30 / 203
本編
No.25~ゴブリン襲撃イベント10
しおりを挟む
「さて、じゃあレンが俺の弟子になることが決まった所で、自己紹介をしようか」
レンは俺がこのゲームのランキング1位って知ったらどんな反応するのか、楽しみだな。
まぁランキング1位って言ってもレベルのランキングなだけだからランキング順位=ゲーム内での強さって事にはならないけど
「改めて、ユウヤだ、戦闘スタイルは主に魔法と刀、銃を使う。
一応このゲーム内では強い方だと思う。
レンはランキング機能の事は知ってるか?」
「はい、確かゲーム内のレベル順に1~10位までランキング化される機能ですよね、ってそう言えばランキングの1位のプレイヤーの名前がユウヤだったような…」
「まぁランキング順位=強さって訳じゃ無いが、一応ランキングで1位になってる」
俺はランキングタグを表示設定にして言う。
レンはランキングを開いてランキングと俺のタグをみかえして「ええー!?」と叫んでいた。
俺はレンの反応が予想通り過ぎて笑いながら
「まぁそんな訳でヨロシク」
レンが落ち着くまで待って話す。
「まぁ弟子にするって言っても攻撃だったりは型が有ったりする訳じゃないから自分のやり方じゃ無いと違和感が有るだろうから教える事は無い。
と言うと俺が出来ることはレンの防御系の方を鍛える事になる」
「防御系ですか?」
「ああ、まぁやることは俺とのデュエルが大体だな。
今はイベント中だし、俺とのデュエルはイベント後になるな」
「イベント後…ですか?」
「ああ、レンはお母さんに楽をさせたいからこのゲームで強くなりたいんだよな?」
「はい、強いといっぱい稼げるらしいですし」
「このゲームでは100Gで1円に交換できる。
今はただのゴブリンを一体倒すだけで500G+モンスタードロップのGが稼げる、つまりゴブリン一体につき5円ちょい稼げるわけだ。」
「はい」
「ゴブリン討伐チケットって今さっきレンに挑戦させたアイテムが有るでしょ」
「ええ、確かベリーハードっていうのをやりました。」
「あれって難易度を設定するとそれに合わせてゴブリンが大量にPOPするんだ。
普通は数の暴力で直ぐに殺られちゃうんだけど、レンは目が良いいからゴブリンの攻撃は避けられるでしょ?」
「まぁベリーハードのゴブリンの攻撃は避けられますけど」
「だから、ゴブリン討伐チケットを使ってレンがクリア出来る難易度を周回しまくれば直ぐにお金が稼げちゃうんだ。」
「だからこのイベント中は修行できないって事ですね」
「ああ、せっかくの稼ぎ時だ、稼げる時に稼げるだけ稼げばお母さんに楽をさせられるだろう。」
「はい!」
「という事で、いい時間になってきたし、明日は平日だから学校もあるだろうから、レンももうそろそろ妹さんとログアウトして、明日から始めようか」
「はい、よろしくお願いします」
メニューを開くと時間が9:36になっていた、俺と違ってレン達は学校がある。
なので夜更かしをさせて学業に支障があるとレンのお母さんを心配させてしまうだろう。
俺はヘルシャフトにもうそろそろ戻ってきて、とメッセージを送った。
「じゃあフレンドコードを送っておいたから登録しといて、明日、レン達がログインしたら場所を書いてメッセージをとばしてくれたらそこにいくから」
「分かりました、」
俺たちは最初に居たカフェに行ってレンと他愛もない話をしながらヘルシャフトとユイちゃんを待っていた。
10分位すると二人とも俺たちを発見したみたいだ。
「おーい!」
俺はヘルシャフトにレンはユイちゃんに、事前に許可は貰っていたので、レン達の事情を話し、協力することになった事を話した。
それで、ヘルシャフトにユイちゃんとイベント中パーティーを組んで一緒に行動してくれるかを聞くと
「オッケー全然良いよ!ユイちゃん可愛いしね!」
ヘルシャフトの許可が得られたのでレンの方を見る、とあっちも説明し終わったみたいだな。
「じゃあ、明日はよろしくな」
「ええ、明日はよろしくお願いします」
「じゃあヘルも明日はよろしく」
「任せなさい!」
俺はレン達がログアウトするのを見送ってから、明日からの事の準備をはじめた。
