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農業ギルドに用意してもらった、お香。
少し開けた場所に移動して、そのお香を炊く。
「随分、個性的なデザインの香炉だな」
エルドレッド殿下が、香炉のデザインを見て素直な感想を漏らした。
農業ギルドの、たぶん営業担当らしき人が殿下と、少し離れた位置で成り行きを見守っている観客達それぞれに商品の説明をする。
ちなみに、用意してもらった香炉はゴテゴテしたドラゴンを模したデザインだった。
「こちら一番人気のデザインになります。
魔族領との貿易で輸出もしてます、そちらの方はこの髑髏デザインが人気ですね。
女性へのプレゼント用に、オーダーメイドでこのような花を模したデザインを頼まれることもあります」
エルドレッド殿下と客たちが熱心に商品の説明を聞いている。
ちなみにこれらの商品は、錬金術ギルドとの共同開発らしい。
昨日泊まったテントもそうらしい。
だれが買ってるんだろう?
そんな疑問にもスラスラ答えていく。
「中流階級の、置物にこだわる人達に人気なんですよ。
まぁ、最近ですと、香炉では無いんですが、こちらのガラスを使用したデザインが使用されはじめていますね。
ちなみにこれは、灰皿です」
人を撲殺する時に活躍しそうな、別の意味でゴテゴテしたガラスの灰皿、その見本を営業担当の人達が宣伝する。
大きさもバリエーションがあるようだ。
あれ?
なんだかんだ俺、ダシに使われてる??
さて、ぼんやりと俺は目的の災害級モンスター現れるのを待った。
「ただの香にしか見えないが、そんなんで来るのか?」
俺の横に来て、エリィさんが疑問をぶつけてくる。
俺が口を開く前に、何故かヒュウガもやってきて説明する。
「発情期のメスの匂いが出てるんですよ」
これまた何故か居たミナクもそれに続く。
「9割方くる。私たちもよく使ってる。
正直、冒険者ギルドが出してる劣化版より全然いい」
ちなみに、冒険者ギルドが販売しているのは罠に使うゼリー状のものだ。
低級モンスターくらいしかおびき寄せられないので、まぁ、使い方次第だ。
「それでどの倒し方をするんだ?」
ヒュウガが俺に聞いてきた。
「いつもの慣れたやつでやるよ。小石を当てるやつ」
俺の返しに、エリィさんが不思議そうに首を傾げ、ハッとする。
「おま、おまえ!!
年上にも砕けた口調で話せるんじゃないか!!」
エリィさんが、なんか責めるように言ってくる。
「いや、むず痒いからこうしてくれって頼まれたもので」
「なら私にもその話し方をしろ!!」
「えー、今更じゃないですか」
「付き合い長くて対等なのに、いつまでも敬語じゃ私が嫌だ」
「俺はこれで良いと思ってますよ?」
「私も砕けた口調のお前と話したい!」
エリィさんが言った時、山頂から滑空してくる災害級モンスター、ドラゴンか、あれ??
勢いよく滑空してくるドラゴンが見えた。
観客達から待ってましたとばかりに歓声があがる。
「あーあー、やっぱり興奮してる」
当然といえば当然なのだが、俺はついつい呟いてしまった。
発情期のメスの臭いに釣られるということは、つまりオスの方も発情しているわけで。
ま、いいや。
不正が無かった、ちゃんと倒したってことを証明すればいいんだし。
「んじゃ、ちょっと倒してきます」
俺は飛行魔法を展開し、秒で興奮状態のドラゴンを倒した。
しかし、香の効果は持続しているので、そこから幸いと言うべきか偶然にも最初の1頭を含めて、全十頭の災害級モンスターに指定されているドラゴンがおびき寄せられた。
そして、俺はそれらを秒で倒した。
香の効き目はそれで終わりだった。
俺は戻ると、観客達、というより殿下の前で戦利品の山を見せて言った。
「こんな感じで退治しました。
まぁ、山頂は災害級モンスターがゴロゴロいたんで香は使ってませんが。
俺が倒した、という意味では不正も嘘もついていないことが証明出来たかと思います」
さてそこからがちょっとまた別の騒ぎになった。
観客――農民出身者らしき客と農業ギルドの職員は今しがた俺が仕留めた災害級モンスターの山に群がって、オークションが始まるし。
それ以外の客と、冒険者ギルドの職員からは化け物を見たかのような顔をされるし。
エリィさんは、冒険者ギルド関係者の反応が面白いのか満足そうにしている。
ちなみに、ヒュウガとミナクさんは獲物の解体の手伝いに駆り出されてしまった。
そして、この提案をしてきたエルドレッド殿下だが、
「すごいな!! 一騎当千どころか当万の力じゃないか!!
このような人材が埋もれているなんて!!」
と、めちゃくちゃはしゃいでいた。
もう帰っていいかな。
この勝負自体は、俺の勝ちだし。
そもそも俺が勝つことは予定になかったからか、褒賞とか特賞とかなんもないし。
あ、討伐した分は農業ギルドが買ってくれるからその分のお金は入るけど。
「シン、君はいま冒険者ランクは何級だ?」
「この前A級になりました」
ずんずんと、殿下が歩み寄ってくるので、それとなく距離をとる。
「そうそう、A級だ。
しかし、こんな才能を埋もれさせるなんてもったいないことだ!
なあ? 冒険者ギルドのギルドマスター達?」
殿下の言葉に、バツの悪そうな顔をするオッサンやらお兄さんやらお姉さん、おばさんがチラホラいた。
「これは、この国を管理する王族の一員としての言葉だが、彼は既にSSS級以上の実力を見せた。
なら、実力にあったランクへ昇格させこの国に尽くしてもらうべきだと思うが。
まぁ、冒険者ギルドがいらないと言うのなら、私が貰うが」
…………俺の意思は?
さて、そこに待ったを掛けたのが、農業ギルドのギルドマスターだった。
「畏れながら、殿下、有能な人材を引っこ抜かれたのではウチが困ります。
それに、彼は冒険者として仕事をしたいと常日頃から申していました。
お戯れもそこまでに願います」
そんな農業ギルドのギルドマスターと、まぁ、タナトスさん曰く変態クソ王子のお陰で、結果だけを言うなら、俺はその場でSSS級冒険者に昇格したのだった。
まぁ、結局祭り自体は一日余ってしまったが、そこは食祭り収獲祭りと称して最終日まで盛り上がった。
俺はエリィさんやヒュウガ、ミナクさんと露店を回って最終日も大いに楽しんだのだが、
「やあ、昨日ぶり」
そろそろ帰ろうとした時に、エルドレッド殿下が護衛の人らしき、なんかガタイのいい男性と共に現れた。
エリィさんは、名残惜しいのかもう一回りしてくると言ってヒュウガ達と露店巡りに行ってしまった。
俺は、それとなく距離をとる。
それを見て、エルドレッド殿下が苦笑した。
「おいおい、昨日もそうだったが、なにをそんなに警戒してるんだ」
「いえ、タナトスさんから、貴方は男も女も食う危険人物だから、気をつけろと言われまして」
俺の返しに、エルドレッド殿下と護衛が驚いた表情を浮かべる。
「本当に接触していたのか」
「悪意ある情報を流しているあたり、本物だな。
嘘じゃないのが、なんとも言えないが」
殿下と護衛が口々に言った。
「でも、悪評でも伝わっているなら話が早い。
少年、俺のところに来い。俺のモノになれ」
「え、やだ、キモイ」
やっべ、反射的に言っちゃった。
やっべ、どうしよう。
殿下が俺の返しに、固まる。
「キモイ、キモイかぁ、そっかぁ」
面と向かって言われたのがはじめてなのか、なんかやたらショックを受けている。
護衛の人がなんか笑ってる。
「自業自得だ、あー、悪かったなシン君。
こいつの事は気にしないでくれ。
なんだかんだ箱入りで、打たれ弱いんだ」
「はぁ、それじゃ俺もう帰るんで失礼します」
ペコっと頭を下げて、俺はその場から離れた。
離れる時に、殿下の、
「あ、でも。これはこれでなんとも言えない胸の高鳴りが……」
とかなんとか、なんかヤベぇ発言が聞こえて来た。
ホントにヤバい人なんだな。
まぁ、でもこれっきり会うことは無いだろうし、また明日からエリィさんとの冒険者稼業頑張ろう!
まずは、ダンジョン攻略だ。
少し開けた場所に移動して、そのお香を炊く。
「随分、個性的なデザインの香炉だな」
エルドレッド殿下が、香炉のデザインを見て素直な感想を漏らした。
農業ギルドの、たぶん営業担当らしき人が殿下と、少し離れた位置で成り行きを見守っている観客達それぞれに商品の説明をする。
ちなみに、用意してもらった香炉はゴテゴテしたドラゴンを模したデザインだった。
「こちら一番人気のデザインになります。
魔族領との貿易で輸出もしてます、そちらの方はこの髑髏デザインが人気ですね。
女性へのプレゼント用に、オーダーメイドでこのような花を模したデザインを頼まれることもあります」
エルドレッド殿下と客たちが熱心に商品の説明を聞いている。
ちなみにこれらの商品は、錬金術ギルドとの共同開発らしい。
昨日泊まったテントもそうらしい。
だれが買ってるんだろう?
そんな疑問にもスラスラ答えていく。
「中流階級の、置物にこだわる人達に人気なんですよ。
まぁ、最近ですと、香炉では無いんですが、こちらのガラスを使用したデザインが使用されはじめていますね。
ちなみにこれは、灰皿です」
人を撲殺する時に活躍しそうな、別の意味でゴテゴテしたガラスの灰皿、その見本を営業担当の人達が宣伝する。
大きさもバリエーションがあるようだ。
あれ?
なんだかんだ俺、ダシに使われてる??
さて、ぼんやりと俺は目的の災害級モンスター現れるのを待った。
「ただの香にしか見えないが、そんなんで来るのか?」
俺の横に来て、エリィさんが疑問をぶつけてくる。
俺が口を開く前に、何故かヒュウガもやってきて説明する。
「発情期のメスの匂いが出てるんですよ」
これまた何故か居たミナクもそれに続く。
「9割方くる。私たちもよく使ってる。
正直、冒険者ギルドが出してる劣化版より全然いい」
ちなみに、冒険者ギルドが販売しているのは罠に使うゼリー状のものだ。
低級モンスターくらいしかおびき寄せられないので、まぁ、使い方次第だ。
「それでどの倒し方をするんだ?」
ヒュウガが俺に聞いてきた。
「いつもの慣れたやつでやるよ。小石を当てるやつ」
俺の返しに、エリィさんが不思議そうに首を傾げ、ハッとする。
「おま、おまえ!!
年上にも砕けた口調で話せるんじゃないか!!」
エリィさんが、なんか責めるように言ってくる。
「いや、むず痒いからこうしてくれって頼まれたもので」
「なら私にもその話し方をしろ!!」
「えー、今更じゃないですか」
「付き合い長くて対等なのに、いつまでも敬語じゃ私が嫌だ」
「俺はこれで良いと思ってますよ?」
「私も砕けた口調のお前と話したい!」
エリィさんが言った時、山頂から滑空してくる災害級モンスター、ドラゴンか、あれ??
勢いよく滑空してくるドラゴンが見えた。
観客達から待ってましたとばかりに歓声があがる。
「あーあー、やっぱり興奮してる」
当然といえば当然なのだが、俺はついつい呟いてしまった。
発情期のメスの臭いに釣られるということは、つまりオスの方も発情しているわけで。
ま、いいや。
不正が無かった、ちゃんと倒したってことを証明すればいいんだし。
「んじゃ、ちょっと倒してきます」
俺は飛行魔法を展開し、秒で興奮状態のドラゴンを倒した。
しかし、香の効果は持続しているので、そこから幸いと言うべきか偶然にも最初の1頭を含めて、全十頭の災害級モンスターに指定されているドラゴンがおびき寄せられた。
そして、俺はそれらを秒で倒した。
香の効き目はそれで終わりだった。
俺は戻ると、観客達、というより殿下の前で戦利品の山を見せて言った。
「こんな感じで退治しました。
まぁ、山頂は災害級モンスターがゴロゴロいたんで香は使ってませんが。
俺が倒した、という意味では不正も嘘もついていないことが証明出来たかと思います」
さてそこからがちょっとまた別の騒ぎになった。
観客――農民出身者らしき客と農業ギルドの職員は今しがた俺が仕留めた災害級モンスターの山に群がって、オークションが始まるし。
それ以外の客と、冒険者ギルドの職員からは化け物を見たかのような顔をされるし。
エリィさんは、冒険者ギルド関係者の反応が面白いのか満足そうにしている。
ちなみに、ヒュウガとミナクさんは獲物の解体の手伝いに駆り出されてしまった。
そして、この提案をしてきたエルドレッド殿下だが、
「すごいな!! 一騎当千どころか当万の力じゃないか!!
このような人材が埋もれているなんて!!」
と、めちゃくちゃはしゃいでいた。
もう帰っていいかな。
この勝負自体は、俺の勝ちだし。
そもそも俺が勝つことは予定になかったからか、褒賞とか特賞とかなんもないし。
あ、討伐した分は農業ギルドが買ってくれるからその分のお金は入るけど。
「シン、君はいま冒険者ランクは何級だ?」
「この前A級になりました」
ずんずんと、殿下が歩み寄ってくるので、それとなく距離をとる。
「そうそう、A級だ。
しかし、こんな才能を埋もれさせるなんてもったいないことだ!
なあ? 冒険者ギルドのギルドマスター達?」
殿下の言葉に、バツの悪そうな顔をするオッサンやらお兄さんやらお姉さん、おばさんがチラホラいた。
「これは、この国を管理する王族の一員としての言葉だが、彼は既にSSS級以上の実力を見せた。
なら、実力にあったランクへ昇格させこの国に尽くしてもらうべきだと思うが。
まぁ、冒険者ギルドがいらないと言うのなら、私が貰うが」
…………俺の意思は?
さて、そこに待ったを掛けたのが、農業ギルドのギルドマスターだった。
「畏れながら、殿下、有能な人材を引っこ抜かれたのではウチが困ります。
それに、彼は冒険者として仕事をしたいと常日頃から申していました。
お戯れもそこまでに願います」
そんな農業ギルドのギルドマスターと、まぁ、タナトスさん曰く変態クソ王子のお陰で、結果だけを言うなら、俺はその場でSSS級冒険者に昇格したのだった。
まぁ、結局祭り自体は一日余ってしまったが、そこは食祭り収獲祭りと称して最終日まで盛り上がった。
俺はエリィさんやヒュウガ、ミナクさんと露店を回って最終日も大いに楽しんだのだが、
「やあ、昨日ぶり」
そろそろ帰ろうとした時に、エルドレッド殿下が護衛の人らしき、なんかガタイのいい男性と共に現れた。
エリィさんは、名残惜しいのかもう一回りしてくると言ってヒュウガ達と露店巡りに行ってしまった。
俺は、それとなく距離をとる。
それを見て、エルドレッド殿下が苦笑した。
「おいおい、昨日もそうだったが、なにをそんなに警戒してるんだ」
「いえ、タナトスさんから、貴方は男も女も食う危険人物だから、気をつけろと言われまして」
俺の返しに、エルドレッド殿下と護衛が驚いた表情を浮かべる。
「本当に接触していたのか」
「悪意ある情報を流しているあたり、本物だな。
嘘じゃないのが、なんとも言えないが」
殿下と護衛が口々に言った。
「でも、悪評でも伝わっているなら話が早い。
少年、俺のところに来い。俺のモノになれ」
「え、やだ、キモイ」
やっべ、反射的に言っちゃった。
やっべ、どうしよう。
殿下が俺の返しに、固まる。
「キモイ、キモイかぁ、そっかぁ」
面と向かって言われたのがはじめてなのか、なんかやたらショックを受けている。
護衛の人がなんか笑ってる。
「自業自得だ、あー、悪かったなシン君。
こいつの事は気にしないでくれ。
なんだかんだ箱入りで、打たれ弱いんだ」
「はぁ、それじゃ俺もう帰るんで失礼します」
ペコっと頭を下げて、俺はその場から離れた。
離れる時に、殿下の、
「あ、でも。これはこれでなんとも言えない胸の高鳴りが……」
とかなんとか、なんかヤベぇ発言が聞こえて来た。
ホントにヤバい人なんだな。
まぁ、でもこれっきり会うことは無いだろうし、また明日からエリィさんとの冒険者稼業頑張ろう!
まずは、ダンジョン攻略だ。
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