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第255話 勇者王ガオガイガー その6 ゾンダー先生編
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「君たちに最新情報を公開しよう!」
ガガガ語りも6回目、今回は味方の頼りになる勇者ロボ、ボルフォッグについて語りたいと思います。今回のサブタイトルは第20話のサブタイをいただきました。これ、別にボルフォッグの初登場回でも何でもないですが、ストーリー上で珍しくボルフォッグが失敗をするのが印象に残ってる話なんですよ。
さて、そのボルフォッグですが、GGG諜報部所属の勇者ロボになります。パトカーに変形し、メインのカラーは紫とダークグレーですが、一部にパトカー時の白が残っています。デザインのモチーフは忍者で、十字手裏剣型のマークが肩や額に付いているほか、首元にある排気口らしき網模様が鎖帷子のように見えます。
さらに、サポートロボで車輪のついた白バイやそれが飛行可能になるエアーバイクに変形する「ガンド―ベル」と、警察ヘリに変形する「ガングルー」と、「三位一体」の合体をして、大型ロボ「ビッグボルフォッグ」になります。
こいつらは自律型のロボですが勇者ロボのような人格は持っていません。このため、敵に操られてボルフォッグを襲ったことがあります。また、変形したビークル形態のマシンをGGGのメンバーが乗り回していることがよくあります。ガイがガンド―ベルの後席に護を乗せて、護の家まで送迎しているシーンは何度も見かけました。
パトカーや警察の乗り物がモチーフなので、ジェットワッパーというワイヤーのついた手錠型の捕縛装備を持っています。銭形警部の投げ手錠ですね(笑)。
忍者風の装備も持っており、光学迷彩の「ホログラフィックカモフラージュ」や、煙幕の「フォッグガス」、そのガスに立体映像を投影する「プロジェクションビーム」など、相手の視覚を騙す装備を備えています。
それから「メルティングサイレン」という、音波によって相手のバリアを無効化する装備も持っています。
また、特殊装備として「内蔵ミラーコーティング」があり、敵の攻撃を反射するミラーコーティングを一時的に体全体に施すことができるほか、武器などにもミラーコーティングができます。
なお、内蔵でない「ミラーコーティング」は、基地から分離する母艦「三段飛行甲板空母」の方の装備です。ディバイディングドライバーやイレイザーヘッドなどの装備や勇者ロボを電磁カタパルトで射出する際に、電子回路を保護する目的で行われています。飛んでいる途中でミラーコートがパラパラはがれていく演出がカッコ良くて印象的でしたね。
武器としては、「くの字」型のブーメランにミラーコーティングした「シルバームーン」や、それらを二つ組み合わせて十字手裏剣型にして投げる「シルバークロス」があります。
ビッグボルフォッグになったときは、上記の武器や装備がそのまま使えるほか、ガングルーのローターにミラーコーティングをして武器にする「ムラサメソード」や、内蔵火器の「4000マグナム」などが追加されます。
また、「超分身殺法」と称して、ミラーコーティングをしながら分離と合体を繰り返して敵を攻撃する幻惑殺法も使います。
そして、全身にミラーコーティングしたミラー粒子を高速でコマ回転しながら飛ばして敵を攻撃する技が「大回転魔弾」です。そのままコマ回転で敵に突撃して攻撃する場合は「大回転魔断」となります。後半にはパワーアップして「大回転大魔断」となりました。
ボルフォッグの超AIは、ゴルディマーグと同様に人の人格をモデルにして作られています。こちらのモデルは作中には登場しません。殉職した凄腕諜報部員の人格を元にしたということです。
常に冷静沈着なところは氷竜と似ていますが、状況を先読みしてあらかじめ備えていることが多く、ピンチのシーンに颯爽と登場するという印象が強いロボです。
