移され、転移した先は闘技場の観客席…では無かった。
闘技場はコロッセオと同じ感じで真ん中に戦闘をする場所があって360度に観客席が設置されている。
転移した席はランダムだったみたいでユウやシュウ達も皆バラバラな位置に居た。
周りを探してもユイとヘルの姿が見えないから此処に転移したプレイヤーは皆このイベントに参加するプレイヤーみたいだな。
そういう俺は観客席には居なく、隣にはGMで運営の陽菜が座っている。
陽菜は周りを一回見渡してからマイクでプレイヤーにアナウンスを開始する。
「あ~テステス、マイクテストです、うん、ちゃんと繋がってるね、じゃあPVP大会、トーナメントの予選を開始します」
「「「「ウォォォォー!!!」」」」
陽菜の一言によりプレイヤー達が喚声をあげる。
(凄い喚声だな、空気が震えてる様に感じるぞ)
「じゃあ、トーナメント予選について説明するね!トーナメント予選はその名の通りトーナメントに参加するプレイヤーを決める為に100人でバトルロワイアル形式で戦って貰うよ。
今回の参加人数は1473人だから、最終的には15人がトーナメントに参加出来るという事だよ」
1473人とは、意外と少ないんだな、もう少し多いと思ってたんだけど。
「それで、バトルロワイアルでは同じギルドに所属しているプレイヤー同士は当たらない様に調整してるし、戦闘の様子は他のプレイヤーが観戦出来る様になってるからね~」
同じギルド同士のプレイヤーがバトルロワイアルに参加した時にギルド内の上下関係による八百長や同じギルドだから本気で戦えないなんて事を無くす為の配慮だろう。
観戦についても陽菜が運営主体で賭け事をするって言ってたから、その為ともう1つは今回のイベントに参加してなくても他のプレイヤーのPVPを見たい人が居るからだろうな。
「それで、トーナメントではスペシャルゲストに解説を頼んで居ます。
スペシャルゲストはユグドラシルオンライン日本サーバーで開始当初からランキング1位に君臨し続けているプレイヤー、ユウヤさんです!」
紹介されたので立ち上がって礼をする。
闘技場の上空に浮かんでいるモニターには俺の姿がアップで映っていた。
「では、スペシャルゲストのユウヤさん、これから戦うプレイヤーの皆さんに一言をお願いします」
(なに!そんなの聞いてないぞ!)
いきなりプレイヤーに対して一言なんて考えて無いぞ、まぁ思っている事を言えば良いか。
俺は立ち上がってマイクを受けとる。
「どうも、プレイヤーの皆さん、紹介に預かりましたユウヤです。
頑張って下さいなんてありきたりな事は言いません。
今回のイベントには俺も参加します、ステータスがそのまま戦う方はステータスの差で勝つことが出来ないプレイヤーが多いでしょう。
だが、ステータスが固定されている方は違う。」
俺は一回息を吸ってから吐く。
プレイヤーの皆は静かに俺の話を聞いてくれてるみたいだ。
「このイベントに参加しているという事は自分がこのゲームで一番強いと思ってるんだろう!ならばこれからの戦いで示して見ろ!自分が最強のプレイヤーだという事を。
俺はその悉くを倒して名乗ろう、俺こそがこのゲームで最強なのだと。
これで俺から話す事は終わりです」
礼をすると最初よりも大きい喚声が聞こえる。
上手く出来たかは不安だけど、この感じだったら大丈夫そうかな。
「ではトーナメント予選のバトルロワイアルは16組全てが一度に行われます。
開始は5分後、皆、心の準備をしておいてね」
5分後闘技場の真ん中に俺を含めた100名のプレイヤーが転移する。
(さぁ、トーナメント予選の始まりだ)
陽菜が帰るために転移する前に言ってきた事が有ったのだ。
「そうそう、ユウヤさん、今回のイベントのトーナメントでは運営が賭けをする事になってるから」
と、何でそれを俺に伝えたのかは分からないが、稼げる時に稼がないともったいないからな。
ギルドバンクに預けてる約14億と少しのGをおろす事にした。
ギルドに着くと早速ギルドバンクから残高を全ておろす。
所持金は合計で1,509,431,866Gという今まで見たことが無い金額になっていた。
