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第38話 闘士ゴーディアン(1979-81年)
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さて、通常のロボ語りに戻ってきて――って、半分ぐらいガンダム語りやってるんで、どっちが通常モードかわからんような気もしますが(笑)――初のお題はゴーディアンなのです……が、これ見てたという記憶はしっかりありますし、主題歌もばっちり歌える、それもアンソロCD聞く前から歌えてたこと確定なのに、なぜか、それ以外の記憶、特にストーリーについての記憶がまったく無いという(笑)。
ゴーディアンについては、リアルタイムで見てましたし、リアルタイム本放送直後の再放送も見てた可能性があります。しかし、それ以降は再放送の機会がなく、ビデオ化などもされていない。そして、アニメ誌などの二次資料でも不思議と語られることが少ないという。
これ、リアルタイムでは実に73話やってるんです。ニコニコ大百科によると、当初二クール全26話予定を延長しての六クール一年半。それだけ当時は人気があったはずなのに、なぜか二次資料で語られることが非常に少ないという。
いや、語られることはあるんですが、その内容が判で押したように「画期的な玩具が人気があった」ってどういうこと?(笑)
後番組の『ゴールドライタン』も玩具に人気があったって点は同じですし、それでいて放送期間は四クール全52話と普通なのに、こっちは結構内容のことも語られてるんですよ。制作は同じタツノコプロで、スポンサーはポピー(バンダイ)と条件はまったく一緒なのに。
そう、バンダイがスポンサーなんですよ。それで「玩具が画期的で人気があった」ことは二次資料でも散々に書かれてるんです。超合金の玩具がバカ売れしたんですよ。
それなのに、何と「超合金魂」になってない! この冷遇っぷりは一体どういうことかと?
おまけに、その「画期的」だった玩具、あまりに画期的だったのか、後年ほぼそのままのシステムで『マシンロボ クロノスの大逆襲』の主人公ロボ、バイカンフーに流用されます。うちは両方とも弟が買ってもらって持ってたんですが、ぶっちゃけ金型流用しただろうと(笑)。
ところが、ところがですよ! その流用先のバイカンフーの方は「超合金魂」が出てるという!! 一体どういうことなんだと?
かように、不思議なくらいに「冷遇」されているのがゴーディアンという作品だったりします。
っても、じゃあ他に何か書けることがあるのかって、実は無い(笑)。主人公の名前がダイゴ大滝で、黄土色のジャンプスーツ着てて、クリントってロボ黒豹連れてたことはおぼえてます。
このロボの何が画期的だったって、ロボの前面が開いて、その中にパワードスーツを着込むみたいな感じで乗り込むんですけど、それが二重三重にマトリョーシカみたいに三体着込んでいって巨大ロボになるという。小さい方からトリコロールのプロテッサー、赤と白のデリンガー、青と白のガービンってロボを着込んでくんです。これを分身合体と称しているんですが、この演出がメチャクチャ速かった! オープニングでも歌われているんですが、めまぐるしいくらいに素早く合体したり分離したりするんです。バンクシーンが短い。これはメチャクチャカッコ良かった! 玩具も売れるわけですよ。
その玩具。うちでは弟が買ってもらっていましたが、これもできが非常に良かった。その性質上、太股部は可動しないんですが、着込む形で腕は複数ロボが内蔵されているにもかかわらず、きちんと可動したという。それも結構可動領域が広かった。それなのに、壊れないんです! 結構後年まで壊れずに残ってましたね。あと、地味に剣がきちんとメッキされててカッコ良かった。
そういえば、その玩具の写真を撮って作った絵本も持ってたなあ。何か80年版鉄人28号と一緒だった記憶が。私は既に絵本なんて年齢じゃなかったんで、弟用だったんでしょうね。その絵本で、一番大きいサイズの状態で身長15メートルという設定を知ったような。
