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第323話 創聖のアクエリオン(2005年)
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さて、今回のお題『創聖のアクエリオン』(以下アクエリオンと略記)ですが、実は前回いきなり『創世の』と誤字しておりました(爆)。カクヨムの方でご指摘いただいた桜崎あかり様、ありがとうございました。
その『アクエリオン』なのですが、本放送当時にはスルーしていました。この頃は既に婚活のためにヲタク断捨離を始めていたので、アニメなどはほぼ見なくなっていたのです。ただ、この「婚活のためのヲタク断捨離」はオチがつくのですが、それについてはこのあと『コードギアス』のときに語りたいと思います。閑話休題。
さて、話をアクエリオンに戻しますと、本放送当時はスルーしていたのですが、その後にあちこちで主題歌を耳にするようになりました。これ、パチンコから火が付いたという説を聞いたことがあります。また、そのパチンコ化した理由についても、本命としては『マクロス』をパチンコにしたかったので、そのために河森正治を落とそうとして、まず『アクエリオン』をパチンコ化したという説を読んだことがあります。
実際、この主題歌『創聖のアクエリオン』は非常にいい歌です。作曲は菅野よう子。前に『ターンA』のときに書きましたが、光栄初期シリーズのBGMを作曲していた頃からのファンなので、最近の活躍ぶりは嬉しい限りです。これも耳に残るメロディーラインが素晴らしい。そして何より曲名が作品タイトルというのがアニソンとして実に素晴らしい!(笑)
ところで、主題歌を歌っている歌手はAKINOというのですが、実は私は同名の女子レスラーのファンを長いことやっておりました。そっちについて詳しく語ると素性がバレるのですが、この歌以前はAKINOというとその女子レスラーのことだったのに、この歌のあとで歌手の名前が一気に売れてしまったのに複雑な気持ちになったものです(笑)。閑話休題。
ということで、まず主題歌の方を知ったのです。
また、この頃に読んだ『空想科学読本』で「月まで伸びるパンチ」というのを主役ロボのアクエリオンが放ったというのを読んで、少し興味を持ったというのもあります。
そして、ちょうどCS放送で初放送というのを見かけたので、まずは第1話を見てみたのでした。
そして、前回書いたとおり、残念ながら一話切りしてしまったんですね。
理由はただひとつ。
「あざとい!」
これだけです。
作画レベルはしっかりとしておりました。声優の演技もよろしい。謎だらけの世界設定は、この頃のアニメにはよくあることです。じっくり見ていけばそのうち理解できるでしょう。
ロボは、さすがの河森正治デザインといった感じで、三機の飛行機が完全変形合体で三形態になる非常にカッコ良いロボです。外見は多少リアル系っぽい印象もありますが、バリバリのスーパーロボです。
キャラも美麗。今時珍しいワイルド系熱血ぶっきらぼう主人公に強気系ヒロインでデザイン的にも好みに合ってます。
とまあ、このあたりだけ見ると、全然一話切りする要素なんか無いんですよ。実のところ、もう少し前の私だったら最終回まで見ていたと思います。
ただねえ……何と言ったらいいか、「ワクワク感」が無かったんですよ。「これは続きを見たい!」と思わせるような「熱量」が無かった。
TV版の『エヴァ』にはありました。このあと見る『コードギアス』と『グレンラガン』にもあった。それと同じような「ワクワク感」「熱量」が無かったんです。
これは『ラーゼフォン』を見たときも同じような感じでしたね。非の打ち所が無いしっかりした作りなのに、「面白い!」と思えない。
ただ、それだけだったら『ラーゼフォン』と同じように最後まで見たかもしれません。
しかし、『ラーゼフォン』とは決定的に違うところは、本作には「忌避感」を感じてしまったんですよ。
どこにか?
ロボに合体するときにヒロインが「きもちいい~!」って叫ぶところにですよ(爆)。
分かる、分かります!
こういう設定にした理由は、凄く分かるんですよ!!
「マーケティング」
受け線狙い。ヲタク層狙い。ターゲット層に合わせた戦略。
分かる、分かるんだ! そうした理由は凄く分かる!!
だけど、あざとすぎる!!!