こんなに持っていると死んだときのデスペナルティで3分の1へった場合5億Gも一気に消滅する事になるから普段はこんなに持つことは無いんだけど今日はフィールドに出る気はないからな。
いや~どのくらい稼げるか楽しみだな~
PVP大会のトーナメント予選開始は3時から、それまでに低くなったステータスに慣れる為に分身を大量に作ってステータスを大幅に下げて行動する。
そんな感じで3時になる頃には低いステータスでのアバターの操作に完全に慣れた。
3時なると強制的に転移され、転移した先は闘技場の観客席…では無かった。
闘技場はコロッセオと同じ感じで真ん中に戦闘をする場所があって360度に観客席が設置されている。
転移した席はランダムだったみたいでユウやシュウ達も皆バラバラな位置に居た。
周りを探してもユイとヘルの姿が見えないから此処に転移したプレイヤーは皆このイベントに参加するプレイヤーみたいだな。
そういう俺は観客席には居なく、隣にはGMで運営の陽菜が座っている。
陽菜は周りを一回見渡してからマイクでプレイヤーにアナウンスを開始する。
「あ~テステス、マイクテストです、うん、ちゃんと繋がってるね、じゃあPVP大会、トーナメントの予選を開始します」
「「「「ウォォォォー!!!」」」」
陽菜の一言によりプレイヤー達が喚声をあげる。
(凄い喚声だな、空気が震えてる様に感じるぞ)
「じゃあ、トーナメント予選について説明するね!トーナメント予選はその名の通りトーナメントに参加するプレイヤーを決める為に100人でバトルロワイアル形式で戦って貰うよ。
今回の参加人数は1473人だから、最終的には15人がトーナメントに参加出来るという事だよ」
1473人とは、意外と少ないんだな、もう少し多いと思ってたんだけど。
「それで、バトルロワイアルでは同じギルドに所属しているプレイヤー同士は当たらない様に調整してるし、戦闘の様子は他のプレイヤーが観戦出来る様になってるからね~」
同じギルド同士のプレイヤーがバトルロワイアルに参加した時にギルド内の上下関係による八百長や同じギルドだから本気で戦えないなんて事を無くす為の配慮だろう。
観戦についても陽菜が運営主体で賭け事をするって言ってたから、その為ともう1つは今回のイベントに参加してなくても他のプレイヤーのPVPを見たい人が居るからだろうな。
「それで、トーナメントではスペシャルゲストに解説を頼んで居ます。
スペシャルゲストはユグドラシルオンライン日本サーバーで開始当初からランキング1位に君臨し続けているプレイヤー、ユウヤさんです!」
紹介されたので立ち上がって礼をする。
闘技場の上空に浮かんでいるモニターには俺の姿がアップで映っていた。
「では、スペシャルゲストのユウヤさん、これから戦うプレイヤーの皆さんに一言をお願いします」
(なに!そんなの聞いてないぞ!)
いきなりプレイヤーに対して一言なんて考えて無いぞ、まぁ思っている事を言えば良いか。
俺は立ち上がってマイクを受けとる。
「どうも、プレイヤーの皆さん、紹介に預かりましたユウヤです。
頑張って下さいなんてありきたりな事は言いません。
今回のイベントには俺も参加します、ステータスがそのまま戦う方はステータスの差で勝つことが出来ないプレイヤーが多いでしょう。
だが、ステータスが固定されている方は違う。」
俺は一回息を吸ってから吐く。
プレイヤーの皆は静かに俺の話を聞いてくれてるみたいだ。
「このイベントに参加しているという事は自分がこのゲームで一番強いと思ってるんだろう!ならばこれからの戦いで示して見ろ!自分が最強のプレイヤーだという事を。
俺はその悉くを倒して名乗ろう、俺こそがこのゲームで最強なのだと。
これで俺から話す事は終わりです」
礼をすると最初よりも大きい喚声が聞こえる。
上手く出来たかは不安だけど、この感じだったら大丈夫そうかな。
「ではトーナメント予選のバトルロワイアルは16組全てが一度に行われます。
開始は5分後、皆、心の準備をしておいてね」
5分後闘技場の真ん中に俺を含めた100名のプレイヤーが転移する。
(さぁ、トーナメント予選の始まりだ)
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