あと、三百円のプラモも持ってました。実はガンダムと同じベストメカコレクションシリーズだったり(笑)。ガンプラとして独立する前はこれだったんですよね。このプラモはガービンだけですが、よく可動したし、合体とかしないんで壊れにくかったという。
というわけで、作品内容についてはさっぱり覚えてないため、不思議な不遇さと玩具の良さしか書くことがない(笑)。
あ、主題歌についても、その不遇を書いておかないと。これ、非常に燃える歌なんですよ。だから、カラオケで歌いたかったんです。ところが、前述の不遇っぷりを反映してか、不思議なことにカラオケに全然入らなかった。
九十年代前半、大学時代には秋葉原の「パセラ」で徹夜でアニソンカラオケなんてのをサークル友達と何度も敢行してたりしたワケで、そこではロボソンは当然のように鉄板なのですよ。全員大合唱。それなのに、燃える歌のゴーディアンがなぜか入ってない。この「パセラ」ってのは、複数のカラオケシステムを同時に使えるのが売りで、大抵の曲は歌えたんです。それなのに入ってない。ボトムズの「炎のさだめ」が一番しか入ってないバージョンだったのと合わせて、みんなで不思議がっていました。入ったのは、かなり後になってからでしたが、そのときには歓喜したものです。
ちなみに、今Wikiで調べてみたら、作曲は山本正之だったのね。そりゃ名曲だわ。
とまあ、かように不遇さだけが奇妙に記憶に残るゴーディアンなのでした。
なお、弟が誕生日プレゼントとしてゴーディアン買ってもらったのに対抗して、私は誕生日プレゼントにゴッドシグマを買ってもらったんです。これ、玩具のできはゴーディアンに負けず劣らず良かったんですが、一番の問題は「私がゴッドシグマをまったく見てなかった」ってこと(笑)。こっちは「記憶が無い」んじゃなくて、はっきりと「見てない」って記憶が残ってるんです(笑)。
なので、ゴッドシグマについては語りません。二次資料などで「博士がガチで裏切った」とか、前にも書いたように「身長五十メートル級のロボが三体合体したのに、なぜか設定身長二百六十五メートル」とか色々とツッコまれてる作品なんですけどね。ゴーディアンにはそういうツッコみどころすらなかったのが、語られない原因なんでしょうか……(笑)。
ゴーディアンについては、リアルタイムで見てましたし、リアルタイム本放送直後の再放送も見てた可能性があります。しかし、それ以降は再放送の機会がなく、ビデオ化などもされていない。そして、アニメ誌などの二次資料でも不思議と語られることが少ないという。
これ、リアルタイムでは実に73話やってるんです。ニコニコ大百科によると、当初二クール全26話予定を延長しての六クール一年半。それだけ当時は人気があったはずなのに、なぜか二次資料で語られることが非常に少ないという。
いや、語られることはあるんですが、その内容が判で押したように「画期的な玩具が人気があった」ってどういうこと?(笑)
後番組の『ゴールドライタン』も玩具に人気があったって点は同じですし、それでいて放送期間は四クール全52話と普通なのに、こっちは結構内容のことも語られてるんですよ。制作は同じタツノコプロで、スポンサーはポピー(バンダイ)と条件はまったく一緒なのに。
そう、バンダイがスポンサーなんですよ。それで「玩具が画期的で人気があった」ことは二次資料でも散々に書かれてるんです。超合金の玩具がバカ売れしたんですよ。
それなのに、何と「超合金魂」になってない! この冷遇っぷりは一体どういうことかと?
おまけに、その「画期的」だった玩具、あまりに画期的だったのか、後年ほぼそのままのシステムで『マシンロボ クロノスの大逆襲』の主人公ロボ、バイカンフーに流用されます。うちは両方とも弟が買ってもらって持ってたんですが、ぶっちゃけ金型流用しただろうと(笑)。
ところが、ところがですよ! その流用先のバイカンフーの方は「超合金魂」が出てるという!! 一体どういうことなんだと?