駄目だ、ついていけんわ……。
そう思ってしまったんですね。
かくして私は本作を一話切りして、その後は一切『アクエリオン』関係の続編とか劇場版はまったく見ておりません。『スパロボ』にも出ているようですが、遊んでいないので知りません。
好きな人には申し訳ないのですが、作品自体はまったく悪くないのですよ。ただ単に、私がついていけなかった、それだけなのです。
さて、次回なのですが、『エウレカセブン』を見てないので『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』に行きたいと思います。
その『アクエリオン』なのですが、本放送当時にはスルーしていました。この頃は既に婚活のためにヲタク断捨離を始めていたので、アニメなどはほぼ見なくなっていたのです。ただ、この「婚活のためのヲタク断捨離」はオチがつくのですが、それについてはこのあと『コードギアス』のときに語りたいと思います。閑話休題。
さて、話をアクエリオンに戻しますと、本放送当時はスルーしていたのですが、その後にあちこちで主題歌を耳にするようになりました。これ、パチンコから火が付いたという説を聞いたことがあります。また、そのパチンコ化した理由についても、本命としては『マクロス』をパチンコにしたかったので、そのために河森正治を落とそうとして、まず『アクエリオン』をパチンコ化したという説を読んだことがあります。
実際、この主題歌『創聖のアクエリオン』は非常にいい歌です。作曲は菅野よう子。前に『ターンA』のときに書きましたが、光栄初期シリーズのBGMを作曲していた頃からのファンなので、最近の活躍ぶりは嬉しい限りです。これも耳に残るメロディーラインが素晴らしい。そして何より曲名が作品タイトルというのがアニソンとして実に素晴らしい!(笑)
ところで、主題歌を歌っている歌手はAKINOというのですが、実は私は同名の女子レスラーのファンを長いことやっておりました。そっちについて詳しく語ると素性がバレるのですが、この歌以前はAKINOというとその女子レスラーのことだったのに、この歌のあとで歌手の名前が一気に売れてしまったのに複雑な気持ちになったものです(笑)。閑話休題。
ということで、まず主題歌の方を知ったのです。
また、この頃に読んだ『空想科学読本』で「月まで伸びるパンチ」というのを主役ロボのアクエリオンが放ったというのを読んで、少し興味を持ったというのもあります。
そして、ちょうどCS放送で初放送というのを見かけたので、まずは第1話を見てみたのでした。
そして、前回書いたとおり、残念ながら一話切りしてしまったんですね。
理由はただひとつ。
「あざとい!」
これだけです。
作画レベルはしっかりとしておりました。声優の演技もよろしい。謎だらけの世界設定は、この頃のアニメにはよくあることです。じっくり見ていけばそのうち理解できるでしょう。
ロボは、さすがの河森正治デザインといった感じで、三機の飛行機が完全変形合体で三形態になる非常にカッコ良いロボです。外見は多少リアル系っぽい印象もありますが、バリバリのスーパーロボです。
キャラも美麗。今時珍しいワイルド系熱血ぶっきらぼう主人公に強気系ヒロインでデザイン的にも好みに合ってます。
とまあ、このあたりだけ見ると、全然一話切りする要素なんか無いんですよ。実のところ、もう少し前の私だったら最終回まで見ていたと思います。
ただねえ……何と言ったらいいか、「ワクワク感」が無かったんですよ。「これは続きを見たい!」と思わせるような「熱量」が無かった。
TV版の『エヴァ』にはありました。このあと見る『コードギアス』と『グレンラガン』にもあった。それと同じような「ワクワク感」「熱量」が無かったんです。
これは『ラーゼフォン』を見たときも同じような感じでしたね。非の打ち所が無いしっかりした作りなのに、「面白い!」と思えない。
ただ、それだけだったら『ラーゼフォン』と同じように最後まで見たかもしれません。
しかし、『ラーゼフォン』とは決定的に違うところは、本作には「忌避感」を感じてしまったんですよ。
どこにか?
ロボに合体するときにヒロインが「きもちいい~!」って叫ぶところにですよ(爆)。
分かる、分かります!
こういう設定にした理由は、凄く分かるんですよ!!
「マーケティング」
受け線狙い。ヲタク層狙い。ターゲット層に合わせた戦略。
分かる、分かるんだ! そうした理由は凄く分かる!!
だけど、あざとすぎる!!!
駄目だ、ついていけんわ……。
そう思ってしまったんですね。
かくして私は本作を一話切りして、その後は一切『アクエリオン』関係の続編とか劇場版はまったく見ておりません。『スパロボ』にも出ているようですが、遊んでいないので知りません。
好きな人には申し訳ないのですが、作品自体はまったく悪くないのですよ。ただ単に、私がついていけなかった、それだけなのです。
さて、次回なのですが、『エウレカセブン』を見てないので『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』に行きたいと思います。
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