このため、護からは「何でも見抜いちゃう」と思われているのですが、そのボルフォッグすら一度は欺かれるシーンがあるのがサブタイをいただいた第20話なんですね。護の学校が敵ゾンダーによって制圧され、護たちは何とか校内を逃げ回っている状態なのですが、そこにパトカー形態のボルフォッグがパトロールにやってくるという。それで助けを期待した護だったのですが、何とゾンダーは校庭に護達が遊んでいる立体映像を投影しており、それを見たボルフォッグは「異常なし」とパトロールを続けてしまうんです。それで護は「あのボルフォッグまで騙されちゃうなんて」と絶望感を味わうという。
ただ、この状況を最初に見抜いたのもボルフォッグでして、二回目のパトロールに来たときに、前とまったく同じ立体映像が再生されていたのを見て「完全に動きが一致するのはおかしい」と気付いて学校に異常があることを発見したんですよ。それでGGGが出動して護たちを救出するんです。
また、敵とのからみでは、前半部の敵幹部の中で知能派である「ペンチノン」がライバルとなって何度も戦います。このペンチノンは後半部では洗脳が解けて味方になるのですが、これについては「キングジェイダー」のところで語りたいと思います。
また、前半部では「多次元諜報潜水艦」という前半部のGGG基地「ベイタワー基地」から分離する潜水艦に乗って調査をすることもありました。
装備的な面でいうと、地上での接近戦に向いているものが多いためか、後半部で宇宙が舞台になると、直接戦闘に参加する機会が少なくなります。
このため、後半部のGGG基地「オービットベース」から分離する「百式司令部多次元艦スサノオ」という宇宙艦に乗っていることが多くなります。このスサノオが「リフレクタービーム」という艦体装備の大型ビームを多数のミラー搭載子機で反射して攻撃する、言うなれば艦載型の反射衛星砲を積んでおり、これで戦うことが多いんですね。後半部はスサノオの艦長席に座っているシーンが多いという印象がありました。
戦闘でもトリッキーな攻撃が面白いロボなのですが、それ以上に諜報活動などの面での活躍が多く、印象に残るロボでしたね。
次回は特殊装備と兄弟が印象的な勇者ロボ「マイク・サウンダース13世」について語りたいと思います。ということで……。
「次回も、このサイトでファイナルフュージョン承認!」
「これが勝利の鍵だ!」 → マイク・サウンダース13世
ガガガ語りも6回目、今回は味方の頼りになる勇者ロボ、ボルフォッグについて語りたいと思います。今回のサブタイトルは第20話のサブタイをいただきました。これ、別にボルフォッグの初登場回でも何でもないですが、ストーリー上で珍しくボルフォッグが失敗をするのが印象に残ってる話なんですよ。
さて、そのボルフォッグですが、GGG諜報部所属の勇者ロボになります。パトカーに変形し、メインのカラーは紫とダークグレーですが、一部にパトカー時の白が残っています。デザインのモチーフは忍者で、十字手裏剣型のマークが肩や額に付いているほか、首元にある排気口らしき網模様が鎖帷子のように見えます。
さらに、サポートロボで車輪のついた白バイやそれが飛行可能になるエアーバイクに変形する「ガンド―ベル」と、警察ヘリに変形する「ガングルー」と、「三位一体」の合体をして、大型ロボ「ビッグボルフォッグ」になります。
こいつらは自律型のロボですが勇者ロボのような人格は持っていません。このため、敵に操られてボルフォッグを襲ったことがあります。また、変形したビークル形態のマシンをGGGのメンバーが乗り回していることがよくあります。ガイがガンド―ベルの後席に護を乗せて、護の家まで送迎しているシーンは何度も見かけました。
パトカーや警察の乗り物がモチーフなので、ジェットワッパーというワイヤーのついた手錠型の捕縛装備を持っています。銭形警部の投げ手錠ですね(笑)。
忍者風の装備も持っており、光学迷彩の「ホログラフィックカモフラージュ」や、煙幕の「フォッグガス」、そのガスに立体映像を投影する「プロジェクションビーム」など、相手の視覚を騙す装備を備えています。
それから「メルティングサイレン」という、音波によって相手のバリアを無効化する装備も持っています。
また、特殊装備として「内蔵ミラーコーティング」があり、敵の攻撃を反射するミラーコーティングを一時的に体全体に施すことができるほか、武器などにもミラーコーティングができます。