かように、不思議なくらいに「冷遇」されているのがゴーディアンという作品だったりします。
っても、じゃあ他に何か書けることがあるのかって、実は無い(笑)。主人公の名前がダイゴ大滝で、黄土色のジャンプスーツ着てて、クリントってロボ黒豹連れてたことはおぼえてます。
このロボの何が画期的だったって、ロボの前面が開いて、その中にパワードスーツを着込むみたいな感じで乗り込むんですけど、それが二重三重にマトリョーシカみたいに三体着込んでいって巨大ロボになるという。小さい方からトリコロールのプロテッサー、赤と白のデリンガー、青と白のガービンってロボを着込んでくんです。これを分身合体と称しているんですが、この演出がメチャクチャ速かった! オープニングでも歌われているんですが、めまぐるしいくらいに素早く合体したり分離したりするんです。バンクシーンが短い。これはメチャクチャカッコ良かった! 玩具も売れるわけですよ。
その玩具。うちでは弟が買ってもらっていましたが、これもできが非常に良かった。その性質上、太股部は可動しないんですが、着込む形で腕は複数ロボが内蔵されているにもかかわらず、きちんと可動したという。それも結構可動領域が広かった。それなのに、壊れないんです! 結構後年まで壊れずに残ってましたね。あと、地味に剣がきちんとメッキされててカッコ良かった。
そういえば、その玩具の写真を撮って作った絵本も持ってたなあ。何か80年版鉄人28号と一緒だった記憶が。私は既に絵本なんて年齢じゃなかったんで、弟用だったんでしょうね。その絵本で、一番大きいサイズの状態で身長15メートルという設定を知ったような。
あと、三百円のプラモも持ってました。実はガンダムと同じベストメカコレクションシリーズだったり(笑)。ガンプラとして独立する前はこれだったんですよね。このプラモはガービンだけですが、よく可動したし、合体とかしないんで壊れにくかったという。
というわけで、作品内容についてはさっぱり覚えてないため、不思議な不遇さと玩具の良さしか書くことがない(笑)。
あ、主題歌についても、その不遇を書いておかないと。これ、非常に燃える歌なんですよ。だから、カラオケで歌いたかったんです。ところが、前述の不遇っぷりを反映してか、不思議なことにカラオケに全然入らなかった。
九十年代前半、大学時代には秋葉原の「パセラ」で徹夜でアニソンカラオケなんてのをサークル友達と何度も敢行してたりしたワケで、そこではロボソンは当然のように鉄板なのですよ。全員大合唱。それなのに、燃える歌のゴーディアンがなぜか入ってない。この「パセラ」ってのは、複数のカラオケシステムを同時に使えるのが売りで、大抵の曲は歌えたんです。それなのに入ってない。ボトムズの「炎のさだめ」が一番しか入ってないバージョンだったのと合わせて、みんなで不思議がっていました。入ったのは、かなり後になってからでしたが、そのときには歓喜したものです。
ちなみに、今Wikiで調べてみたら、作曲は山本正之だったのね。そりゃ名曲だわ。
とまあ、かように不遇さだけが奇妙に記憶に残るゴーディアンなのでした。
なお、弟が誕生日プレゼントとしてゴーディアン買ってもらったのに対抗して、私は誕生日プレゼントにゴッドシグマを買ってもらったんです。これ、玩具のできはゴーディアンに負けず劣らず良かったんですが、一番の問題は「私がゴッドシグマをまったく見てなかった」ってこと(笑)。こっちは「記憶が無い」んじゃなくて、はっきりと「見てない」って記憶が残ってるんです(笑)。
なので、ゴッドシグマについては語りません。二次資料などで「博士がガチで裏切った」とか、前にも書いたように「身長五十メートル級のロボが三体合体したのに、なぜか設定身長二百六十五メートル」とか色々とツッコまれてる作品なんですけどね。ゴーディアンにはそういうツッコみどころすらなかったのが、語られない原因なんでしょうか……(笑)。
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