恥ずかしい 変身ヒロインになりました、なぜならゼンタイを着ただけのようにしか見えないから！

ヒロインになれたけど

１０変わりすぎよ！

　ゼットブルーに変身した私は気がおかしくなりそうだった。元々身長は平均的だけど陸上競技をしているせいか痩せ気味で胸は洗濯板などとディスられていた。まあ洗濯板なんてネットで見ただけぢかないけど。それなのに私の体型も変化していて、胸が大きくなっていた。そして私が胸が大きい同級生に言ってしまった失言を思い出してしまった。

　「頭に栄養が行かずに胸にばっかいって大きくなって馬鹿じゃないのよ？」

　そう、私はドジっ子で胸が大きい同級生にそう言ってしまった。でも、私の胸は巨大だった！　しかも腰がくびれ女性らしいフォルムになっていた。こんな姿では私が変身したと気づく人は多くないだろうと。

　「どお、気に入ってくれた？　あなたはえらばれたのよ。このゼットスウツに適合できるのは数十人に一人なのよ。あなたの治療中にわかって改造したのよ。おかげで数時間で再生できたわよ。普通なら数ヶ月全治にかかるところを」

　そういってシルバーは私の体を愛撫してきた。これってセクハラ？　同性同士でも犯罪じゃないのよこれって？　でも、今は人間の姿をしていないけど。

　「それは、ありがとうございます。でも、これって犯罪行為じゃないのですか？　こんんことをするのは？」

　「そうねえ、あなたの同意を受けてないからね。でも、緊急避難措置だからしかたなかったわ。なんだって、あなたの全身に骨折や組織の圧潰や断絶があったのよ。そんな全身に損傷があったから治療用の全身タイツで覆ってみたら適合者だったのよ。悪く思わないで！」

　そういってシルバーは優しく愛撫してくれた。あまに悪い気持ちにはならなかったけど、それにしても変わり過ぎだし、私の身体を改造するなんて！