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「悠希? 何をする」
「僕、貴士さんに悦んでもらいたいんです」
 そして、彼の先端にそっとキスをした。
 細い舌を伸ばし、太い肉茎を舐めた。
「悠希。無理はいけない」
「……」
 ぺろぺろと、夢中で舐める悠希。
 柔らかく温かな舌は、この上なく貴士を捉えた。
(無垢な少年が、こんなにも必死で)
 それは清らかであると同時に、淫靡な光景だった。
 時折、貴士を伺うように、悠希が上目遣いを寄こす。
 そんな仕草もまた、興奮の材料になる。
 やがて悠希は、貴士をすっかり口に含むと、抜き差しを始めた。
 含むと言っても、小さな悠希の顎では、太くて長い貴士は収まりきれない。
 それでも頑張って喉奥まで咥え込もうとする悠希に、貴士は心を打たれた。
「悠希、ありがとう。もういい、放しなさい」
「ぅく」
 初めてのフェラを終えた悠希の頬は、赤く染まっていた。
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