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本編
No.27~ゴブリン襲撃イベント12
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生産室でヤヨイの弓を作った。
出来た弓が此方
『和弓(疾風)』
STR42
上質な木材とジャイアントスパイダーの糸によって作られた和弓。
木材に風の魔力が籠められていて撃った矢は風を纏い空気抵抗を極端に減らし、貫通力も増加する。
DEX値によって威力に補正がかかる。
弓は矢の消費が多いので使うプレイヤーが少ないのだが、ヤヨイは弓術を成長させた事で、魔弓術に変化している。
魔弓術とは、魔力で矢を作る事が出来る様になるスキルで、全属性魔法のスキルスクロールを使ったヤヨイは全属性の矢を作ることができる。
なので、この弓で撃った矢は風を纏うので、込めた属性+風の属性を纏った矢を撃つことが出来る。
しかもDEXで威力に補正がかかるので、DEXの値が上がりやすいエルフなので威力にも期待できそうだな。
「おお~大分良いんじゃないか?」
「はい、今のところこのゲーム内で最強の弓ですね」
「そうなのか?」
「はい、店売りの弓は魔法のエンチャントが付いている物は無いですし、STRは16位です、そもそも弓自体を使うプレイヤーはほとんど居ないのでこの弓が今のところ一番強いです。」
お、おう、店売りの弓の性能を知ってるって事は前から初心者の弓は使い難かったみたいだな、これからはちゃんと自分だけじゃなく、ヤヨイや修羅の装備も揃えないとな、
「じゃあ、次は修羅ね、ゴブリンバット出して」
「はい、これです」
修羅からゴブリンバットを受けとる。
うわ!耐久値が残り30しか無いじゃん、これだと武芸百般のレベルも上がっただろうな。
俺は修羅のゴブリンバットをゴブリン鉄を素材に修繕した。
武器の修繕には二種類ある、1つはお金を消費して耐久値を回復させる。
もう1つは武器の素材を使って修繕する方法だ。
お金で修繕する方は素材が入手する事が困難なレア装備を大量のお金が掛かるとしても修繕する事ができる。
素材で修繕する方は鉄等の店売りの素材で作った装備を安く修繕する事ができる。
俺は修羅用の防具を作った後、ヤヨイのメイド服の材料を街で買ってヤヨイは自分でメイド服を作った。
それからは三人で装備の確認として、フィールドで狩りをしたりしながら時間を潰した。
そしてレン達からログインしたというメッセージが届いた。
早速待ち合わせ場所に行くとレン達兄弟が待っていた。
「ユウヤさん、こんにちは」
「こんにちは~」
「こんにちは」
ヘルをチャットで呼び出しつつ、俺はレン達兄妹にこのゲームについて簡単なレクチャーをする。
そのおかげでユイちゃんとも仲良くなれた。
しばらくするとヘルが来たので、ユイちゃんとヘルシャフトと別れてレンと生産室に転移した。
生産室で向かい合って座って、今日する事を教える。
「さて、レンに今日はゴブリンを狩って貰う訳だけど」
「はい」
「俺からレンに言うことは」
「言うことは?」
「無い!」
「え?」
「まぁ、アイテムとかは用意したから、レンはゴブリンとずっと戦っていればいい、なので今回、レンに必要なのは長時間戦っていられる精神だけ、」
「精神だけ、ですか」
「うん、という事でアイテムを渡すね」
俺はレンに全属性魔法のスキルスクロールと、武芸百般のスキルスクロール、さっき作っといたゴブリンバット+99、ゴブリン襲撃チケット×7枚をレンに渡す。
レンは渡されたアイテムに驚いているみたいだ、そりゃそうだ、課金ガチャでピックアップになってるスキルスクロールと+99とかいう意味がわからない武器を渡されたらそうなる。
と言っても合成師のレベルを上げる過程で大量に出来た物だから渡しても良いんだけどな。
俺はレンにゴブリンバットの説明とスキルスクロールを使う様に言って、使わせた後にゴブリン襲撃チケットを使って転移するのを見送った。
(さぁ、俺もルナティック、挑戦してみるか)
出来た弓が此方
『和弓(疾風)』
STR42
上質な木材とジャイアントスパイダーの糸によって作られた和弓。
木材に風の魔力が籠められていて撃った矢は風を纏い空気抵抗を極端に減らし、貫通力も増加する。
DEX値によって威力に補正がかかる。
弓は矢の消費が多いので使うプレイヤーが少ないのだが、ヤヨイは弓術を成長させた事で、魔弓術に変化している。
魔弓術とは、魔力で矢を作る事が出来る様になるスキルで、全属性魔法のスキルスクロールを使ったヤヨイは全属性の矢を作ることができる。
なので、この弓で撃った矢は風を纏うので、込めた属性+風の属性を纏った矢を撃つことが出来る。
しかもDEXで威力に補正がかかるので、DEXの値が上がりやすいエルフなので威力にも期待できそうだな。
「おお~大分良いんじゃないか?」
「はい、今のところこのゲーム内で最強の弓ですね」
「そうなのか?」
「はい、店売りの弓は魔法のエンチャントが付いている物は無いですし、STRは16位です、そもそも弓自体を使うプレイヤーはほとんど居ないのでこの弓が今のところ一番強いです。」
お、おう、店売りの弓の性能を知ってるって事は前から初心者の弓は使い難かったみたいだな、これからはちゃんと自分だけじゃなく、ヤヨイや修羅の装備も揃えないとな、
「じゃあ、次は修羅ね、ゴブリンバット出して」
「はい、これです」
修羅からゴブリンバットを受けとる。
うわ!耐久値が残り30しか無いじゃん、これだと武芸百般のレベルも上がっただろうな。
俺は修羅のゴブリンバットをゴブリン鉄を素材に修繕した。
武器の修繕には二種類ある、1つはお金を消費して耐久値を回復させる。
もう1つは武器の素材を使って修繕する方法だ。
お金で修繕する方は素材が入手する事が困難なレア装備を大量のお金が掛かるとしても修繕する事ができる。
素材で修繕する方は鉄等の店売りの素材で作った装備を安く修繕する事ができる。
俺は修羅用の防具を作った後、ヤヨイのメイド服の材料を街で買ってヤヨイは自分でメイド服を作った。
それからは三人で装備の確認として、フィールドで狩りをしたりしながら時間を潰した。
そしてレン達からログインしたというメッセージが届いた。
早速待ち合わせ場所に行くとレン達兄弟が待っていた。
「ユウヤさん、こんにちは」
「こんにちは~」
「こんにちは」
ヘルをチャットで呼び出しつつ、俺はレン達兄妹にこのゲームについて簡単なレクチャーをする。
そのおかげでユイちゃんとも仲良くなれた。
しばらくするとヘルが来たので、ユイちゃんとヘルシャフトと別れてレンと生産室に転移した。
生産室で向かい合って座って、今日する事を教える。
「さて、レンに今日はゴブリンを狩って貰う訳だけど」
「はい」
「俺からレンに言うことは」
「言うことは?」
「無い!」
「え?」
「まぁ、アイテムとかは用意したから、レンはゴブリンとずっと戦っていればいい、なので今回、レンに必要なのは長時間戦っていられる精神だけ、」
「精神だけ、ですか」
「うん、という事でアイテムを渡すね」
俺はレンに全属性魔法のスキルスクロールと、武芸百般のスキルスクロール、さっき作っといたゴブリンバット+99、ゴブリン襲撃チケット×7枚をレンに渡す。
レンは渡されたアイテムに驚いているみたいだ、そりゃそうだ、課金ガチャでピックアップになってるスキルスクロールと+99とかいう意味がわからない武器を渡されたらそうなる。
と言っても合成師のレベルを上げる過程で大量に出来た物だから渡しても良いんだけどな。
俺はレンにゴブリンバットの説明とスキルスクロールを使う様に言って、使わせた後にゴブリン襲撃チケットを使って転移するのを見送った。
(さぁ、俺もルナティック、挑戦してみるか)
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