なお、内蔵でない「ミラーコーティング」は、基地から分離する母艦「三段飛行甲板空母」の方の装備です。ディバイディングドライバーやイレイザーヘッドなどの装備や勇者ロボを電磁カタパルトで射出する際に、電子回路を保護する目的で行われています。飛んでいる途中でミラーコートがパラパラはがれていく演出がカッコ良くて印象的でしたね。
武器としては、「くの字」型のブーメランにミラーコーティングした「シルバームーン」や、それらを二つ組み合わせて十字手裏剣型にして投げる「シルバークロス」があります。
ビッグボルフォッグになったときは、上記の武器や装備がそのまま使えるほか、ガングルーのローターにミラーコーティングをして武器にする「ムラサメソード」や、内蔵火器の「4000マグナム」などが追加されます。
また、「超分身殺法」と称して、ミラーコーティングをしながら分離と合体を繰り返して敵を攻撃する幻惑殺法も使います。
そして、全身にミラーコーティングしたミラー粒子を高速でコマ回転しながら飛ばして敵を攻撃する技が「大回転魔弾」です。そのままコマ回転で敵に突撃して攻撃する場合は「大回転魔断」となります。後半にはパワーアップして「大回転大魔断」となりました。
ボルフォッグの超AIは、ゴルディマーグと同様に人の人格をモデルにして作られています。こちらのモデルは作中には登場しません。殉職した凄腕諜報部員の人格を元にしたということです。
常に冷静沈着なところは氷竜と似ていますが、状況を先読みしてあらかじめ備えていることが多く、ピンチのシーンに颯爽と登場するという印象が強いロボです。
このため、護からは「何でも見抜いちゃう」と思われているのですが、そのボルフォッグすら一度は欺かれるシーンがあるのがサブタイをいただいた第20話なんですね。護の学校が敵ゾンダーによって制圧され、護たちは何とか校内を逃げ回っている状態なのですが、そこにパトカー形態のボルフォッグがパトロールにやってくるという。それで助けを期待した護だったのですが、何とゾンダーは校庭に護達が遊んでいる立体映像を投影しており、それを見たボルフォッグは「異常なし」とパトロールを続けてしまうんです。それで護は「あのボルフォッグまで騙されちゃうなんて」と絶望感を味わうという。
ただ、この状況を最初に見抜いたのもボルフォッグでして、二回目のパトロールに来たときに、前とまったく同じ立体映像が再生されていたのを見て「完全に動きが一致するのはおかしい」と気付いて学校に異常があることを発見したんですよ。それでGGGが出動して護たちを救出するんです。
また、敵とのからみでは、前半部の敵幹部の中で知能派である「ペンチノン」がライバルとなって何度も戦います。このペンチノンは後半部では洗脳が解けて味方になるのですが、これについては「キングジェイダー」のところで語りたいと思います。
また、前半部では「多次元諜報潜水艦」という前半部のGGG基地「ベイタワー基地」から分離する潜水艦に乗って調査をすることもありました。
装備的な面でいうと、地上での接近戦に向いているものが多いためか、後半部で宇宙が舞台になると、直接戦闘に参加する機会が少なくなります。
このため、後半部のGGG基地「オービットベース」から分離する「百式司令部多次元艦スサノオ」という宇宙艦に乗っていることが多くなります。このスサノオが「リフレクタービーム」という艦体装備の大型ビームを多数のミラー搭載子機で反射して攻撃する、言うなれば艦載型の反射衛星砲を積んでおり、これで戦うことが多いんですね。後半部はスサノオの艦長席に座っているシーンが多いという印象がありました。
戦闘でもトリッキーな攻撃が面白いロボなのですが、それ以上に諜報活動などの面での活躍が多く、印象に残るロボでしたね。
次回は特殊装備と兄弟が印象的な勇者ロボ「マイク・サウンダース13世」について語りたいと思います。ということで……。
「次回も、このサイトでファイナルフュージョン承認!」
「これが勝利の鍵だ!」 → マイク・サウンダース13世
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