上 下
21 / 203
本編

No.17~ゴブリン襲撃イベント3

しおりを挟む
(さて、ゴブリン討伐チケットを使用する前にフィールドに出て銃を使ってみるか)

俺がフィールドに出ようとしてあることに気づく、メニューの右端に所持Gが書いてある下にゴブリンPというのが追加されていた。

だが可笑しい、俺はゴブリンを殆ど狩って居ないのにゴブリンPが684もある、しかも今も増え続けている、可能性は2つ、1つはバグでポイントのカウンターがおかしくなっているか、もう1つは修羅が倒した分のゴブリンPが俺に加算されていると言うものだ、多分後者の方だろう。

しかし修羅も良くやるな~俺がゴブリンを狩る様に行ってからそんなに時間が経って無いのに600匹以上も狩ったと言うのだから、いかにサーチャーでゴブリンの場所が分かって一撃で倒せるからってこのスピードはヤバい、10秒位毎にPが増えている。

(どん位レベルが上がってるか楽しみだな)

フィールドを歩いていると戦闘しているプレイヤーが居た。

そのプレイヤーはみた感じ接近戦が苦手なのかゴブリンの攻撃を大きく避けている、そのプレイヤーがゴブリンと距離を取ると魔法を使った。

良くみると右手に火の魔力、左手に闇の魔力を纏っている、そして2つの魔力を混ぜ合わせて1つの魔力にしている。

ベースはファイヤーで闇属性を混ぜる事で、火と闇のスリップダメージと通常ダメージも普通の魔法よりも多そうだな、それにしても魔法の合成かぁ、そんなの思い付かなかったし面白そうだからあのプレイヤーに話しかけてみようか。

プレイヤーが魔法を放つ時に「闇の炎に抱かれて消えろ」と小さな声で言っていた、まぁ俺には聞こえてたけど、俺はプレイヤーに拍手をする。

すると俺が居たことにやっと気づいたのかこっちを見る。

「いや~面白い物を見せて貰ったよ魔法の合成かぁ、思い付かなかったよ、俺の名前はユウヤだ、よろしくな」

「はぁ、ユウです、って!ユウヤってランキング一位のユウヤですか!?いや待て、でも頭の上に何も無いし、」

「頭の?あぁ、あれかぁ、あれ着けてるとメンドクサイ事になるから表示してないだけで付いてるぞ、」

ランキング上位者の頭上にはランキングの順位の数字が浮かんでいるのだが、俺は自分が強い事を誇示したい訳でも無いので興味の視線がウザかったので運営にどうにかならないか、と相談したところ、ユグドラシルオンラインの二回目のソフト発売がゴブリン襲撃イベントの後になっており、今回のイベントでPVを作るらしく、PVの制作に協力をする事で、表示のON、OFFを変えられる様にして貰ったのだ。

俺は表示をONにしてユウに話す。

「てことはランキング1位のユウヤさんで合ってるって事ですか?」

「あぁ、つーか、ユウヤで良いぞ、」

「分かった、てかユウヤは何で此所に居たんだ?ユウヤならもっと高いレベルの狩場に行けるんじゃないか?」

「そいつはだな、これを試す為に来たんだ」

俺は銃を取り出して言う、するとユウは「すげぇ!ハンドガンじゃん!マジで!このゲームって銃なんて有ったのか!」と興奮してる。

俺はユウに試しに撃ってみるか?と聞くと食いぎみに「良いのか!」と言われた。

やっぱり銃ってロマンだよなぁ、俺も作れるって分かった時は興奮したしな。

ゴブリンを見つけて撃ってみるとSTRが高いからなのかあまり反動を感じる事もなく吸い込まれる様にゴブリンにヘッドショットを決める。

ユウと10発ずつ撃ってみると俺が10発、ユウが8発も当てた、やはりユウは遠距離攻撃の方が得意な様だ、それから俺はユウに全属性魔法のスキルスクロールを渡し(悪いからいい、と言われたが無理やり渡した)魔力掌握をてに入れる事で、魔法の合成が簡単になったことから魔法掌握の覚えかたを教えて、最後にユウ専用の銃を作る約束をしてフレンド交換をして別れた。

____________________ 

キャラ紹介にユウを追加しました。
しおりを挟む
感想 47

あなたにおすすめの小説

月が導く異世界道中

あずみ 圭
ファンタジー
 月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。  真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。  彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。  これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。  漫遊編始めました。  外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

月が導く異世界道中extra

あずみ 圭
ファンタジー
 月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。  真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。  彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。  これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。  こちらは月が導く異世界道中番外編になります。

スキルが芽生えたので復讐したいと思います~スライムにされてしまいました。意外と快適です~

北きつね
ファンタジー
 世界各国に突如現れた”魔物”。  魔物を倒すことで、”スキル”が得られる。  スキルを得たものは、アニメーションの産物だった、魔法を使うことができる。  高校に通う普通の学生だった者が、魔物を見つけ、スキルを得る為に、魔物を狩ることを決意する。  得たスキルを使って、自分をこんな目に合わせた者への復讐を誓う。  高校生だった者は、スキルの深淵を覗き見ることになる。芽生えたスキルは、強力な武器となる。 注)作者が楽しむ為に書いています。   復讐物です。いじめや過激な表現が含まれます。恋愛要素は皆無です。   誤字脱字が多いです。誤字脱字は、見つけ次第、直していきますが、更新はまとめてになると思います。   誤字脱字、表現がおかしいなどのご指摘はすごく嬉しいです。

えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~

たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始! 2024/2/21小説本編完結! 旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です ※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。 ※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。 生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。  伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。 勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。  代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。 リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。  ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。  タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。  タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。  そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。  なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。 レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。 いつか彼は血をも超えていくーー。  さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。  一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。 彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。 コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ! ・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持 ・12/28 ハイファンランキング 3位

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!

八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。 『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。 魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。 しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も… そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。 しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。 …はたして主人公の運命やいかに…

レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~

喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。 おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。 ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。 落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。 機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。 覚悟を決めてボスに挑む無二。 通販能力でからくも勝利する。 そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。 アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。 霧のモンスターには掃除機が大活躍。 異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。 カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。

「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした

御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。 異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。 女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。 ――しかし、彼は知らなかった。 転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――

処理中です...