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エピローグ
終わりなの?
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打ち切り漫画の作品世界に入り込んだ僕は、いろんな冒険をしたはずだった。でも、まるで走馬燈のようにかけぬけていった。みんな好きなキャラクターだというのに! そして最期の時が来た。主人公よりも先に殺されてしまった!
そして気が付いたとき、元いた世界にいた。その時、若い男が隣にいた。その男は会ったこともないのに懐かしいようなきがした。
「気を失っていたんだよ君!」
僕はその男に聞いた。
「あなたは?」
「俺か? 君が持っている漫画の作者の和田昌幸さ!」
「えっ?」
僕は感激した。好きな作品の作者に会えるなんて! それから作品の事を話した。ヴェロムなど。もし、連載が続いていたらどんな展開にしていたなどを。それはさっきまでいた冒険の世界で体験した事だ。
「そうだねえ、連載が続いて人気が出たらいつまでも終わりのない果てしない物語になっていたかもしれないけど、もう夢だね。案外早く彼の苦難の物語が終わって良かったかもな。まあ、俺は失業したからどうしたものだろうな」
和田先生はそういって、肩にかけたリュックを直していた。
「また連載してくれますか?」
「それはないさ。打ち切りは三作品目だから。三球三振で終わりって事さ! もう声はかからないと思うからこれから田舎に帰るさ! そこで実家の家業の手伝いをするさ! でも、最後に俺の作品のファンの君に会えて嬉しかったな。そうだ、ちょっと待ってくれ!
そういって和田先生は文房具店に入ってサイン色紙とマジックを買ってきてから、目の前で書いてくれた。それは勇者ヴェロムだった!
「ありがとうございます!」
「それはこちらも一緒だ! 俺が書く最後の漫画さ! じゃあな」
そういって和田先生は何処かに去っていった。それは最終回のコマに描かれたヴェロムの年老いた姿に見えた。
「出来たらまた戻ってください! 新しい作品を作ってください!」
僕がそういったが、もう僕の声は届かなかったようで反応はなく、見えなくなってしまった。
(さいごに)
あんまり、反応もよくないし、小生も気分のらないので、アターするのも何なので、あっという間に上がった事にしました。もっとも盛り上げるのに失敗しただけですけどね。個人的には打ち切り作品の世界に転生したり入り込んで世界を変えるという作品をしたいのですが、小生の力量不足で魅力的な作品にならないので、打ち切りにします。打ち切り作品はやっぱり打ち切り作品なのですね。
そして気が付いたとき、元いた世界にいた。その時、若い男が隣にいた。その男は会ったこともないのに懐かしいようなきがした。
「気を失っていたんだよ君!」
僕はその男に聞いた。
「あなたは?」
「俺か? 君が持っている漫画の作者の和田昌幸さ!」
「えっ?」
僕は感激した。好きな作品の作者に会えるなんて! それから作品の事を話した。ヴェロムなど。もし、連載が続いていたらどんな展開にしていたなどを。それはさっきまでいた冒険の世界で体験した事だ。
「そうだねえ、連載が続いて人気が出たらいつまでも終わりのない果てしない物語になっていたかもしれないけど、もう夢だね。案外早く彼の苦難の物語が終わって良かったかもな。まあ、俺は失業したからどうしたものだろうな」
和田先生はそういって、肩にかけたリュックを直していた。
「また連載してくれますか?」
「それはないさ。打ち切りは三作品目だから。三球三振で終わりって事さ! もう声はかからないと思うからこれから田舎に帰るさ! そこで実家の家業の手伝いをするさ! でも、最後に俺の作品のファンの君に会えて嬉しかったな。そうだ、ちょっと待ってくれ!
そういって和田先生は文房具店に入ってサイン色紙とマジックを買ってきてから、目の前で書いてくれた。それは勇者ヴェロムだった!
「ありがとうございます!」
「それはこちらも一緒だ! 俺が書く最後の漫画さ! じゃあな」
そういって和田先生は何処かに去っていった。それは最終回のコマに描かれたヴェロムの年老いた姿に見えた。
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僕がそういったが、もう僕の声は届かなかったようで反応はなく、見えなくなってしまった。
(さいごに)
あんまり、反応もよくないし、小生も気分のらないので、アターするのも何なので、あっという間に上がった事にしました。もっとも盛り上げるのに失敗しただけですけどね。個人的には打ち切り作品の世界に転生したり入り込んで世界を変えるという作品をしたいのですが、小生の力量不足で魅力的な作品にならないので、打ち切りにします。打ち切り作品はやっぱり打ち切り作品なのですね。
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