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(二)ゼンタイフェチとの出会い

ゼンタイフェチ女に(5)

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 私という人間は幼い頃から他の人から触られるのが嫌でたまらなかった。小さい時に可愛いねって大人が私の頭を撫でたりするだけで不機嫌になったことは一度や二度ではなかった。なのに今ゼンタイに覆われた自分は・・・ゼンタイでなにかが変わってしまった、確実に! その変化に気付いたアズサさんたら・・・

 「初体験まだなのね」

 「そうです・・・遅いのかな?」

 「早いとか遅いとかは人によって違う事だし、それに大事なのは楽しめるかということよ」

 「でも、アズサさんは女・・・女同士ってへんじゃないんですか? 私はレズでないですよ」

 ゼンタイを着ていて初体験と聞かれエッチな事をするのは分かっていた。ここに来る前にネットでゼンタイの画像を探していると、男だの女だの分からないけど、ゼンタイを着ていちゃついているモノを数多く見たからだ。

 その中に明らかに女性同士がいわゆるレズプレイをしているのがあった。そう言った画像はフェチな人対象のアダルト作品ということだったけど、商業的に成立するほど好きな人はいるもんだねと変な感心してしまっていた。

 それはおいといて、ゼンタイに閉じ込められた私はこれからやるのは、性的な事に関する初体験だ! しかも女同士で人間の姿をしていない着衣のままでという想像もしたことないものだった。

 「レズ? それは違うわよ、やっぱり男の人と結ばれたいのは私もあなたと一緒! でも、ゼンタイを着ていたら女とか男とか関係ないわよ。性に関係なく交流できるのがゼンタイのいいところよ!」

 そういってアズサさんの顔は私の股間へと向かっていった。
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