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ゼンタイ病
10明日への逃走
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ゼンタイ女王の前に連れて来られた克也が出会ったのがレンという少女だった。この島にいる女性はほぼ全員がゼンタイ病罹患者というのに異常であった。ゼンタイ女王が言うには彼女こそ宿主だという。その意味は克也に分からなかったが。、一つの任務が与えられた。
現在のところ何故かゼンタイ病罹患者がいない、西ヨーロッパになる小国「マイヤーシュタイン大公国」に彼女を連れて行ってほしいというものであった。そこに行けばこの病の原因がはっきりするという。
克也はひそかにレンを連れ果てしない大陸横断の危険な旅に出た。その途中には幾多の妨害と、そしてゼンタイ病に冒された人類たちの悲劇を見ながら・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
十話のあらすじですが、この作品でやりたかった事です。そのため結構な長編を考えていたのですが、改めて練り直していきたいので、ここで打ち切りにします。
「纏い女」はいわゆるパンデミックものだったのですが、現実の世界でパンデミックが本当に起きてしまったこの事態。アルファポリスさんで使うとNGワードになる単語のせいで、しゃれにならなくなって書きずらくなって棚ざらしにしました。収まったら再開したいと思っていたのですが。なかなか収束しませんし、構想の粗が結構前から気になっていたので、書き直したいところでしたが、高いテンションで書けないので、やめます。
ここで余談。このゼンタイ病ですが作中では触れていなかったのですが概要はこんなものです。一種の寄生虫によるもので、罹患するのはほぼ女性で、まず寄生された女性の体内で形成された器官によって皮膚組織が溶解し繊維状の体表組織に置き換えられてしまうので、あたかも全身タイツを着ているような姿になる感染症です。
また身体的接触で感染するが、個体によっては胞子を飛ばすので爆発的に感染が広がった。食事を摂取するときは蛇の舌のような組織が頭部に形成される。排泄はその時にだけ排出器官が露出する。それ以外は体表組織に穴は形成されないので。まったくのっぺらぼうな体表で過ごしている。
そして表面は個体によって色や模様が異なっているが、一見すると無意味のようであるが、これはゼンタイ病に冒された人間のカテゴリーを表している。黒は一種の兵隊であるが、美しい模様になると高い地位にあり、他のゼンタイ化した人間をコントロールする設定がありました。また真っ黒なゼンタイ化人間は特撮作品の戦闘員なので、男の感染者は殆どが黒という設定もあります。それを出すまで作品は続かなかったですが。
知能ですが人間体よりも能力は向上しているが、自我はあまりなくなり、個体群の中に存在するゼンタイ女王と呼ばれる者にコントロールされる。また、この寄生虫は超古代から地球で休眠状態になっていた異星人ないし異世界人によってもたらされたもので、なんらかの目的で地球人類を改良しようとしていた。
そういったプロップを考えていました。ちなみに経験として祭りのようなハレの日にゼンタイ姿で外を歩けば、一部の人から嫌悪感をもたれるようです。それでゾンビのような存在をゼンタイ姿の人間としたわけです。そもそもゾンビ作品って映画やゲームでありふれていますから。
もし、ある日異形の姿になったとき、どうするのか? そういった思い付きで始めたのですが、もう少し丁寧にしていきたいと思います。今度こそゼンタイ・パンデミック作品を仕上げたいと思います。もし、ご意見がございましたらお寄せください。
2021年9月10日 ジャン幸田・記
現在のところ何故かゼンタイ病罹患者がいない、西ヨーロッパになる小国「マイヤーシュタイン大公国」に彼女を連れて行ってほしいというものであった。そこに行けばこの病の原因がはっきりするという。
克也はひそかにレンを連れ果てしない大陸横断の危険な旅に出た。その途中には幾多の妨害と、そしてゼンタイ病に冒された人類たちの悲劇を見ながら・・・
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十話のあらすじですが、この作品でやりたかった事です。そのため結構な長編を考えていたのですが、改めて練り直していきたいので、ここで打ち切りにします。
「纏い女」はいわゆるパンデミックものだったのですが、現実の世界でパンデミックが本当に起きてしまったこの事態。アルファポリスさんで使うとNGワードになる単語のせいで、しゃれにならなくなって書きずらくなって棚ざらしにしました。収まったら再開したいと思っていたのですが。なかなか収束しませんし、構想の粗が結構前から気になっていたので、書き直したいところでしたが、高いテンションで書けないので、やめます。
ここで余談。このゼンタイ病ですが作中では触れていなかったのですが概要はこんなものです。一種の寄生虫によるもので、罹患するのはほぼ女性で、まず寄生された女性の体内で形成された器官によって皮膚組織が溶解し繊維状の体表組織に置き換えられてしまうので、あたかも全身タイツを着ているような姿になる感染症です。
また身体的接触で感染するが、個体によっては胞子を飛ばすので爆発的に感染が広がった。食事を摂取するときは蛇の舌のような組織が頭部に形成される。排泄はその時にだけ排出器官が露出する。それ以外は体表組織に穴は形成されないので。まったくのっぺらぼうな体表で過ごしている。
そして表面は個体によって色や模様が異なっているが、一見すると無意味のようであるが、これはゼンタイ病に冒された人間のカテゴリーを表している。黒は一種の兵隊であるが、美しい模様になると高い地位にあり、他のゼンタイ化した人間をコントロールする設定がありました。また真っ黒なゼンタイ化人間は特撮作品の戦闘員なので、男の感染者は殆どが黒という設定もあります。それを出すまで作品は続かなかったですが。
知能ですが人間体よりも能力は向上しているが、自我はあまりなくなり、個体群の中に存在するゼンタイ女王と呼ばれる者にコントロールされる。また、この寄生虫は超古代から地球で休眠状態になっていた異星人ないし異世界人によってもたらされたもので、なんらかの目的で地球人類を改良しようとしていた。
そういったプロップを考えていました。ちなみに経験として祭りのようなハレの日にゼンタイ姿で外を歩けば、一部の人から嫌悪感をもたれるようです。それでゾンビのような存在をゼンタイ姿の人間としたわけです。そもそもゾンビ作品って映画やゲームでありふれていますから。
もし、ある日異形の姿になったとき、どうするのか? そういった思い付きで始めたのですが、もう少し丁寧にしていきたいと思います。今度こそゼンタイ・パンデミック作品を仕上げたいと思います。もし、ご意見がございましたらお寄せください。
2021年9月10日 ジャン幸田・記
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話の設定が面白いし、ついつい先が気になる作品ですね(^^)面白いです。物語を作る才能を個人的に感じました。とても参考になります♪♪
女性言葉が古い事と方言は使わない方がいいです。小説は分かり易さが重要です。
ポテンシャルは感じるので、一つの事に集中して小説を書いた方が面白さは跳ね上がります。
褒められる所は設定自体面白いので、パンデミックの描写を練り上げる事だと思います。
小説は面白いので、これからも頑張って下さい。