レンは俺がこのゲームのランキング1位って知ったらどんな反応するのか、楽しみだな。
まぁランキング1位って言ってもレベルのランキングなだけだからランキング順位=ゲーム内での強さって事にはならないけど
「改めて、ユウヤだ、戦闘スタイルは主に魔法と刀、銃を使う。
一応このゲーム内では強い方だと思う。
レンはランキング機能の事は知ってるか?」
「はい、確かゲーム内のレベル順に1~10位までランキング化される機能ですよね、ってそう言えばランキングの1位のプレイヤーの名前がユウヤだったような…」
「まぁランキング順位=強さって訳じゃ無いが、一応ランキングで1位になってる」
俺はランキングタグを表示設定にして言う。
レンはランキングを開いてランキングと俺のタグをみかえして「ええー!?」と叫んでいた。
俺はレンの反応が予想通り過ぎて笑いながら
「まぁそんな訳でヨロシク」
レンが落ち着くまで待って話す。
「まぁ弟子にするって言っても攻撃だったりは型が有ったりする訳じゃないから自分のやり方じゃ無いと違和感が有るだろうから教える事は無い。
と言うと俺が出来ることはレンの防御系の方を鍛える事になる」
「防御系ですか?」
「ああ、まぁやることは俺とのデュエルが大体だな。
今はイベント中だし、俺とのデュエルはイベント後になるな」
「イベント後…ですか?」
「ああ、レンはお母さんに楽をさせたいからこのゲームで強くなりたいんだよな?」
「はい、強いといっぱい稼げるらしいですし」
「このゲームでは100Gで1円に交換できる。
今はただのゴブリンを一体倒すだけで500G+モンスタードロップのGが稼げる、つまりゴブリン一体につき5円ちょい稼げるわけだ。」
「はい」
「ゴブリン討伐チケットって今さっきレンに挑戦させたアイテムが有るでしょ」
「ええ、確かベリーハードっていうのをやりました。」
「あれって難易度を設定するとそれに合わせてゴブリンが大量にPOPするんだ。
普通は数の暴力で直ぐに殺られちゃうんだけど、レンは目が良いいからゴブリンの攻撃は避けられるでしょ?」
「まぁベリーハードのゴブリンの攻撃は避けられますけど」
「だから、ゴブリン討伐チケットを使ってレンがクリア出来る難易度を周回しまくれば直ぐにお金が稼げちゃうんだ。」
「だからこのイベント中は修行できないって事ですね」
「ああ、せっかくの稼ぎ時だ、稼げる時に稼げるだけ稼げばお母さんに楽をさせられるだろう。」
「はい!」
「という事で、いい時間になってきたし、明日は平日だから学校もあるだろうから、レンももうそろそろ妹さんとログアウトして、明日から始めようか」
「はい、よろしくお願いします」
メニューを開くと時間が9:36になっていた、俺と違ってレン達は学校がある。
なので夜更かしをさせて学業に支障があるとレンのお母さんを心配させてしまうだろう。
俺はヘルシャフトにもうそろそろ戻ってきて、とメッセージを送った。
「じゃあフレンドコードを送っておいたから登録しといて、明日、レン達がログインしたら場所を書いてメッセージをとばしてくれたらそこにいくから」
「分かりました、」
俺たちは最初に居たカフェに行ってレンと他愛もない話をしながらヘルシャフトとユイちゃんを待っていた。
10分位すると二人とも俺たちを発見したみたいだ。
「おーい!」
俺はヘルシャフトにレンはユイちゃんに、事前に許可は貰っていたので、レン達の事情を話し、協力することになった事を話した。
それで、ヘルシャフトにユイちゃんとイベント中パーティーを組んで一緒に行動してくれるかを聞くと
「オッケー全然良いよ!ユイちゃん可愛いしね!」
ヘルシャフトの許可が得られたのでレンの方を見る、とあっちも説明し終わったみたいだな。
「じゃあ、明日はよろしくな」
「ええ、明日はよろしくお願いします」
「じゃあヘルも明日はよろしく」
「任せなさい!」
俺はレン達がログアウトするのを見送ってから、明日からの事の準備をはじめた。
0
お気に入りに追加
495
あなたにおすすめの小説
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる