38 / 50
38
しおりを挟む
ばあちゃん達の部屋には、この家のもふもふハーレム構成員たるチーとムーもいた。
二匹は、ばあちゃん達が年金で手に入れた高級羽毛布団を占領し、実に悠々自適に寛いでいる。
どうでもいいけど、なんで羽毛布団の上だと寝ぼけながらも舌舐めずりするんだろう。
やっぱり鳥の臭いがついていて美味しそうなのかな。
あたしとばあちゃんの間には、お兄ちゃんから送られてきたダンボール箱。
中身である、モンスター二匹は怯えきっていて可哀想なほどガタガタ震えていた。
「なるほどねぇ。
まぁ、エルフの性格からしたら、ココロや人間族への態度は特に珍しくも無いけれど。
でも、仮にも命をこんな風に扱う子が出てくるなんて、時代は変わるもんだね」
ばあちゃんは、この外見で何百年も生きている。
人間で言うならまだ五十代か六十代くらいらしい。
だから、数百年単位の時間の流れを言われてもイマイチあたしにはピンと来なかった。
ただ、ばあちゃんに言わせればエルフはどんなに他種族に対して高圧的で、時にモラルに欠けた、王様気取りをするいけ好かない言動、態度を取ったとしても、動物やモンスターに対しては優しく接するのだという。
それこそ、大事な隣人や友人を愛するように。
だが、それはばあちゃんやお母さん世代の話だ。
新人類ならぬ新エルフ世代は、その辺の価値観等が劇的に変わっているらしい。
あと、ばあちゃん、エリスちゃんはともかくリリアさんは人間族の男に色目を使っていたけどね。
「それは、種族関係なく女なら多かれ少なかれやるからねぇ」
まぁ、それもそうか。
「しかし、そのリリアって子は気になるね。
親御さんは何も言わなかったんだろうか?」
「?」
「いや、ね。
ココロもそうだけれど、種族関係なく親は子供の面倒を見るってのが普通なんだよ。
で、こういう生き物を飼う、使い魔にするって言うのも、エルフの子供たちは親に許可をもらうんだ。
餌代、世話代、まぁつまり命の管理費がかかるから。
基本的に種族関係なく、お金を稼ぐのは大人だからね。
そのお金を稼いでる人に、命の管理費を出してくれってお願いするのは普通だろ?」
「うん」
「で、まぁ、親御さんが了承する。
それで、了承した後に、これまた種族関係なく殆どの親御さんは子供にこう言うんだ。
『ちゃんと自分で面倒見るんだよ』ってね」
「うんうん」
これは、どこのご家庭でもよくある話だ。
「で、エルフの場合。
ここから先がちょっと違う」
「違うって、何が?」
「もしも、命の管理をサボったらどうなると思う?」
「うーん? まぁ、普通なら怒られるよね。
それから、反省するか、あとは親も一緒に世話するか」
「そうだね。まぁ度合いにもよるけれど。
あまりにも度が過ぎたら……度が過ぎている、と親御さん達が判断したら……」
どうなるんだろう?
「お仕置として、しばらくその子がその家のペット扱いされる。
で、ペットにしたのと同じことを経験させられる」
それ、虐待なんじゃないかなぁ。
でも、種族間の認識とか文化とかそういうのが違うし、考え方が違って当たり前だしなぁ。
まぁ、エルフはそうなんだ、と思っておこう。
「そうじゃなくてもね、叱るのが当たり前なんだよ。
ほら、ヤマトからの手紙に一緒に入っていた、その鑑定書の日付見てごらん」
言われて、確認してみる。
そこには、あたしが参加した勉強会、その三日後の日付が書かれていた。
つまり、あの勉強会の日からほんの三日のうちにこの子達は捨てられ、兄に保護されたということになる。
あたしの元にこうして送ってくるまで、約二週間ほど掛かっているのはたぶん手続きとかがあったからかもしれない。
種族関係なく、里親や養子縁組をする場合も手続きにそれくらいの時間がかかると聞いたことがあるから、そこまで不思議には感じなかった。
ばあちゃんが、箱へ手を伸ばす。
火竜と鵺、二匹同時に体をビクつかせた。
その二匹を、優しくばあちゃんは撫でた。
撫でながら、
「大丈夫大丈夫。いい子。あんた達はいい子。
もう大丈夫、ね?
大丈夫大丈夫」
警戒し、緊張していた二匹の体から段々力が抜けていく。
そして、安心できると思ったのか二匹がほぼ同時にばあちゃんの手へ頭や体を擦り付けて甘え始めた。
さすがばあちゃん、エルフってのもそうだけど、伊達に歳食ってないや。
と、それを見ていたタマが、自分も自分もーと、ばあちゃんに体を擦り付けてくる。
あたしもなんとなく手を伸ばしてみた、鵺、ツグミちゃんは普通に撫でさせてくれた。
でも、火竜の方はあたしの手に気づくと、箱の中から逃げ出してばあちゃんの腕をつたい、その肩へ逃げてしまった。
ありゃ、
「どうしたの?」
言いつつ、ばあちゃんが肩から火竜を下ろし、こちらに向けて抱っこする。
「大丈夫、ココロも大丈夫」
「たぶん、タマと対戦した時のこと覚えてて警戒してるんだと思う」
なにしろ、全身の骨を砕かれて、内臓へも大ダメージだったようだし。
「おやおや」
ばあちゃんが苦笑する。
そこであたしは、ふと思いついて、ばあちゃんに体を擦り付けていたタマを持ち上げる。
「テュケ?」
「ほら、タマ。新しい友達だよ、ご挨拶しよっか」
これにテンションが上がったのはツグミちゃんだった。
尻尾の蛇をべちんべちんと、ダンボールに叩きつけている。
蛇、目を回してるけど大丈夫かな。
一方、火竜はというとタマを見て、威嚇し始めた。
「キシャーーーーっ!!」
しかし、タマは威嚇されているという自覚が無いのか不思議そうに火竜を見ている。
と、火竜がばあちゃんの手から逃げ出して羽毛ぶとんへ避難した。
途端、
「ぎゃっ!!??」
先住猫の肉球が、火竜を布団へ縫いつけた。
猫たちが、スンスンと火竜の臭いを嗅ぐ。
そして、ぺろぺろと毛繕いをするかのように火竜が纏っている炎を舐め始めた。
今更だけど火傷しないといいけど。
でもまぁ、なにかあったらばあちゃんいるし大丈夫かな。
そのばあちゃんが微笑ましそうに、先住猫達と火竜のファーストコンタクトを眺めていた。
とりあえずこうしてウチのもふもふハーレムに、新しい構成員が加わることになったのだった。
火竜はもふもふしてないけど、まぁ気にしたら負けだ。
そして、ばあちゃんに話をして少しだけあたしは心の整理がついた。
でも、それは本当に少しだけだ。
まだ完全に、リリアさんやエリスちゃんに対するモヤモヤは晴れていない。
二匹は、ばあちゃん達が年金で手に入れた高級羽毛布団を占領し、実に悠々自適に寛いでいる。
どうでもいいけど、なんで羽毛布団の上だと寝ぼけながらも舌舐めずりするんだろう。
やっぱり鳥の臭いがついていて美味しそうなのかな。
あたしとばあちゃんの間には、お兄ちゃんから送られてきたダンボール箱。
中身である、モンスター二匹は怯えきっていて可哀想なほどガタガタ震えていた。
「なるほどねぇ。
まぁ、エルフの性格からしたら、ココロや人間族への態度は特に珍しくも無いけれど。
でも、仮にも命をこんな風に扱う子が出てくるなんて、時代は変わるもんだね」
ばあちゃんは、この外見で何百年も生きている。
人間で言うならまだ五十代か六十代くらいらしい。
だから、数百年単位の時間の流れを言われてもイマイチあたしにはピンと来なかった。
ただ、ばあちゃんに言わせればエルフはどんなに他種族に対して高圧的で、時にモラルに欠けた、王様気取りをするいけ好かない言動、態度を取ったとしても、動物やモンスターに対しては優しく接するのだという。
それこそ、大事な隣人や友人を愛するように。
だが、それはばあちゃんやお母さん世代の話だ。
新人類ならぬ新エルフ世代は、その辺の価値観等が劇的に変わっているらしい。
あと、ばあちゃん、エリスちゃんはともかくリリアさんは人間族の男に色目を使っていたけどね。
「それは、種族関係なく女なら多かれ少なかれやるからねぇ」
まぁ、それもそうか。
「しかし、そのリリアって子は気になるね。
親御さんは何も言わなかったんだろうか?」
「?」
「いや、ね。
ココロもそうだけれど、種族関係なく親は子供の面倒を見るってのが普通なんだよ。
で、こういう生き物を飼う、使い魔にするって言うのも、エルフの子供たちは親に許可をもらうんだ。
餌代、世話代、まぁつまり命の管理費がかかるから。
基本的に種族関係なく、お金を稼ぐのは大人だからね。
そのお金を稼いでる人に、命の管理費を出してくれってお願いするのは普通だろ?」
「うん」
「で、まぁ、親御さんが了承する。
それで、了承した後に、これまた種族関係なく殆どの親御さんは子供にこう言うんだ。
『ちゃんと自分で面倒見るんだよ』ってね」
「うんうん」
これは、どこのご家庭でもよくある話だ。
「で、エルフの場合。
ここから先がちょっと違う」
「違うって、何が?」
「もしも、命の管理をサボったらどうなると思う?」
「うーん? まぁ、普通なら怒られるよね。
それから、反省するか、あとは親も一緒に世話するか」
「そうだね。まぁ度合いにもよるけれど。
あまりにも度が過ぎたら……度が過ぎている、と親御さん達が判断したら……」
どうなるんだろう?
「お仕置として、しばらくその子がその家のペット扱いされる。
で、ペットにしたのと同じことを経験させられる」
それ、虐待なんじゃないかなぁ。
でも、種族間の認識とか文化とかそういうのが違うし、考え方が違って当たり前だしなぁ。
まぁ、エルフはそうなんだ、と思っておこう。
「そうじゃなくてもね、叱るのが当たり前なんだよ。
ほら、ヤマトからの手紙に一緒に入っていた、その鑑定書の日付見てごらん」
言われて、確認してみる。
そこには、あたしが参加した勉強会、その三日後の日付が書かれていた。
つまり、あの勉強会の日からほんの三日のうちにこの子達は捨てられ、兄に保護されたということになる。
あたしの元にこうして送ってくるまで、約二週間ほど掛かっているのはたぶん手続きとかがあったからかもしれない。
種族関係なく、里親や養子縁組をする場合も手続きにそれくらいの時間がかかると聞いたことがあるから、そこまで不思議には感じなかった。
ばあちゃんが、箱へ手を伸ばす。
火竜と鵺、二匹同時に体をビクつかせた。
その二匹を、優しくばあちゃんは撫でた。
撫でながら、
「大丈夫大丈夫。いい子。あんた達はいい子。
もう大丈夫、ね?
大丈夫大丈夫」
警戒し、緊張していた二匹の体から段々力が抜けていく。
そして、安心できると思ったのか二匹がほぼ同時にばあちゃんの手へ頭や体を擦り付けて甘え始めた。
さすがばあちゃん、エルフってのもそうだけど、伊達に歳食ってないや。
と、それを見ていたタマが、自分も自分もーと、ばあちゃんに体を擦り付けてくる。
あたしもなんとなく手を伸ばしてみた、鵺、ツグミちゃんは普通に撫でさせてくれた。
でも、火竜の方はあたしの手に気づくと、箱の中から逃げ出してばあちゃんの腕をつたい、その肩へ逃げてしまった。
ありゃ、
「どうしたの?」
言いつつ、ばあちゃんが肩から火竜を下ろし、こちらに向けて抱っこする。
「大丈夫、ココロも大丈夫」
「たぶん、タマと対戦した時のこと覚えてて警戒してるんだと思う」
なにしろ、全身の骨を砕かれて、内臓へも大ダメージだったようだし。
「おやおや」
ばあちゃんが苦笑する。
そこであたしは、ふと思いついて、ばあちゃんに体を擦り付けていたタマを持ち上げる。
「テュケ?」
「ほら、タマ。新しい友達だよ、ご挨拶しよっか」
これにテンションが上がったのはツグミちゃんだった。
尻尾の蛇をべちんべちんと、ダンボールに叩きつけている。
蛇、目を回してるけど大丈夫かな。
一方、火竜はというとタマを見て、威嚇し始めた。
「キシャーーーーっ!!」
しかし、タマは威嚇されているという自覚が無いのか不思議そうに火竜を見ている。
と、火竜がばあちゃんの手から逃げ出して羽毛ぶとんへ避難した。
途端、
「ぎゃっ!!??」
先住猫の肉球が、火竜を布団へ縫いつけた。
猫たちが、スンスンと火竜の臭いを嗅ぐ。
そして、ぺろぺろと毛繕いをするかのように火竜が纏っている炎を舐め始めた。
今更だけど火傷しないといいけど。
でもまぁ、なにかあったらばあちゃんいるし大丈夫かな。
そのばあちゃんが微笑ましそうに、先住猫達と火竜のファーストコンタクトを眺めていた。
とりあえずこうしてウチのもふもふハーレムに、新しい構成員が加わることになったのだった。
火竜はもふもふしてないけど、まぁ気にしたら負けだ。
そして、ばあちゃんに話をして少しだけあたしは心の整理がついた。
でも、それは本当に少しだけだ。
まだ完全に、リリアさんやエリスちゃんに対するモヤモヤは晴れていない。
0
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説
異世界着ぐるみ転生
こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生
どこにでもいる、普通のOLだった。
会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。
ある日気が付くと、森の中だった。
誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ!
自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。
幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り!
冒険者?そんな怖い事はしません!
目指せ、自給自足!
*小説家になろう様でも掲載中です
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
【完結】家庭菜園士の強野菜無双!俺の野菜は激強い、魔王も勇者もチート野菜で一捻り!
鏑木 うりこ
ファンタジー
幸田と向田はトラックにドン☆されて異世界転生した。
勇者チートハーレムモノのラノベが好きな幸田は勇者に、まったりスローライフモノのラノベが好きな向田には……「家庭菜園士」が女神様より授けられた!
「家庭菜園だけかよーー!」
元向田、現タトは叫ぶがまあ念願のスローライフは叶いそうである?
大変!第2回次世代ファンタジーカップのタグをつけたはずなのに、ついてないぞ……。あまりに衝撃すぎて倒れた……(;´Д`)もうだめだー
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
奴隷を買うために一億円貯めたいので、魔王討伐とかしてる暇ありません~チートって金稼ぎのためにあるもんでしょ?~
服田 晃和
ファンタジー
四十歳という若さで死んでしまった、童貞の男がいた。
容姿が悪かったから?度胸が無かったから?そんな理由で童貞だったわけではない。
そんな男が奇跡に巡り合い、神の計らいによって世界「ヴァリタリア」へと転生する。
男が新たな生を掴む際、神は一つだけ頼みごとをした。
『三十年後に現れる魔王を倒してください。そのために己を鍛え、多くの仲間と出会い、絆を結んでください』と。
そして神は男に素晴らしい能力を授けたのだった。
十八歳という若い体を手に入れた男は、それからの二年間神の言う通り必死に己を鍛えぬいた。
多くは無いが仲間とも出会い、絆を深めた。そして最早人類には敵なしというほどまでの力を手に入れたのであった。
なぜ男は魔物に襲われ何度も死にかけながらも、男は必死に戦い続けたのだろうか。
神様に望まれたたった一つの願いを叶えるために?
『いやいやそんな高尚な人間じゃぁないよ、俺は。俺の願いはただ一つ。そう──
『運命の奴隷』にあって、イチャイチャラブラブ人生を送る事だ!!
魔王なんざしったこっちゃねぇぇ!!
こうして神の願いを無視した男の異世界生活が始まるのであった。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
異世界TS転生で新たな人生「俺が聖女になるなんて聞いてないよ!」
マロエ
ファンタジー
普通のサラリーマンだった三十歳の男性が、いつも通り残業をこなし帰宅途中に、異世界に転生してしまう。
目を覚ますと、何故か森の中に立っていて、身体も何か違うことに気づく。
近くの水面で姿を確認すると、男性の姿が20代前半~10代後半の美しい女性へと変わっていた。
さらに、異世界の住人たちから「聖女」と呼ばれる存在になってしまい、大混乱。
新たな人生に期待と不安が入り混じりながら、男性は女性として、しかも聖女として異世界を歩み始める。
※表紙、挿絵はAIで作成したイラストを使用しています。
※R15の章には☆マークを入れてます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる